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<EUツアー#10/13>オーストリアンダーツチャンピオンシップ第2日

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2019.09.01 Sun.

やっぱり、夏休みの猛練習組は強い

https://www.pdc.tv/news/2019/…

オーストリアンダーツチャンピオンシップ
ウィーン、マルチバーサム シュベチャット
(カッコ内はPDC賞金ランキング、*はU23)
8月31日(土)午後セッション
<二回戦結果>(ベスト32)
ジェームス・ウィルソン(29)<91.51> 6-5 スティーブ・ビートン(19)<97.41>
ビンセント・バン・デ・ブート(33)<98.1> 6-4 サイモン・ウィットロック(11)<95.38>
ガーウィン・プライス(7)<99.3> 6-4 ブレンダン・ドラン(36)<87.9>
デーブ・チズナル(12)<98.97> 6-2 ディエトマー・バーガー(165)<88.83>
リッキー・エバンス(39)<100.09> 6-1 カーク・シェファード(106)<92.26>
キャメロン・メンジーズ(-)<85.92> 6-2 マイケル・スミス(4)<81.4>
イアン・ホワイト(10)<97.14> 6-1 ジェイク・ロドリゲス*(-)<81.81>
エイドリアン・ルイス(15)<90.83> 6-4 クリスチャン・ブンゼ*(119)<89.54>

8月31日(土)夕刻セッション
<二回戦結果>(ベスト32)
キーガン・ブラウン(25)<99.57> 6-4 ナーザン・アスピナル(13)<98.92>
ジョン・ロドリゲス(96)<98.63> 6-4 ダリル・ガーニー(3)<101.05>
マイク・デ・デッカー*(130)<80.02> 6-3 ジョニー・クレイトン(14)<85.85>
ピーター・ライト(6)<99.97> 6-5 ディミトリ・バン・デン・バーグ(32)<97.14>
メンサー・スルホビック(9)<96.1> 6-2 アダム・ガウラス*(-)<84.08>
ジョー・カレン(18)<91.91> 6-2 ルーク・ハンフリーズ*(56)<84.28>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<102.7> 6-2 カイル・アンダーソン(28)<92.81>
ジェフリー・デ・ズワーン*(29)<97.93> 6-4 ダレン・ウェブスター(16)<91.16>

9月1日(日)午後セッション
<三回戦組合せ>(ベスト16)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ジェフリー・デ・ズワーン*(29)
デーブ・チズナル(12) vs リッキー・エバンス(39)
ピーター・ライト(6) vs ジョー・カレン(18)
ジョン・ロドリゲス(96) vs マイク・デ・デッカー*(130)
イアン・ホワイト(10) vs キーガン・ブラウン(25)
メンサー・スルホビック(9) vs ジェームス・ウィルソン(29)
エイドリアン・ルイス(15) vs キャメロン・メンジーズ(-)
ガーウィン・プライス(7) vs ビンセント・バン・デ・ブート(33)

9月1日(日)夕刻セッション
<準々決勝組合せ>
バン・ガーウェン/デ・ズワーン vs チズナル/エバンス
ライト/カレン vs ロドリゲス/デ・デッカー
ホワイト/ブラウン vs スルホビック/ウィルソン
ルイス/メンジーズ vs プライス/バン・デ・ブート

<準決勝>
<決勝>

フォーマット:
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝=ベストオブ11レッグズ
準決勝=ベストオブ13レッグズ
決勝=ベストオブ15レッグズ

賞金:
優勝=25,000ポンド
準優勝=10,000ポンド
ベスト4=6,500ポンド
ベスト8=5,000ポンド
ベスト16=3,000ポンド
ベスト32=2,000ポンド
ベスト48=1,000ポンド

マイケル・バン・ガーウェンがオーストリアンダーツチャンピオンシップでアベレージ103に達し復活を宣言、地元期待のメンサー・スルホビック、ジョン・ロドリゲスらと供にウィーンでベスト16入りした。

バン・ガーウェンは2019年オープニングイベントから5イベントのうち4イベントを優勝しているが、5月のオーストリアンダーツオープン以来優勝から遠のいている。

しかしこの日彼はカイル・アンダーソンに対しアベレージ103で6-2勝利とした。彼はオープニング2レッグを奪って主導権を取るとさらに3レッグ連取で5-1とリード、その後あっさりと勝利した。

「全体にいいプレーが出来た。」とここ2週間でメルボルンとハミルトンのワールドシリーズを優勝したバン・ガーウェン。

「2レッグだけ悪かったけど気持ちよく勝つことができた。明日はもっと良くできると思う。」

バン・ガーウェンの次の三回戦はオランダ人同士の対戦でジェフリー・デ・ズワーンだ。彼は11本のダブルトライで6本を決めダレン・ウェブスターに素晴らしい6-4勝利をおさめていた。

オーストリアNo.1のメンサー・スルホビックはチェコからデビューしたアダム・ガウラスに6-2で勝利し地元観客を沸かせた。ウィーンでのこの17歳の夢は潰えた。

ガウラスは一回戦でロス・スミスを倒し強い印象を与えており、この日も0-3ダウンから2-3と追いかけたもののスルホビックがアベレージ96、10本のダブルトライで6本を決め勝利した。

スルホビックは元ワールドユースチャンピオンシップ準優勝のロドリゲスと供にベスト16入りした。ロドリゲスの土曜は世界No.3のダリル・ガーニーに6-4で勝利していた。

ロドリゲスは自身の生涯一とも思われるパーフォーマンスを見せ、ガーニーがアベレージ101で10ダーツなどから2-1、3-2とリードするとロドリゲスはここからの5レッグのうち4レッグを奪い勝利してしまった。

「地元観客の前で三回戦進出が出来て本当に嬉しい。」とロドリゲス、彼は一回戦でジョシュ・ペインも下していた。「昨日の勝利も凄かったけど今日のはそれに優った。」

「いいプレーをすれば観客は応援してくれると判ってたし物凄く助けになった。1年に一度だけ僕を見せられるけど日曜もステージに戻れてハッピーだ。」

ロドリゲスの弟、ジェイクはこの日序盤に敗退していた。彼はイアン・ホワイトに6-1となった。ホワイトは今年3つ目のヨーロピアンツアーイベント優勝を目指し順当な勝ちぶりだった。

ピーター・ライトはディミトリ・バン・デン・バーグの厳しい反撃をかわしベスト8入りを決めた。この試合は6-5の大接戦だった。

ライトは序盤を3-0リード、5-2リードとアドバンテージを取ったがワールドユースチャンピオンは3レッグ連取で試合を戻した。しかしスコットランド人が最終レッグを13ダーツで勝利を決めた。

ジョー・カレンがライトとの垂涎の三回戦を対戦する。彼はルーク・ハンフリーズに6-2で勝利しベスト16入りした。

カレンは12ダーツでオープンしたがハンフリーズもオープニングから4レッグを分け合った。しかしこの若手は続く2レッグでダブルミスを連発、相手ヨークシャー人に水をあけられた。

キャメロン・メンジーズは記憶に残る素晴らしいディスプレーでワールドチャンピオンシップ準優勝のマイケル・スミスに6-2で勝利し最終日進出を決めた。

メンジーズは金曜のケビン・ムンヒへの6-1勝利の勢いをそのままに、第1レッグを148チェックアウトでの12ダーツとし2-0、4-1リードと拡げた。スミスもf109チェックアウトで反応したがこのスコットランド人がその後2レッグを奪い勝利を決めた。

「生涯の中で一番の勝利の一つだった。」とメンジーズ。「興奮が醒めない。」

「マイケルは今世界一流のプレーヤーの一人だけど彼は自分のプレーをどこにも見せられなかった。でも僕は結果に満足だ。」

エイドリアン・ルイスはドイツの若手クリスチャン・ブンゼと対戦、0-2、3-4ダウンから6-4で下しメンジーズとの三回戦へ進んだ。

ブンゼはオープニングから2レッグを強くスタートしたがルイスも105チェックアウト、78フィニッシュでレベルとした。

ブンゼは続く3レッグのうち2レッグを奪ったがルイスも76フィニッシュで再びレベルとし、2レッグ連続で20ダブルを決めこの2度のワールドチャンピオンが進撃を確定した。

ガーウィン・プライスはブレンダン・ドランに3-4ダウンから6-4で勝利し三回戦進出を決めた。彼はアベレージ99越え、11本のダブルトライで6本を決めていた。

序盤6レッグを接戦で分け合うと、ドランは相手が40残りで待つ中104をチェックアウトし第7レッグでリードした。しかしプライスも直ぐに反応しレベルへ戻した後116チェックアウトの12ダーツでブレーク、さらに20ダブルをあがって勝利した。

プライスは次にビンセント・バン・デ・ブートと対戦する。彼は0-3ダウンからサイモン・ウィットロックに6-4で勝利し日曜の最終ステージ進出を決めた。

ウィットロックは2つの13ダーツなどで序盤に3-0とリード、しかしバン・デ・ブートも161チェックアウトの12ダーツなどで4レッグ連取し前へ出た。

第8レッグでオーストラリア人も130チェックアウトでレベルとしたが、続く2レッグはバン・デ・ブートのものだった。この元オーストリアンダーツオープン優勝者はもう一度ヨーロピアンツアー優勝の夢を追い続けることになった。

デーブ・チズナルはディエトマー・バーガーに素晴らしい6-2勝利をおさめ、6月のダニッシュダーツオープンに続く今年2つ目のヨーロピアンツアータイトル挑戦を続けられることとなった。

このオーストリア予選通過者は1-0、2-1とリードしたが、チズナルは第5レッグを106チェックアウトでブレークし初めてリードを奪い、アベレージ99、8本のダブルトライで6本を決める勢いで勝利した。

リッキー・エバンスはアベレージ100、元ワールドチャンピオンシップ準優勝のカーク・シェファードに素晴らしい6-1勝利をおさめ今年2度目のヨーロピアンツアー決勝進出を目指し続けることとなった。

ケッタリングのエースはオープニングから4レッグを奪うとシェファードも第5レッグを110チェックアウト、しかしエバンスはそれにもめげず続く2レッグをすんなり奪いチズナルとの三回戦進出を決めた。

ジェームス・ウィルソンはスティーブ・ビートンのマッチとなる3本のダブルミスをかいくぐり接戦を6-5で勝利、スルホビックの待つベスト16へ駒を進めた。

ビートンは2-3ダウンからの反撃で5-4リードとしたが、第10レッグで痛恨の2本のマッチとなるダブルをミス、さらに最終レッグでも1本のマッチとなるダーツをミスし、ウィルソンが4ダブルを仕留め久しぶりの2勝目をあげた。

キーガン・ブラウンは2019年のヨーロピアンツアーイベントで5度目となる最終日出場を確保した。彼はアベレージ99という素晴らしいディスプレーでUKオープンチャンピオンのナーザン・アスピナルに6-4で勝利、ホワイトと激突することとなった。

ブラウンは3-1、5-2とリードするとアスピナルも121チェックアウトを皮切りに相手のマッチとなる2本のダブルミスをかいくぐり5-4まで迫った。しかしこのストックポートのエースは第10レッグで相手の20ダブル到達からの勝利を阻止することが出来なかった。

マイク・デ・デッカーは元オーストリアンダーツオープン優勝のジョニー・クレイトンが19本のダブルミスを犯す中6-3で勝利しロドリゲスとの三回戦へ進んだ。

クレイトンは2-1リードとしたが、デ・デッカーは続く6レッグのうち5レッグを奪った。このベルギー人は第8レッグで大きな158チェックアウトなどを見せベスト16入りとなった。

この140,000ポンドのトーナメントは日曜もマルチバーサム、シュベチャットで2セッションを行い、午後セッションに三回戦、夕刻セッションで準々決勝、準決勝、決勝を開催し完結する。

オーストリアンダーツチャンピオンシップはpdctv-HDで全世界向けライブ放映されている。

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