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<メジャー>プレミアリーグ第14夜/全16夜

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2019.05.03 Fri.

上位は依然大接戦、2名が脱落決定

https://www.pdc.tv/news/2019/…

プレミアリーグ第14夜
マンチェスター、ザ・マンチェスターアリーナ
5月2日(木)
<対戦結果>
ロブ・クロス<102.54> 8-1 マイケル・スミス<97.65>
メンサー・スルホビック<93.91> 8-6 ピーター・ライト<89.49>
ダリル・ガーニー<95.58> 8-5 マイケル・バン・ガーウェン<95.22>
ジェームスウェード<94.3> 8-4 ガーウィン・プライス<89.0>

リーグテーブル
(第14夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.ロブ・クロス / 20 / 24
2.マイケル・バン・ガーウェン / 19 / 30
3.ジェームス・ウェード / 17 / 18
4.メンサー・スルホビック / 17 / 6
ーーーカットオフラインーーー
5.ダリル・ガーニー / 16 / 2
6.ガーウィン・プライス / 15 / 1
7.ピーター・ライト /  9 / -20
8.マイケル・スミス /  9 / -21

プレミアリーグ第15夜
シェフィールド、FlyDSAアリーナ
5月9日(木)
<対戦組合せ>
マイケル・スミス vs ジェームス・ウェード
(〇●〇/●●●●/●)
メンサー・スルホビック vs ロブ・クロス
(●●●●/〇●〇〇〇〇/〇)
ダリル・ガーニー vs ガーウィン・プライス
(●●〇●/●△●/●〇)
マイケル・バン・ガーウェン vs ピーター・ライト
(●〇●〇△●〇〇/〇●〇〇●〇●●/〇)

マイケル・バン・ガーウェンがマンチェスターでダリル・ガーニーに8-5と刺され、ロブ・クロスがUnibetプレミアリーグテーブルのトップに躍り出た。

バン・ガーウェンは2週間前カーディフでクロスに勝利し、2018年のワールドチャンピオンから25,000ポンドのリーグリーダーボーナスを受け継いだ矢先だった。

しかしクロスはマンチェスターでマイケル・スミスに8-1で勝利、その後北アイルランドのガーニーが素晴らしいディスプレーで4-0とリード、バン・ガーウェンに勝利してしまった。

クロスは2試合を残し1ポイント差でリーグトップとなり、2013年のデビュー戦以来守ってきたバン・ガーウェンのリーグテーブルトップ抜けを阻止するポールポジションに着いた。クロスはマンチェスターアリーナでアベレージもほぼ103に達していた。

スミスは昨年5月にはプレミアリーグ決勝へ進出し決勝でバン・ガーウェンに敗れていたが、今シーズンは8度の敗退を喫しプレーオフ進出の道は閉ざされ、一方クロスは5月23日O2出場が確定した。

彼はオープニングから大きな反撃もなく101チェックアウト、78フィニッシュ、71フィニッシュ、68フィニッシュなどで5レッグを連取、第6レッグでようやくスミスが68をフィニッシュしマークを付けた。

しかしクロスは予断なく3つの11ダーツを連続し今シーズン9勝目をあげた。

「僕のパーフォーマンスには本当に満足している。」とクロス。「欲しい時のスコアも良かったしフィニッシュが驚異的で序盤にリード出来た。」

「集中力を維持するために5-0リードは大事だった。1レッグを取られた時もいいリアクションが出来た。5-1リードとなれば自由で、思うように得点が出来た。」

「経験したことのない大接戦のプレミアリーグだけど僕はモメンタムを保って残りプレーオフ前の2試合に臨みたい。しっかりと噛んで味わう時間だ。」

ガーニーはマンチェスターでの激闘の結果8-5とし、今シーズンのプレミアリーグでバン・ガーウェンに2勝をマークした。彼は素晴らしいディスプレーでベルリンでのワールドチャンピオンへの勝利を繰り返した。

ガーニーは105チェックアウト、76フィニッシュでブレーク、序盤から4レッグリードと突っ走ると、現チャンピオンのバン・ガーウェンも127チェックアウトで初めてマークした。

8ダブルでバン・ガーウェンが2レッグ目を取ると、ガーニーは4レッグリードを取り戻し、オランダ人が再び130チェックアウトを見せたもののライバルの勢いを止められずガーニーが7-4と最低限引き分けまで漕ぎつけた。

第12レッグではバン・ガーウェンが100チェックアウトで臨みをつないだが、ガーニーが20ダブルをあがり貴重な勝利を決めてトップ4までの1ポイント差を維持した。

「マイケルは世界No.1のプレーヤーなので再び彼に勝利した意味は大き過ぎる。」とガーニー。「彼を1シーズンに2度倒すのは素晴らしい記録的なことだ。」

「ここ数年彼を倒すことにやっきとなっていたけどもう彼と対戦しても動じない。この試合から少しでもポイントを奪いたかったけど幸運にも2ポイントを獲得できた。」

「続く2試合も同じ気概で行く、勝てると思っている。トップ4に入れたら本当に嬉しい。」

ジェームス・ウェードが大事なトップ4間の戦いでガーウィン・プライスに8-4で勝利、リーグテーブル3位を維持した。この結果、グランドスラムオブダーツチャンピオンのプライスはプレーオフ出場に2ポイント不足の立場となった。

ウェードは61フィニッシュ、73フィニッシュ、20ダブルで3レッグをリードするとプライスも高得点から11ダーツで追いすがった。

ウェードは5-2リードと差を拡げ122チェックアウトをインブルフィニッシュ、さらに81フィニッシュを12ダブルであがり7-4と最低ポイントは確保、最後は20ダブルで貴重なポイントを獲得した。

「ガーウィンは今世界トップ4のプレーヤーだし本当に嬉しい勝利だった。」とウェード。「今夜の出来よりもっといいプレーが出来ると思う。ここからもっと前進できる。」

「トップ4のポジションを確定したい。これは世界のトッププレーヤーの場だけど僕は誰とでも対戦できる。」

メンサー・スルホビックはプレーオフ出場に向け前進しピーター・ライトに8-6で勝利、自身はトップ4へ上昇した一方、ライトのトップ4入りの希望を消してしまった。

このオーストリア人はまず144チェックアウトで試合をスタート一気に3-0リードとするとライトもコンビネーションで130チェックアウト、しかし均衡はここまででスルホビックが差を5-1リードと拡げた。

しかしライトは10ダブル、80フィニッシュ、100チェックアウトと続け5-4と引き戻した。スルホビックは次の重要なレッグをもぎ取りスコットランド人にレベルとするチャンスを与えず7-5へ、最低1ポイントを確保した。

ライトが110チェックアウトし、試合は最終レッグへ進んだがスルホビックが3つの140得点から81フィニッシュ、12ダーツで素晴らしい勝利をあげた。

「僕にとってとても貴重な大きい勝利だ。」とスルホビック。彼は17ポイントでトップ4入りした。「ピーター・ライトに勝ててとても嬉しい、彼は5-1から反撃してきたしね。勝てて良かった。」

「プレミアリーグは本当に素晴らしい。僕は失うものはない。ベストを尽くして準決勝へ出場できるようにしたい。」

Unibetプレミアリーグは続き5月9日(木)シェフィールドのFlyDSAアリーナで開催。クロスはスルホビックと、バン・ガーウェンはライトと、ガーニーはプライスと、ウェードはスミスと対戦する。

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