＜ＥＵツアー＃１０/１３＞オーストリアンチャンピオンシップ第１日
新進気鋭の若手（Ｕ２３）が大活躍
https://www.pdc.tv/news/2019/…
オーストリアンダーツチャンピオンシップ
ウィーン、マルチバーサム シュベチャット
（カッコ内はPDC賞金ランキング、＊はＵ２３）
８月３０日（金）午後セッション
<一回戦結果＞
ブレンダン・ドラン（３６）＜８６．６５＞ ６－４ ウィリアム・オコーナー（４２）＜８４．４３＞
ジェームス・ウィルソン（２９）＜８８．８５＞ ６－２ ガビン・カーリン（９５）＜８６．７２＞
アダム・ガウラス＊（－）＜９９．２＞ ６－５ ロス・スミス（５８）＜９８．１８＞
ジェイク・ロドリゲス＊（－）＜８８．７５＞ ６－３ テッド・エベッツ＊（８０）＜８５．５＞
キャメロン・メンジーズ（－）＜８９．６７＞ ６－１ ケビン・ムンヒ（１４９）＜８０．３＞
ディエトマー・バーガー（１６５）＜８４．４５＞ ６－３ コール・デッカー（－）＜８３．４８＞
ビンセント・バン・デ・ブート（３３）＜９４．０＞ ６－４ ジャスティン・パイプ（４９）＜９３．５９＞
クリスチャン・ブンゼ＊（１１９）＜８６．６２＞ ６－５ ジャーメイン・ワッティメナ（２１）＜９０．９９＞
８月３０日（金）夕刻セッション
<一回戦結果＞
カーク・シェファード（１０６）＜８６．５４＞ ６－４ アレックス・シュタインバウアー（－）＜７７．７４＞
ディミトリ・バン・デン・バーグ（３２）＜１０１．７１＞ ６－３ マーク・ウェブスター（６４）＜９１．３＞
ルーク・ハンフリーズ＊（５６）＜８８．９９＞ ６－５ ｖｓ ジェイミー・ヒューズ（６３）＜８８．５６＞
キーガン・ブラウン（２５）＜８０．５３＞ ６－５ ハンズ・シュニアー（－）＜８２．８９＞
マイク・デ・デッカー＊（１３０）＜９０．５９＞ ６－５ ｖｓ クリス・ドービー（２６）＜８５．２６＞
ジョン・ロドリゲス（９６）＜８６．８＞ ６－５ ジョシュ・ペイン（５０）＜８６．５８＞
ジェフリー・デ・ズワーン＊（２９）＜９０．０２＞ ６－３ クリスチャン・ゲードル（－）＜８３．４６＞
カイル・アンダーソン（２８）＜９３．１２＞ ６－４ スティーブン・バンティング（１７）＜９６．７３＞
８月３１日（土）午後セッション（現地１３：００、日本時間２０：００）
＜二回戦組合せ＞
スティーブ・ビートン（１９） ｖｓ ジェームス・ウィルソン（２９）
サイモン・ウィットロック（１１） ｖｓ ビンセント・バン・デ・ブート（３３）
ガーウィン・プライス（７） ｖｓ ブレンダン・ドラン（３６）
デーブ・チズナル（１２） ｖｓ ディエトマー・バーガー（１６５）
リッキー・エバンス（３９） ｖｓ カーク・シェファード（１０６）
マイケル・スミス（４） ｖｓ キャメロン・メンジーズ（－）
イアン・ホワイト（１０） ｖｓ ジェイク・ロドリゲス＊（－）
エイドリアン・ルイス（１５） ｖｓ クリスチャン・ブンゼ＊（１１９）
８月３１日（土）夕刻セッション（現地１９：１５、 日本時間１６日０２：１５）
＜二回戦組合せ＞
ナーザン・アスピナル（１３） ｖｓ キーガン・ブラウン（２５）
ダリル・ガーニー（３） ｖｓ ジョン・ロドリゲス（９６）
ジョニー・クレイトン（１４） ｖｓ マイク・デ・デッカー＊（１３０）
ピーター・ライト（６） ｖｓ ディミトリ・バン・デン・バーグ（３２）
メンサー・スルホビック（９） ｖｓ アダム・ガウラス＊（－）
ジョー・カレン（１８） ｖｓ ルーク・ハンフリーズ＊（５６）
マイケル・バン・ガーウェン（１） ｖｓ カイル・アンダーソン（２８）
ダレン・ウェブスター（１６） ｖｓ ジェフリー・デ・ズワーン＊（２９）
９月１日（日）午後セッション
＜三回戦組合せ＞
バン・ガーウェン/アンダーソン ｖｓ ウェブスター/デ・ズワーン
チズナル/バーガー ｖｓ エバンス/シェファード
ライト/バン・デン・バーグ ｖｓ カレン/ハンフリーズ
ガーニー/ロドリゲス ｖｓ クレイトン/デ・デッカー
ホワイト/ロドリゲス ｖｓ アスピナル/ブラウン
スルホビック/ガウラス ｖｓ ビートン/ウィルソン
ルイス/ブンゼ ｖｓ スミス/メンジーズ
プライス/ドラン ｖｓ ウィットロック/バン・デ・ブート
９月１日（日）夕刻セッション
＜準々決勝＞
＜準決勝＞
＜決勝＞
フォーマット：
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝＝ベストオブ１１レッグズ
準決勝＝ベストオブ１３レッグズ
決勝＝ベストオブ１５レッグズ
賞金：
優勝＝２５，０００ポンド
準優勝＝１０，０００ポンド
ベスト４＝６，５００ポンド
ベスト８＝５，０００ポンド
ベスト１６＝３，０００ポンド
ベスト３２＝２，０００ポンド
ベスト４８＝１，０００ポンド
ウィーンでのPDCヨーロピアンツアーイベントの劇的な初日にジョンとジェイクのロドリゲス兄弟を含む地元期待の３プレーヤーが勝利しオーストリアンダーツチャンピオンシップ二回戦へ駒を進めた。
マルチバーサム、シュベチャットでの１４０，０００ポンドのトーナメントが金曜１６名による一回戦で始まり、集中を切らさなかったロドリゲス兄弟、ディエトマー・バーガーがシードで二回戦からスタートするメンサー・スルホビックとともにベスト３２へ駆け込んだ。
ジョン・ロドリゲスは元ワールドユースチャンピオンシップ準優勝のジョシュ・ペインとの緊張した戦いを１－４ダウンから５－４リードとし、最終レッグでも相手の３本のマッチとなるダーツを生き残って６－５で勝利した。
彼は１６ダブルをきっちり決め地元観客から喝采を浴びてダリル・ガーニーの待つ二回戦へ進出した。
弟のジェイク・ロドリゲスはこの日早々にデベロプメントツアー賞金ランキングトップのテッド・エベッツを６ー３で破っていた。この元JDCジュニアワールドチャンピオンの１８歳は次に第２シードのイアン・ホワイトと対戦する。
一方、バーガーは７本のダブルトライで６本を決め、ノルウェーのコール・デッカーに素晴らしい６－３で勝利、デーブ・チズナルとの激突へと進んだ。チズナルは今年ダニッシュダーツオープンで優勝している。
ハンズ・シュニアーは元ワールドユースチャンピオンのキーガン・ブラウンに６－５で敗退、残念ながらベスト３２の４人目のオーストリア人にはなれなかった。
ブラウンが５－３リードとするとホスト国予選通過からのシュニアーは１２０チェックアウトで５－４へ、さらに１５５チェックアウトでレベルとし試合は最終レッグへ突入、しかしワイト島のエースは８９フィニッシュでUKチャンピオン、ナーザン・アスピナルの待つ二回戦へ進出した。
他２人のオーストリア予選通過者、アレックス・シュタインバウアーとクリスチャン・ゲードルもそれぞれカーク・シェファード、ジェフリー・デ・ズワーンに敗退を喫した。
シェファードはシュタインバウアーに６－４で勝利、二回戦でリッキー・エバンスと対戦する。一方、デ・ズワーンは２－２の後ゲードルを６－３で破りダレン・ウェブスターとの対戦へ向かった。デ・ズワーンは最終レッグで９ダーツトライしたものの最後の１２ダブルを外していた。
初日の一番の見どころはチェコの１０代選手、アダム・ガウラスで、この１７歳の予選通過者はヨーロピアンツアーデビューをロス・スミスに６－５勝利で飾った。彼はUKオープンベスト８の２本のマッチとなるダーツを生き残っていた。
１７歳のガウラスは先週末の東ヨーロッパ予選を勝ち抜いたがまだダーツを始めて６か月しか経っていない。しかし素晴らしいインブルでの８８フィニッシュ、１０８チェックアウト、１４ダーツなどでオープニングから６レッグを分け合っていた。
スミスも素晴らしい１２ダーツと１０ダーツで５－３リードとしたがガウラスも１４ダーツ、１３ダーツで反応し最終レッグへ、ここでスミスが１６ダブルを２本外すとガウラスは同じ１６ダブルを仕留め勝利を決めた。
ルーク・ハンフリーズはチェコダーツオープン優勝のジェイミー・ヒューズを相手に最終レッグを素晴らしい１２ダーツで勝利、土曜にジョー・カレンと対戦する。
ワールドユースチャンピオンのディミトリ・バン・デン・バーグはこの日最高のアベレージを記録ほぼアベレージ１０２でマーク・ウェブスターに６－３で勝利した。彼は二回戦でピーター・ライトと対戦する。
同じベルギーのマイク・デ・デッカーもクリス・ドービーを６－５で押し出し次にジョニー・クレイトンと対戦する。一方、ドイツの若手クリスチャン・ブンゼは最終レッグでジャーメイン・ワッティメナを下し、次に２度のワールドチャンピオン、エイドリアン・ルイスと対戦する。
オーストラリアのカイル・アンダーソンはスティーブン・バンティングを６－４で退け二回戦でワールドチャンピオンのマイケル・バン・ガーウェンと対戦する。元レイクサイドチャンピオンは０－２をレベルへ、２－５ダウンからも最終レッグへもつれ込みそうな反撃を見せていた。
ビンセント・バン・デ・ブートは元オーストリアンダーツオープン優勝者同士の対戦を勝利、ジャスティン・パイプを６－４で退けた。二回戦はサイモン・ウィットロックと対戦する。ジェームス・ウィルソンはデリーのガビン・カーリンに６－３で勝ち次にスティーブ・ビートンと対戦する。
ギャメロン・メンジーズはドイツのケビン・ムンヒに６－１で勝利、次にワールドチャンピオンシップ準優勝のマイケル・スミスと対戦する。またブレンダン・ドランはウィリアム・オコーナーを６－４で退け次にグランドスラムオブダーツ優勝のガーウィン・プライスと対戦する。
オーストリアンダーツチャンピオンシップはｐｄｃｔｖ－ＨＤで全世界へライブ放映されている。
