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<メジャー>チャンピオンズリーグオブダーツ最終日

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2019.10.21 Mon.

突然入らなくなる恐怖、突然相手が爆発する恐怖

https://www.pdc.tv/news/2019/…

(※は準決勝進出、×はロビン敗退)
(グループA)
※〇〇〇マイケル・バン・ガーウェン
※〇●●〇マイケル・スミス
×●〇●ジェームス・ウェード
×●●●ギャリー・アンダーソン

(グループB)
※〇〇〇ピーター・ライト
※〇●〇ガーウィン・プライス
×●〇●ダリル・ガーニー
×●●●ロブ・クロス

2019年Paddy Powerチャンピオンズリーグオブダーツ
レスター、モーニングサイドアリーナ

10月20(日)午後セッション
<リーグ戦3結果>
(B) ピーター・ライト<99.44> 10-8 ロブ・クロス<97.75>
(B) ガーウィン・プライス<101.04> 10-6 ダリル・ガーニー<93.73>
(A) マイケル・バン・ガーウェン<101.16> 10-4 ギャリー・アンダーソン<91.72>
(A) マイケル・スミス<92.07> 10-8 ジェームス・ウェード<93.03>

10月20(日)夕刻セッション
<準決勝結果>
ピーター・ライト<103.52> 11-5 マイケル・スミス<97.88>
マイケル・バン・ガーウェン<105.54> 11-10 ガーウィン・プライス<102.49>

<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン<100.87> 11-10 ピーター・ライト<97.42>

フォーマット:
ラウンドロビン=ベストオブ19レッグズ(ファーストトゥ10レッグズ)
準決勝/決勝=ベストオブ21レッグズ(ファーストトゥ11レッグズ)

賞金:
優勝=100,000ポンド
準優勝=50,000ポンド
ベスト4=25,000ポンド
グループ3位=15,000ポンド
グループ4位=10,000ポンド
総額=250,000ポンド

マイケル・バン・ガーウェンが日曜、レスターでのPaddy Powerチャンピオンズリーグオブダーツ決勝でピーター・ライトに信じられないような逆転劇を演じ11-10で勝利初めてこのタイトルを獲得した。

オランダのバン・ガーウェンは先週末ダブリンで行われたワールドグランプリ栄冠獲得の余勢をかって100,000ポンドのチャンピオンズリーグタイトルを勝ち取った。この週末5試合を勝ち抜き、特注のチャンピオンベルトも手にした。

彼の驚くべき栄誉のコレクションにはチャンピオンズリーグだけが未勝利となっていたが、この勝利でバン・ガーウェンはPDCのプレミアテレビ放映イベントの総なめを完成した。

バン・ガーウェンはモーニングサイドアリーナでジェームス・ウェード、マイケル・スミス、ギャリー・アンダーソンに勝ちグループAをトップ抜けし、素晴らしい準決勝ではガーウィン・プライスを11-0で退けていた。

劇的な決勝も最終レッグまでもつれ込み、ライトが10-7で迎えたマッチとなるダーツを3本外すとここからこのオランダ人が4レッグを連取し栄冠を手にしてしまった。

「信じられない。とバン・ガーウェン。「このトーナメントは勝ちたい一つだったし、この優勝は僕にとって最重要だった。」

「素晴らしい週末だった、ダーツも高レベルだった。決勝ではピーターはずっと僕にプレッシャーを掛けてきたし、僕自身自滅し掛かっていた。」

「ダブルもいくつかミスしたしああいう風になってはいけない。でもピーターも試合を勝てるいくつか比較的簡単なダーツをミスしたし、あの大きなチャンスをものにできた。」

「一週間いいプレーができたしやるべきことは全てやった。どの試合もアベレージは100を超えたけどまだ良くできるしタンクにはまだ入っている。」

「ここからが大きなイベントが続くけどこの勝利は凄い自信につながった。年間でトーナメントが多ければ多いほど素晴らしい。ステージでパーフォーマンスするのが大好きだ。特に絶好調で優勝すればね。」

バン・ガーウェンのこの優勝はライトとのテレビ放映イベント決勝の無敗記録を更新した。この最初は2017年プレミアリーグ決勝でその時もスコットランド人がマッチとなるダブルをミスして敗退していた。

「ピーターがマッチとなる12ダブルに3本の余裕があった時はもう負けたと思った。3本目を終え彼が戻ってきた時物凄く緊張した面持ちだった。だから僕が踏み込んだ。」とバン・ガーウェン。

「プレミアリーグ決勝でも彼は僕を打ち破るダブルをミスしたし今夜も同じことが起きた。彼がマッチとなるダブルを打つ時、僕を倒せるという驚異に委縮し緊張する。僕に敬意を払ってくれている。」

「ピーターは素晴らしいプレーヤーでそれは誰でも判っている。彼とはこれからも沢山の決勝を戦うだろう。」

ライトは、「今回は彼が勝ったけど次はやっつける。これは完了しもう捨てた。僕は来週のヨーロピアンチャンピオンシップへ向かうよ。」

最高レベルの決勝でライトは終始バン・ガーウェンにプレッシャーを掛け続け、このスコットランド人は第2レッグで156チェックアウトを見せたが、相手もすかさず154チェックアウトで返しスコアは2-1となった。

バン・ガーウェンはまた3-2リードとしたが、ライトがここで4レッグを連取6-3のアドバンテージとした。オランダ人も反撃し5-6、6-8と推移し試合の緊迫感が高まった。

第10レッグでバン・ガーウェンは136チェックアウトで7-8と差を1レッグへ迫ると、ライトは続く2レッグで20ダブルを集中し10-7と優勝のまばたきへ迫った。

ここでライトはマッチとなる12ダブルを3本ミス、バン・ガーウェンが試合に生き残りさらに92チェックアウトで10-9と差を縮め、16ダブルを仕留めて最終レッグへもつれ込んだ。

バン・ガーウェンが先にダブルを打ち、再び16ダブルを決めて14ダーツでのあがり、驚くべき勝利を仕上げた。

プライスはグループBでのガーニーとの対決を10-6で勝ち取り、デビュー戦にして準決勝へ進出、準決勝では最後の4レッグでバン・ガーウェンに苦悩の逆転を許し初優勝には達しなかった。

「負けたのは悔しいけど終始マイケルにプレッシャーを掛けることが出来た。」と現グランドスラムオブダーツチャンピオンのプライス。「凄くいいプレーをしたと満足している。でも彼は何故ワールドチャンピオンなのかを証明していた。絶対にあきらめないところだね。」

「僕は自信がついてきており後は優勝経験を擦り込むだけだ。」

スミスは日曜午後セッションで170チェックアウトを見せジェームス・ウェードに10-8で勝利してグループAから準決勝進出を果たした。しかしこのワールドチャンピオンシップ準優勝者は、準決勝でライトが7-0と大きくリードしたのに反撃を見せられなった。

現チャンピオンのアンダーソンはグループAを抜けられずタイトル防衛はならなかった。彼は最終ロビン戦でバン・ガーウェンに10-4で敗退した。相手のオランダ人は0-2ダウンから140チェックアウト、146チェックアウトの反撃を見せていた。

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