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<EUツアー#9/13>チェコダーツオープン最終日(三回戦~)

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2019.07.01 Mon.

闘志と安定感が切れなかったヒューズがツアー初優勝

https://www.pdc.tv/news/2019/…

チェコダーツオープン
プラハ、PVAエキスポ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
6月30日(日)午後セッション
<三回戦結果>
キーガン・ブラウン(30)<95.2> 6-4 ダニー・ノッパート(41)<94.83>
メンサー・スルホビック(9)<97.2> 6-3 テッド・エベッツ*(83)<95.61>
スティーブン・バンティング(18)<87.62> 6-5 クリス・ドービー(32)<90.32>
ダリル・ガーニー(3)<96.59> 6-1 ジャーメイン・ワッティメナ(23)<86.86>
イアン・ホワイト(10)<87.2> 6-1 アンドリュー・ギルディング(129)<72.52>
ジェイミー・ヒューズ(75)<102.72> 6-3 ロン・ミューレンカンプ(54)<87.28>
マービン・キング(22)<88.51> 6-4 コーリー・カドビー*(62)<81.68>
サイモン・ウィットロック(12)<96.31> 6-3 ガーウィン・プライス(7)<93.1>

6月30日(日)夕刻セッション
<準々決勝結果>
キーガン・ブラウン(30)<103.76> 6-2 メンサー・スルホビック(9)<100.45>
スティーブン・バンティング(18)<90.69> 6-3 ダリル・ガーニー(3)<90.7>
ジェイミー・ヒューズ(75)<99.84> 6-5 イアン・ホワイト(10)<98.77>
サイモン・ウィットロック(12)<88.66> 6-4 マービン・キング(22)<91.5>

<準決勝結果>
スティーブン・バンティング(18)<86.57> 7-4 キーガン・ブラウン(30)<82.25>
ジェイミー・ヒューズ(75)<95.28> 7-3 サイモン・ウィットロック(12)<87.63>

<決勝結果>
ジェイミー・ヒューズ(75)<96.63> 8-3 スティーブン・バンティング(18)<81.52>

フォーマット:
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝=ベストオブ11レッグズ
準決勝=ベストオブ13レッグズ
決勝=ベストオブ15レッグズ

賞金:
優勝=25,000ポンド
準優勝=10,000ポンド
ベスト4=6,500ポンド
ベスト8=5,000ポンド
ベスト16=3,000ポンド
ベスト32=2,000ポンド
ベスト48=1,000ポンド

ジェイミー・ルイスが日曜プラハで開催された記念すべき第一回チェコダーツオープンで自身初のPDCシニアタイトルを獲得し、Betfredワールドマッチプレー出場も決めた。

今年1月PDCツアーカードを取得し、この日はPVAエキスポでの決勝でスティーブン・バンティングを8-3で下してたった5か月でPDCのステージで成功を味わった。

この優勝によりへこたれないヒューズは初のワールドマッチプレー出場権を獲得した。彼は2018年の初トライではツアーカードを取得出来ず、PDCチャレンジツアーで腕を磨いてきた。

「初優勝できたことは本当に驚きの感覚だ。この瞬間のために大変な努力を重ねてきた。」とヒューズ。彼はデボン・ピーターセン、エイドリアン・ルイス、ロン・ミューレンカンプ、イアン・ホワイト、サイモン・ウィットロックを下し決勝へ進出した。

「ここのとろこいいプレーが出来ている。不思議なことに週末にかけどんどん良くなった。それにより見せられる結果が得られた。」

「目前のワールドマッチプレーに出場できるのは素晴らしい。ワールドダーツの世界の最大級の舞台で僕がどんなプレーヤーか世界に知らしめるチャンスが待ちきれない。」

2019年第9回ヨーロピアンツアーイベントの決勝戦は両プレーヤーともヨーロピアンツアー決勝初経験で、オープニングレッグはヒューズがダブルミスする隙にバンティングがブレークして始まった。

バンティングはほぼ隠れたインブルを仕留め95フィニッシュするという信じられないダーツで3-1とリード、しかしこの世界No.18に勝るとも劣らないヒューズは続く7レッグをいとも簡単に奪ってしまった。

第7レッグではヒューズは素晴らしい83フィニッシュで初めて4-3とリード、続くレッグはこの試合最大の山場でヒューズが120チェックアウトで2度目のブレークを果たした。

ここからはヒューズがバンティングのダブルミスにつけ込み最終レッグまで3レッグを連取、2019年ヨーロピアンツアーで5人目の優勝者となり25,000ポンドを獲得した。

2014年、2016年でのプロツアーイベント優勝経験者のバンティングは決勝までの途中ピーター・ライト、ダリル・ガーニーを素晴らしいダーツで下し、PDCのステージでの初優勝へ近づいていた。

「今週の僕の達成度には優勝まであと一歩足りなかったものの誇りを感じている。いい経験値を貰った。」とバンティング。

「初めてヨーロピアンツアー決勝まで到達し進展があった。これからもっと増やしたい。次のテレビイベントにもこのいい調子を継続できると思う。」

この140,000ポンドのイベントは最終日にクライマックスを迎え午後セッションでベスト16が、夕刻セッションで準々決勝、準決勝、決勝が行われた。

キーガン・ブラウンがプラハでは大きな勝利をおさめ、マイケル・バン・ガーウェン、メンサー・スルホビックなどを下しベスト4入りしワールドマッチプレー出場権も獲得した。

コーリー・カドビーのヨーロピアンツアーデビューはベスト16でマービン・キングにより終焉を迎えた。一方、土曜に9ダーツを達成したヒーロー、ガーウィン・プライスはウィットロックにノックアウトされた。

次のヨーロピアンツアーイベントはウィーンでのオーストリアンダーツチャンピオンシップで8月30日~9月1日の週末に開催されpdctv-HDでライブ放映される。

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