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<メジャー>プレミアリーグ第16夜プレビュー

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2019.05.15 Wed.

全員が大事な岐路となる前代未聞の最終夜

https://www.pdc.tv/news/2019/…

リーグテーブル
(第15夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.通過 ロブ・クロス / 22 / 28
2.通過 マイケル・バン・ガーウェン / 21 / 37
3.ジェームス・ウェード / 18 / 18
4.メンサー・スルホビック / 17 / 2
ーーーカットオフラインーーー
5.ダリル・ガーニー / 17 / 2
6.ガーウィン・プライス / 16 / 1
7.脱落 マイケル・スミス /  10 / -21
8.脱落 ピーター・ライト /  9 / -27

第16夜
リーズ、ファーストダイレクトアリーナ
5月16日(木)
<対戦組合せ>
ガーウィン・プライス vs ピーター・ライト
(●●●●●/△●●●●〇/〇)
ダリル・ガーニー vs マイケル・スミス
(●/〇●△/〇●)
マイケル・バン・ガーウェン vs メンサー・スルホビック
(〇〇●/〇/〇〇〇)
ジェームス・ウェード vs ロブ・クロス
(●〇●●●/〇〇〇●〇/●)

プレーオフ
ロンドン、O2
5月23日(木)
<準決勝>
<決勝>

2019年Unibetプレミアリーグのレギュラーシーズンがこの木曜のリーズ、ファーストダイレクトアリーナのリーグで完結を迎え、4名のプレーヤーが残る2つのプレーオフ進出枠を目指して最後まで戦いを繰り広げる。

未だかつてない大接戦のリーグはヨークシャー州でクライマックスを迎え、この15年の歴史で最大の大きな転換点となるリーグ戦だ。

ジェームス・ウェード、メンサー・スルホビック、ダリル・ガーニー、ガーウィン・プライスが未だ5月23日にO2へ出場する可能性があり、ロブ・クロスとマイケル・バン・ガーウェンはトップ抜けのリーダーボーナス25,000ポンド獲得の決着をつける。

この大事な夜の全4試合とも最期のフィニッシュポジションに関わりがあり、まずオープニング試合で6位のガーウィン・プライスが8位のピーター・ライトと対戦する。

ウェールズのプライスはプレーオフ進出のためには勝つか引き分けでないと可能性はなくなり、勝つか引き分けでも結果はその後の試合次第となる。このグランドスラムオブダーツチャンピオンは今シーズンの6つの引き分けなど惜しいチャンスを無駄にならないよう願っている。

「リーグのスタート時点ではこのくらいになるだろうと思っていたけど、ここ5~6週間で現実となるとずっと失望ばかりしていた。」とプライス。彼は先週木曜のシェフィールドでは同じくプレーオフを狙うガーニーと7-7で引き分けたが、1本のマッチとなるダーツをミスしていた。

「先週の試合は大事な試合だった。勝ちか少なくとも引き分けが必要と判ってたし勝つべきだった。思うようにはならなかったけど前に進まなければね。」

「もしプレーオフへ進出出来なくても今年のプレミアリーグでの僕は引分けが多過ぎたものの素晴らしかったと思う。僕らしく僕の試合をするつもりだ。」

次の焦点は5位のダリル・ガーニーで、彼は既に脱落が決定のマイケル・スミスと対戦する。彼もプライスやスルホビックより上の結果でないといけない。

この北アイルランド人は先週シェフィールドでのプライス戦では最後の1本で16ダブルを仕留め、プレーオフデビューへの大きな足掛かりをつかんだ。

「僕にとってはあの試合が今シーズン一番大きかった。」とガーニーは振り返る。「彼の方がずっといいプレーヤーだったし多分彼が勝つべき試合だった。だから引き分けは僕にとって十分だった。」とガー二―。

「僕は大事なポイントを貰って走り去った。もしあの試合ガーウィンが勝っていたら彼がO2出場資格の運転席に座っていただろうけど引き分けた。だからリーズでもしガーウィンが勝つようなら僕も勝つ。」

「先週の結果で凄く面白い事態にきたと思う。マイケルとの試合もとても厳しい。彼は今は眠れる巨人だ。最も先天的才能に溢れたプレーヤーだ。」

4位のスルホビックはこの夜の第3試合に出場する。相手はバン・ガーウェンでガー二―とプライスより上の成績が必要だ。

「勿論、本当に厳しい戦いで僕がマイケルを倒すにはもの凄くいいプレーをしなければいけないのも知っている。でも僕の持てる力全てを出す。」とスルホビック。

「素晴らしいプレミアリーグだったしトップ4に入ってプレーオフでプレーしたいと思う。今シーズンのプレミアリーグは最高だったし今週で終わらせたくないね。」

3位のウェードはクロスとのこの日最後の試合で勝ちか引き分けなら権利獲得となる。しかしガーニーとスルホビックのどちらかが勝たなければ、この2009年チャンピオンが試合を行なう前にプレーオフ出場が決まる。

「先週は引き分けしかできずがっかりだった。でもおかげでいい点も見つかった。」とウェード。

「今僕がやるべきことは明確だ。その方程式はシンプルで木曜に出場しロブと対戦し後は僕次第ということだ。」

クロスは先週のシェフィールドでメンサー・スルホビックに8-4で勝利しマイケル・バン・ガーウェン、フィル・テーラーに並びリーグテーブルトップ抜けする歴史上第3のプレーヤーになろうとしている。ウェードへの勝利はリーグテーブルトップ抜けを保証してくれる。

そうなれば、この元ワールドチャンピオンはバン・ガーウェンが2013年デビュー戦以来継続してきた毎年リーグトップ抜けの記録に終止符を打つこととなり、リーグトップ抜けのボーナス、25,000ポンドを手にする。

「フィルやマイケルと並んでリーグトップ抜けの勝者になるなんて本当に特権階級だ。」とクロス。彼は今シーズン10勝をあげており誰よりも多い。

「この達成が容易なら、正直なところもっと何人かが名乗りを上げていただろう。だからこのトップ抜けがどれ程特別なことか言い表せない。」

「木曜のジェームス・ウェードとの試合はとても厳しくなるだろう。彼は今シーズン絶好調で彼もプレーオフ進出の大きなチャンスがあるからね。僕は勝つためにちゃんとしたダーツをするつもりだ。そうなると信じている」

一方、バン・ガーウェンはスルホビックとの対戦で勝利しリーグトップ抜けを争うクロスにプレッシャーを掛けようとしている。

このオランダ人はクロスを1ポイント差で追っているが、勝ちレッグ差では断トツで、2018年のワールドチャンピオンがリーズでウェードと戦う前に、引分け以上を演じた場合一瞬はリーグトップとなっている。

「このポジションに居ることは自分を責めるしかない。今年はポイントを落とし過ぎた。」とバン・ガーウェン。

「ロブとのポイント差は埋められると思う。僕は先に出場だしどうなるかは判っている。だからメンサーに勝って出来るだけ彼にプレッシャーを加えたい。」

リーズでのUnibetプレミアリーグ第16夜の最終夜はスカイスポーツ、PDC国際放映網、video.pdc.tvで全世界へライブ放映される。

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