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<メジャー>ワールドグランプリ(第6日/全7日) 準決勝

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2019.10.12 Sat.

MVG、栄冠へ遮るものなし

https://www.pdc.tv/news/2019/…

2019年BoyleSportsワールドグランプリ
ダブリン、シティウェストコンベンションセンター
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
(勝敗表は2017年/2018年/2019年)
<カッコ内はダブル率>
10月11日(金)
<準決勝結果>
デーブ・チズナル(11)<57.14&> 4-1 グレン・デュラン(39)<42.86%>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<41.38%> 4-0 クリス・ドービー(28)<50%>

10月12日(土)(現地時間19:00、日本時間翌日03:00)
<トムカービーアイリッシュマッチプレー決勝>
キーン・バリー vs ライアム・ギャラハー
<決勝>
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs デーブ・チズナル(11)
(〇〇△〇〇/〇〇〇〇/〇〇〇〇)

 フォーマット:(全ダブルイン、ダブルアウト)
決勝:ベストオブ9セット
(ベストオブ5レッグ/セット)

賞金:
優勝=110,000ポンド
準優勝=50,000ポンド

マイケル・バン・ガーウェンとデーブ・チズナルが2019年BoyleSportsワールドグランプリ準決勝でそれぞれクリス・ドービーとグレン・デュランに勝ち土曜に決勝で対決する。

現チャンピオンのバン・ガーウェンはダブリンのシティウェストコンベンションセンターでドービーに圧巻の勝利をおさめ、初めてとなるタイトル防衛に向け前進を続けている。

この世界No.1はオープニングレッグでドービーの3本のダブルミスを突き、第1セットを3-1で奪って圧倒的力を見せつけた。

ドービーは初めてのテレビ放映での準決勝進出だが、第2セットは強烈な反撃を見せ13ダーツ、14ダーツで2-0とリードした。しかしバン・ガーウェンが続く2レッグを奪い返しレベルとすると最後は156チェックアウトを繰り出し第2セットも勝利してしまった。

続いて第3セットでバン・ガーウェンは0-1、1-2ダウンから反撃し最終レッグは13ダーツでこのセットも奪取、第4セットは大きな反撃も受けず勝利した。

「決勝へ到達出来たことは本当に素晴らしい。」とバン・ガーウェン。「このトーナメントは大好きだしいいプレーが出来て決勝へ進めるのは本当に気分がいい。」

「今週のクリスは凄かった。でも僕は彼にプレッシャーを掛け続けた。彼には失うものもないし一杯才能がある。でも今夜は彼も難しかったろう。」

「必要な時に必要なショットが打てたと思う。第2セットの最終レッグを156チェックアウト出来たのは良かった。スコアが示すようには簡単ではなかったしもっと改善したい。決勝に向け十分準備したい。」

一方、チズナルはデュランに4-1で勝利し2度目のワールドグランプリ決勝進出となった。彼は2013年にフィル・テーラーに6-0のホワイトウォッシュで敗退したことを消し去りたい思いだ。

この世界No.11はこの日フィニッシュがピカイチで第1セットをあっさり奪った。しかしデュランも第2セットに154チェックアウト、87フィニッシュなどでこちらもあっさり奪い返した。

しかしチズナルは第3セットで最大の170チェックアウトなどから1レッグダウンを逆転し最終レッグで奪取した。同様に第4セットも最終レッグでまでもつれ込んだ。

この第4セットはデュランが2-1とリードするとチズナルが140チェックアウト、さらに相手レイクサイドチャンピオンのセットとなる20ダブルをミス、チズナルが奪ってセットカウントを3-1とした。

第5セットはチズナルが2-0とし勝利のウィンクに近づいたが、デュランも112チェックアウトで生き残り、さらに10ダブルをあがってレベルへ戻した。しかし、最終レッグで相手は20ダブルをきっちり決め勝利を収めた。

「凄く楽しめたし決勝進出が出来て本当に嬉しい。」とチズナル。「グレンは本当に素晴らしいプレーヤーだし、僕を厳しく攻め立ててきた。彼は3度のワールドチャンピオンだし絶対にあきらめない。」

「僕はスタートはまずかったけど得点が良かった。特に今夜は20ダブルが効かなかった。その代わり18ダブルが僕を助けてくれ、170チェックアウトは特別だ。でも第4セットはかなりきわどかった。」

「行ったり来たりの応酬だったけど第4セットはグレンが勝てていた。だからあそこで残り25を僕があがれたのが大きかった。勝てて嬉しいけど、決勝ではもっといいプレーをしたい。」

「2013年の決勝では2レッグしか取れず貧ぼらしかった。でもそれは昔のこと、今回は優勝したい。」

バン・ガーウェンが土曜夜に110,000ポンドの優勝賞金を獲得するオッズはBoyleSportsによると2/9と急騰してしまった。チズナルは10/3で初のテレビ放映タイトルを目指す。

このオッズは両者対戦成績でのバン・ガーウェンの絶対的優勢が反映されており、このオランダ人は2016年にチズナルと対戦してから26試合連続負けなしの状況だ。チズナルはテレビ放映での両者対戦としては2013年ワールドグランプリベスト8でバン・ガーウェンを破っている。

「僕のデーブ戦成績は凄いけど、それでもこの決勝に不備はないか確認しなければいけない。」とバン・ガーウェン。「彼にはプレッシャーを掛け続け、彼にミスをさせなければいけない。でもここまで彼は素晴らしいプレーを続けているね。」

土曜は決勝に先立ちトムカービーメモリアルアイリッシュマッチプレーの決勝がキーン・バリーとライアム・ギャラハーの間で行われるが、こお試合の模様は19:15からスカスポーツでライブ放映される。

この国内トップイベントの優勝者には12月のWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップの出場権が与えられる。

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