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ワールドシリーズ、ジャーマンダーツマスターズ最終日

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2019.07.14 Sun.

初戦で大爆発/大金星の若手陣、あとは疲労感か

https://www.pdc.tv/news/2019/…

ジャーマンダーツマスターズ
ケルン、ランクセスアリーナ
7月13日(土)
<準々決勝結果>
ピーター・ライト<97.29> 8-6 ニコ・クルツ<91.25>
ジェームス・ウェード<97.76> 8-0 ダリル・ガーニー<74.78>
メンサー・スルホビック<100.89> 8-2 マーティン・シンドラー<91.05>
ガブリエル・クレメンズ<99.21> 8-5 ロブ・クロス<105.86>

<準決勝結果>
ピーター・ライト<96.3> 8-4 ジェームス・ウェード<90.27>
ガブリエル・クレメンズ<92.61> 8-3 メンサー・スルホビック<91.59>

<決勝結果>
ピーター・ライト<93.27> 8-6 ガブリエル・クレメンズ<92.69>

フォーマット:ベストオブ15レッグズ

ピーター・ライトが土曜、ケルンで3年で2度目のジャーマンダーツマスターズタイトルを獲得した。

ライトは2017年デュッセルドルフでこのタイトルを獲得、この日は8,000人の観客が入ったランクセスアリーナでの決勝で急上昇のドイツ人スター、ガブリエル・クレメンズを8-6で下し自身3個目のワールドシリーズオブダーツの栄冠に輝いた。

このスコットランドのワールドカップ優勝者は前回2018年8月にメルボルンダーツマスターズでテレビ放映のタイトルを獲得した経験があり、いくつかの素晴らしいディスプレーで最終日のニコ・クルツ、ジェームス・ウェード、クレメンズとの長丁場の戦いを制覇した。

「このタイトルを再び獲得できて最高の気持ちだ。フォームからは勝てると思っていたけど何人も凄いプレーヤーと対戦しなければならず、行方は判らなかった。」とライト、彼は金曜のベスト16でドイツのロバート・マリアノビックも倒していた。

「いくつか幸運な場面もあったが僕には技術があると思い続けたし優勝に対してメンタルにも十分強かった。僕はベストを取り戻しつつあるけどまだまだだ。」

「以前何度かガブリエルと対戦したことがあり、彼は凄いプレーヤーだと知っていた。彼には脱帽だ。ドイツのダーツは信じられない発展を遂げており後はこのまま成長するだけだ。このトーナメントがそれを証明した。」

自身初めてのテレビ放映の決勝へ登場し、クレメンズは2-0リードと完璧に立ち上がると、ライトも116チェックアウトで初めてマークした。するとこのドイツ人も2つの20ダブルを使って134チェックアウト、天井を高くし2レッグリードを回復した。

しかしライトはすぐさまブレークバック、続く2レッグはキープし合いクレメンズが5-3となるはずのダブルを2本ミスするとライトが20ダブルをあがりレベルへ、さらに11ダーツで初めて5-4とリードを奪った。

クレメンズが6-6とすべき16ダブルをミスするとこのドイツ人にはもう生き残る時間的余裕は与えられず、ライトが同じダブルを決めてタイトルまであと1レッグとした。

意を決したクレメンズはそのまま優勝されることは許さず7-6まで食らいついたがこの夜はライトのもので、この元UKオープンチャンピオンは4ダブルで勝利を完了し20,000ポンドの優勝賞金を獲得した。

最後のハードルは越えられなかったものの、3度のプロツアー準優勝のクレメンズにとって記念碑となるべきトーナメントとなった。彼は驚愕のドイツ人観客の前での初めてのテレビ放映決勝だったのだ。

このドイツNo.3はたった5回目のテレビ放映イベント出場で、初戦でのレイモンド・バン・バーナベルトへの勝利の余勢をかって元ワールドチャンピオンのロブ・クロスと現ジャーマンダーツマスターズチャンピオンのメンサー・スルホビックに勝利した。

2019年ワールドシリーズオブダーツは続いて8月9日、10日にブリスベンダーツマスターズを開催、オセアニアでのトリプルヘッダーが始まる。

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