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<メジャー>ワールドマッチプレー第8日(準決勝)

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2019.07.28 Sun.

1990年9月生まれ(28歳)同士の決勝戦へ

https://www.pdc.tv/news/2019/…

ワールドマッチプレー
ブラックプール、ウィンターガーデンズ
7月27日(土)
<準決勝結果>
ロブ・クロス<96.64> 17-15 ダリル・ガーニー<92.46>
マイケル・スミス<100.77> 17-10 グレン・デュラン<94.16>

7月28日(日)現地19:00(日本時間29日03:00)
(星取りは2017年/2018年/2019年)
<決勝組合せ>
マイケル・スミス vs ロブ・クロス
(●〇●●●/●●●●●〇〇/●●●)

フォーマット:
決勝:ベストオブ35レッグズ
※2レッグ差であること。2レッグ差をつけるため5レッグまで追加され、それでも未決着の場合6レッグ目はサドンデスで戦われる。

優勝オッズ;
(事前→現在)
15/2→4/6 ロブ・クロス
25/1→6/5 マイケル・スミス

賞金:
優勝=150,000ポンド
準優勝=70,000ポンド
ベスト4=50,000ポンド
ベスト8=25,000ポンド
二回戦敗退=15,000ポンド
一回戦敗退=10,000ポンド
合計 700,000ポンド

ロブ・クロスとマイケル・スミスがブラックプールでの劇的な夜の準決勝を勝ち抜き、日曜に2019Betfredワールドマッチプレー決勝で顔を合わせる。

クロスはウィンターガーデンズでかつて見たことのない信じられない逆転劇を演出、ダリル・ガーニーを17-15で退けた。一方、スミスは納得の17-10でグレン・デュランのおとぎ話のような快進撃を食い止めた。

世界No.2のクロスはワールドチャンピオンシップ優勝後、初のテレビ放映放映タイトル獲得まであと一試合となった。彼はガーニーに14-7とされほぼ敗退かと思われたが、そこで続く4レッグのうち3レッグを取り返し、生き返りの兆しが光った。

15-10となり、ガーニーが勝利まであと1レッグとなるはずの20ダブルを4本ミスすると、クロスがそのアドバンテージをフル活用、その後この北アイルランド人に2本しかダブルトライを許さないまま15-15のレベルへ追いついてしまった。

ガーニーも終盤2レッグでそれぞれ14個目、15個目の180得点を叩き出したものの、クロスが第7レッグ以降第31レッグで初めてリードし16-15とした。

ガーニーは引き続きダブルに苦悩し続けさらに12ダブルを3本をミス、クロスが最後の1本で16ダブルをあがり、彼のファンに輝かしいシーンが届けられた。

「全く信じられない。この場面は永久に忘れない。」とクロス。彼はここ5か月でUKオープン、プレミアリーグと3つ目のテレビ放映トーナメント決勝で戦うことになった。

「観客が僕を勝利へと刺激してくれた。彼等の応援に感謝している。まだトーナメントに残ったことがとても嬉しい。」

「最初5レッグ位はそんなに悪くなかったけどその後壊れていった。ダブルを一杯外たので劣勢に立ったのも当然だ。僕はひどかったけど徐々に得点力が戻ってきたので本当に踏ん張った。」

「今夜は自分のダーツが出来なかったので決勝ではちゃんとやりたいしそうする。準備万端なら勝利の行方も判らないだろう。」

クロスは2019年にUKオープン、プレミアリーグでも決勝へ進出したがそれぞれナーザン・アスピナルとマイケル・バン・ガーウェンに敗退していた。

「3連続でメジャートーナメントの決勝へ進出するなんて信じられない。」とクロス。「このべニューは聖地で僕にとって特別な想いだ。」

「出場していいプレーがしたい。明日は容赦なくいきたい。本当に明日の試合が楽しみだ。」

クロスとガーニーのぶつかり合いに続き、スミスがウィンターガーデンズでその名を轟かすのに時間はかからなかった。彼は序盤からの11レッグで9レッグを奪い、全てが15ダーツかそれ以下で9-2リードと完全に主導権を取った。

デュランも反発し8-12と彼なりににじり寄ったが、ここまでの試合でエイドリアン・ルイスやマイケル・バン・ガーウェンやジェームス・ウェードを倒した時のようなフォームは取り戻せなかった。

スミスは続く3レッグを奪って反撃しようとするデュランの希望に水を差し、さらに容赦ない高得点と素晴らしいフィニッシュを見舞って勝利を完了、今年1月のワールドチャンピオンシップ以来のテレビ放映タイトル決勝進出を決めた。

「決勝進出への道のりを克服した。とても幸せだ。」とスミス。「特に今年は前評判で皆からだめだと言われてきたけど自分としては調子がいい。」

「今週は僕も戦えることを見せ、今夜はメンタルもコントロールできるところを見せた。もう一点見せなければならない。」

「グレンに8-2リードとなった時、続くセッションを2つ落としたとしても3-2、3-2でそれぞれ1レッグしか落とさないと思った。だからそのままを維持したら計画通りになった。」

スミスは2018年プレミアリーグ決勝にも進出しており、150,000ポンドのタイトルとフィル・テーラー杯は彼にとって最大のタイトル挑戦だ。

「以前にも決勝には出たことがあるが早く優勝しなければいけない。」とスミス。「もし明日ハッピーじゃないようならもっと強くなるだろう。でも明日は持てるものを全て出し切りたい。」

「1勝はするだろうと信じ続ければその通りになるのは判っている。」

クロスは4/6で一番人気に、スミスが6/5となった。

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