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<メジャー>ヨーロピアンチャンピオンシップ第1日

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2019.10.25 Fri.

大波乱の初日、現チャンピオンとMVGが初戦敗退

https://www.pdc.tv/news/2019/…

2019年Unibetヨーロピアンチャンピオンシップ
(カッコ内はPDC賞金ランキング、*はU23)
ゲッティンゲン、ロックハレ
10月24日(木)夕刻セッション
<一回戦結果>
ジョー・カレン(16)<92.56> 6-2 マービン・キング(20)<88.97>
デーブ・チズナル(11)<98.36> 6-3 ディミトリ・バン・デン・バーグ(29)<85.07>
リッキー・エバンス(36)<95.28> 6-5 グレン・デュラン(30)<97.37>
サイモン・ウィットロック(14)<99.82> 6-1 エイドリアン・ルイス(15)<91.04>
ロブ・クロス(2)<99.4> 6-3 ダレン・ウェブスター(18)<93.54>
ジョニー・クレイトン(13)<111.33> 6-0 ジェームス・ウェード(8)<82.38>
ロス・スミス(58)<98.64> 6-5 マイケル・バン・ガーウェン(1)<105.1>
ダリル・ガーニー(6)<98.78> 6-4 ウィリアム・オコーナー(42)<84.55>

10月25日(金)午後セッション(現地12:45日本時間20:45)
<一回戦組合せ>
ジェイミー・ヒューズ(57) vs ジャーメイン・ワッティメナ(19)
(-/ー)
キーガン・ブラウン(26) vs スティーブン・バンティング(17)
(-/●)
クリストフ・ラタイスキー(21) vs クリス・ドービー(24)
(〇/ー)
ナーザン・アスピナル(12) vs スティーブ・ビートン(22)
(〇●/ー)
メンサー・スルホビック(9) vs ビンセント・バン・デ・ブート(35)
(〇/●〇〇〇)
イアン・ホワイト(10) vs マイケル・スミス(4)
(●〇/●●●〇〇)
ピーター・ライト(7) vs ジェフリー・デ・ズワーン(25)
(ー/〇)
ガーウィン・プライス(5) vs テッド・エベッツ(82)
(〇/ー)

10月25日(金)夕刻セッション(現地19:00日本時間翌日03:00)
<二回戦組合せ>
ジョー・カレン(16) vs ロブ・クロス(2)
ダリル・ガーニー(6) vs サイモン・ウィットロック(14)
デーブ・チズナル(11) vs ジョニー・クレイトン(13)
ロス・スミス(58) vs リッキー・エバンス(36)

10月26日(土)夕刻セッション(現地19:00日本時間翌日03:00)
<二回戦組合せ>
スルホビック/バン・デ・ブート vs ラタイスキー/ドービー
ホワイト/スミス vs ブラウン/バンティング
プライス/エベッツ vs アスピナル/ビートン
ライト/デ・ズワーン vs ヒューズ/ワッティメナ

10月27日(日)午後セッション(現地12:45日本時間20:45)
<準々決勝>

10月27日(日)夕刻セッション(現地19:00日本時間翌日03:00)
<準決勝>
<決勝>

 フォーマット:
一回戦=ベストオブ11レッグズ
二回戦=ベストオブ19レッグズ
準々決勝=ベストオブ19レッグズ
準決勝=ベストオブ21レッグズ
決勝=ベストオブ21レッグズ

賞金:
優勝=120,000ポンド
準優勝=60,000ポンド
ベスト4=32,000ポンド
ベスト8=20,000ポンド
二回戦敗退=10,000ポンド
初戦敗退=6,000ポンド
(賞金はPDC賞金ランキングに算入)

優勝オッズ:(9月23日時点)
6/4 マイケル・バン・ガーウェン
8/1 ロブ・クロス
9/1 ピーター・ライト
12/1 ガーウィン・プライス
14/1 メンサー・スルホビック
16/1 ナーザン・アスピナル、ダリル・ガーニー
18/1 グレン・ダラン、マイケル・スミス
22/1 デーブ・チズナル、クリストフ・ラタイスキー、イアン・ホワイト
28./1 ジェームス・ウェード
33/1 クリス・ドービー、ジェフリー・デ・ズワーン
50/1 エイドリアン・ルイス
80/1 ジョー・カレン、ジェイミー・ヒューズ、ジャーメイン・ワッティメナ、ディミトリ・バン・デン・バーグ
100/1 スティーブン・バンティング、ジョニー・クレイトン、マービン・キング、サイモン・ウィットロック
150/1 キーガン・ブラウン、ウィリアム・オコーナー、ビンセント・バン・デ・ブート
200/1 スティーブ・ビートン、リッキー・エバンス、ダレン・ウェブスター
250/1 テッド・エベッツ
300/1 ロス・スミス

マイケル・バン・ガーウェンが2019年Unibetヨーロピアンチャンピオンシップの劇的な初日の夜にロス・スミスに敗退するという衝撃に見舞われた。現チャンピオンのジェームス・ウェードもジョニー・クレイトンにノックアウトされた。

2週連続でワールドグランプリとチャンピオンズリーグのタイトルを獲得し、第1シードのバン・ガーウェンは断トツ一番人気でトーナメント入りし、このゲッティンゲンで6年間のうち5度目のヨーロピアンチャンピオンシップタイトルを目指していた。

しかしこの計画はスミスに脱線させられた。スミスは自身歴代最高の出来栄えのパーフォーマンスを繰り出し、集中して最終レッグまで到達、記憶に残る6-5での勝利をあげた。

「ここ数年だけで僕がこんな夜を経験できるなんて百万年間かかっても起きるとは思わなかった。」とスミス。彼は2017年から爆発的に飛躍してきた。

「僕はまずはダーツの経験を積んでいくだけと心に決めていたけど今夜全てが一度に起きてしまった。」

「僕はアウトドアキャビンでここ2週間この試合のために準備してきた。マイケルに対してじゃなくただボードに集中することにした。」

「マイケルと闘えば負けてしまう。簡単かことだ。彼は何マイルも先を行く世界一のプレーヤーなので彼を負かそうと思いだしたら負けてしまう。」

「ただひたすらダーツボードに向かってプレーすること、それが今夜やったことだ。僕もいいプレーを知っていることをみんなに見せることができた。」

3-3のレベルの時、両者はアベレージが110を超えており、ここでスミスが14ダーツで初めて前に出て大衝撃にタッチできる位置まできた。

バン・ガーウェンは冷静な表情のままいつもの高レベルなダーツでキープし最終レッグへ突入した。

この世界No.1が88を残し待つ間、スミスが素晴らしい114チェックアウト、バン・ガーウェンへの勝利という彼の初めての経験で一番欲しい時に見せることができた。

この想定外の夜にはまたウェードのヨーロピアンチャンピオンとしての君臨がウェールズのクレイトンにより終止符が打たれた。クレイトンは素晴らしいディスプレーでウェードを6-0のホワイトウォッシュで破った。

クレイトンは完全に君臨するディスプレーでアベレージ111.33に達した。ダブルも8本のトライで6本を決め、このトーナメントで歴代初めて現チャンピオンを一回戦でノックアウトした。

「試合の主導権を完全に奪っていた。いかに安定感と自信がダーツで必要かを物語った。」

「今夜のプレーにはとても満足だ。いい方向に向かう大きな一歩だ。」とクレイトン。

「何をすべきかが判っていたしその通りになった。ジェームスはベストじゃなかったけどチャンスをものにすることが大切で僕がそれをした。」

サイモン・ウィットロックは元ヨーロピアンチャンピオン同士の対戦でエイドリアン・ルイスを凌駕する力を証明した。アベレージは100を切ったところで納得の6-1勝利だった。

デーブ・チズナルとジョー・カレンもそれぞれディミトリ・バン・デン・バーグとマービン・キングに勝利、一方ロブ・クロスはダレン・ウェブスターの反撃を跳ね除け最後は154チェックアウトの素晴らしいダーツで二回戦へ突破した。

ダリル・ガーニーはこの日の最終試合となったウィリアム・オコーナーとの激戦を6-4で制した。リッキー・エバンスはUnibetヨーロピアンチャンピオンシップデビューを果たしたワールドマッチプレーベスト4、グレン・ダランの2本のマッチとなるダーツをかいくぐり6-5で勝利した。

金曜は午後セッションで残る一回戦8試合が行われ、夕刻セッションには木曜の勝者が二回戦でステージに戻ってくる。

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