NEWS

<メジャー>ワールドグランプリ(第2日/全7日)

0
0
2019.10.08 Tue.

ルイス、ラタイスキーは逆転され失望の敗退

https://www.pdc.tv/news/2019/…

2019年BoyleSportsワールドグランプリ
ダブリン、シティウェストコンベンションセンター
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
(勝敗表は2018年/2019年)
<カッコ内はダブル率>
10月7日(月)
<一回戦結果>
スティーブン・バンティング(18)<60%> 2-0 ジョニー・クレイトン(14)<22.22%>
ナーザン・アスピナル(13)<75%> 2-0 ビンセント・バン・デ・ブート(34)<10%>
ジャーメイン・ワッティメナ(19)<41.18%> 2-1 エイドリアン・ルイス(15)<35.71%>
グレン・デュラン(39)<66.67%> 2-1 クリストフ・ラタイスキー(23)<41.67%>
ダニー・ノッパート(33)<42.86%> 2-0 ダリル・ガーニー(3)<15.38%>
デーブ・チズナル(11)<57.14%> 2-1 ガーウィン・プライス(6)<71.43%>
ロブ・クロス(2)<35.29%> 2-1 メンサー・スルホビック(9)<23.81%>
ピーター・ライト(7)<35.29%> 2-0 マックス・ホップ(25)<42.86%>

10月8日(火)(現地時間19:00、日本時間翌日03:00)
<二回戦組合せ>
ジェームス・ウェード(8) vs マービン・キング(20)
(●〇●●/〇●)
マイケル・スミス(5) vs イアン・ホワイト(10)
(〇●/〇〇〇●)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ジェフリー・デ・ズワーン*(27)
(●●/〇)
ギャリー・アンダーソン(4) vs クリス・ドービー(28)
(〇/〇)

10月9日(水)(現地時間19:00、日本時間翌日03:00)
<二回戦組合せ>
ダニー・ノッパート(33) vs ナーザン・アスピナル(13)
(●/ー)
デーブ・チズナル(11) vs スティーブン・バンティング(18)
(〇〇/〇〇)
ロブ・クロス(2) vs グレン・デュラン(39)
(-/〇)
ピーター・ライト(7) vs ジャーメイン・ワッティメナ(19)
(〇〇〇〇〇/●〇●)

10月10日(木)(現地時間19:00、日本時間翌日03:00)
<準々決勝>

10月11日(金)(現地時間19:00、日本時間翌日03:00)
<準決勝>

10月11日(金)(現地時間19:00、日本時間翌日03:00)
<トムカービーアイリッシュマッチプレー決勝>
<決勝>

 フォーマット:(全ダブルイン、ダブルアウト)
一回戦:ベストオブ3セット
二回戦:ベストオブ5セット
準々決勝:ベストオブ5セット
準決勝:ベストオブ7セット
決勝:ベストオブ9セット
(ベストオブ5レッグ/セット)

賞金:
優勝=110,000ポンド
準優勝=50,000ポンド
ベスト4=25,000ポンド
ベスト8=16,000ポンド
二回戦敗退=10,000ポンド
一回戦敗退=6,000ポンド

ロブ・クロスが月曜夜、メンサー・スルホビックを2-1で下しBoyleSportsワールドグランプリで3年目にして初めて勝利を挙げた。ダリル・ガーニーとガーウィン・プライスはダブリンでのダブルスタートイベントでノックアウトされた。

ワールドマッチプレーチャンピオンのクロスは過去2017年、2018年と2度にわたりシティウェストコンベンションセンターへ出場したが、いずれも1セットも取れずスティーブ・ビートンに2-0で敗れていた。

しかしこの第2シードは一回戦の好カードとなった世界No.9のスルホビックとの3セットにわたる戦いを勝ち、悪夢を拭い去った。

第1セットはクロスが3-1で口火を切り、第2セットをオーストリア人が特段の反撃もなしにレベルへ戻し1セットずつ分け合った。しかしヘイスティングのエースは第3セットを1レッグダウンから3-1で勝利、二回戦へ進んだ。

「ここへ来てからリラックスしたことがなかった。だから勝てて嬉しい。」とクロス。「メンサーはベストじゃなかったけど僕等はお互いに遠慮しあっていたかも知れない。でも僕は凄く練習してるし自信がついてきた。」

次のラウンドでは長いフォーマットになるのでやり易くなる。一回戦はカットスロートだ。もう少しリラックスできればファンにも僕のいいところを見せられる。」

クロスは次にグレン・デュランと対戦する。彼は一回戦でクリストフ・ラタイスキーに第1セットを奪われながらもひっくり返して2-1で勝利、シティウェストコンベンションセンターへのデビューを白星で飾った。

ラタイスキーはトーナメントでここまでの最高となる3レッグとも15ダーツというアベレージで第1セットを奪った。彼は109チェックアウト、103チェックアウトなどで序盤からアドバンテージを取った。

しかしデュランもこのポーランドNo.1と13ダーツを取り合うなど第2セットを3-1で奪い返し、第3セットも98フィニッシュなどで3-1で取って勝利を完了、ベスト16入りを果たした。彼のフィニッシュダブルは6/9本だった。

「クリストフは最近素晴らしいプレーをしているので僕は勝てて嬉しい。」と現レイクサイドチャンピオン。「一回戦通過できたのは嬉しいけどそんなに満足じゃない。まだ一杯やらなければならない。」

「もっと得点しなくちゃいけない。でもダブルは良くなっている。」

第3シードのガーニーは2017年のチャンピオンだがダニー・ノッパートにストレートセットで敗退した。ノッパートはダブルスタートのイベントで初勝利をあげた。

北アイルランドのエース、ガーニーは序盤に2-1とリードしたがここから続く2レッグにかけて5本のダーツをミス、ノッパートにレッグを与えてしまった。続く第2セットも特段の反撃もなくオランダ人が奪い去った。

「いい感じだ。」とノッパート。「ダリルは一杯ダブルをミスしていたのでチャンスを貰った。トップ10のプレーヤーに勝つのは格別だ。」

「この勝利は天にも上る気持ちだ。凄き意義が深い。まだトーナメントに残ることができたし水曜夜も楽しみだ。」

ノッパートは次にUKオープンチャンピオンのナーザン・アスピナルと対戦する。彼は1レッグを落としたのみでビンセント・バン・デ・ブートを掃き去りワールドグランプリデビューを勝利で飾った。

このUKオープンチャンピオンは世界トップ16に入ったことで初めてこのダブルスタートのイベントへ出場出来たが、彼の素晴らしいダブルフィニッシュがその実力を証明し8本のトライで6本を決めていた。

彼はオープニングセットを今年のイベントで初めてのホワイトウォッシュですんなり奪った。このセットでオランダ人が9本のスターとダブルをミスする中、12ダーツで完了していた。

アスピナルは第2セットもまた2-0とリードしたが、第3レッグはバン・デ・ブートが一矢を報いた。しかし続くレッグをこのストックポートのエースが奪い試合は完了した。

「いい勝利だった。」とアスピナル。彼のアベレージは92に達した。「スタートが良かったし大事な時のダブルが良く決まった。デビュー戦で勝てたのは凄く嬉しいしこれ以上いいプレーはないと思う。」

デーブ・チズナルが最終レッグでプライスを押し出した。この2013年準優勝者は1セットダウンから逆転でベスト16入りを決めた。

第1セットでプライスは76フィニッシュ128チェックアウトを見せるとチズナルも11ダーツで応戦、しかしこのセットはプライスが奪った。しかしモアカムのエースは第2セットをすんなり奪い返した。

第3セットは混戦となり互いにブレークし合ってサドンデスの最終レッグへ突入した。しかしプライスは9本のスタートダブルをミス、チズナルが順調に進め最後は99チェックアウトで第6シードをノックアウトした。

「この試合にはとても満足だ。」とチズナル。彼は次にスティーブン・バンティングと対戦する。「両者にとってとてもタフだったし僕も格闘した。でも最後は僕が仕事をした。」

「最終セットで2-2となり、どちらが勝っても不思議ではなかった。でも幸運にも僕がいいスタートを切り彼にプレッシャーを掛けられた。今日は僕のダブルも厳しかったしそれが勝因だ。」

バンティングがジョニー・クレイトンにストレートセットで勝利しベスト16入りした。この試合でウェールズのエースは合計24本のダブルをミスしていた。

バンティングは元ベスト4入りした経験もあり、大きな反撃も受けず第1セットを取り第2セットでは96フィニッシュでリード。クレイトンも110チェックアウトを16ダブルで決めてレベルに戻したが、第3レッグではバンティングは13ダーツで2-1リードとした。

クレイトンは第2セットを最終レッグへ持ち込もうとしたが4本のダブルをミス、バンティングが18ダブルを仕留め勝利した。

「ベストのプレーは出来なかったけど十分だ。二回戦進出は嬉しい。」とバンティング。「練習ではこんなに出来るのかと思って試合に臨んだ。これを積み上げていきたい。」

「ジョニーはダブルに苦しんでいたので僕がチャンスをもらった。でも次はもっといいプレーをする。」

「僕は昔ここでベスト4になるなどいい経験がありこのフォーマットは大好きだ。僕がスタートダブルを決め僕のベストな得点を見せれば僕にもチャンスが巡ってくるイベントの一つだ。」

2018年準優勝のピーター・ライトは今回もう一つ上を目指しチャレンジを開始した。彼はマックス・ホップに2-0で快勝した。

ドイツの若手ホップは14ダーツでスタートしたがライトが逆転で第1セットを最終レッグで取り、第2セットは3-1のスコアで取って二回戦のジャーメイン・ワッティメナ戦へ進出した。

「一回戦はいつでも難しいのでいい勝利だ。とても嬉しい。」とライト。「パーフォーマンスとしてはもっと良くできただろう。でも二回戦へ進めたしそれが大事だ。」

ワッティメナは1セットダウンからエイドリアン・ルイスを2-1で下した。このオランダ人は2年連続の二回戦進出だ。

ルイスは強いスタートを見せ3-1のスコアで第1セットを奪った。第2セットも二度レベルとし勝利まであと1レッグとしたがワッティメナに16ダブルで第2セットを奪われた。

このオランダ人は第3セットで88フィニッシュから続く2レッグを立て続けに取り逆転劇を完了した。

「これはステージ試合での僕の最大の勝利になったと思う。」とワッティメナ。「誰でもエイドリアンが過去にどんなプレーヤーだったか知っているし凄いプレーヤーだ。」

「第2セットを取れたことでとても自信が出てきた。序盤は苦しんだがいい反撃が出来た。」

二回戦は火曜夜から始まり、現チャンピオンのマイケル・バン・ガーウェンがオランダのライバル、ジェフリー・デ・ズワーンと対戦する。デ・ズワーンはこの前のテレビ放映対戦としては2018年UKオープンとワールドマッチプレーの両方でバン・ガーウェンに勝利している。

2度ワールドグランプリ優勝のジェームス・ウェードはマービン・キングと、ギャリー・アンダーソンはクリス・ドービーと、マイケル・スミスはイアン・ホワイトと対戦する。

トーナメントは10月6日~12日の7夜にわたり開催、試合の模様は英国ではスカイスポーツ、全世界へはDAZNとRTL7を含むPDCの放映網およびpdctv-HDでライブ放映される。

0
0

LATEST NEWS

HOME

NEWS

<メジャー>ワールドグランプリ(第2日/全7日)