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<メジャー>グランドスラムオブダーツ第7日(準々決勝)

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2019.11.16 Sat.

過去の勝敗表からは栄冠は絶好調のグレン・ダラン?

2019BoyleSportsグランドスラムオブダーツ
ウォルバーハンプトン、アルダースリーレジャービレッジ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
<カッコ内はアベレージ>

11月15日(金)夕刻セッション
<準々決勝(1/2)組合せ>
ピーター・ライト(7)<101.25> 16-12 デーブ・チズナル(10)<98.64>
グレン・ダラン(BDO)<98.15> 16-12 マイケル・スミス(3)<97.95>

11月16日(土)夕刻セッション(現地20:00日本翌日05:00)
<準々決勝(2/2)組合せ>
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs エイドリアン・ルイス(15)
(〇〇〇/〇)
ガーウィン・プライス(5) vs ギャリー・アンダーソン(4)
(●●〇/〇)

11月17日(日)午後セッション(現地13:00日本時間21:00)
<準決勝>
ピーター・ライト(7) vs グレン・ダラン(BDO)
(ー/●〇)
バン・ガーウェン/ルイス vs プライス/アンダーソン

11月17日(日)夕刻セッション(現地19:00日本翌日04:00)
<決勝組合せ可能性>
(過去2年の勝敗)
バン・ガーウェン vs ライト
(〇●〇〇●〇●●/〇〇●〇●〇〇●〇)
バン・ガーウェン vs ダラン
(ー/●●)
ルイス vs ライト
(〇/●〇〇●)
ルイス vs ダラン
(ー/〇〇●●)
プライス vs ライト
(△●●●●〇/〇〇●)
プライス vs ダラン
(ー/●〇〇●〇〇●)
アンダーソン vs ライト
(△〇〇〇/●●●●)
アンダーソン vs ダラン
(-/ー)

 フォーマット:
準々決勝:ベストオブ31レッグズ(16レッグ先取)
準決勝:ベストオブ31レッグズ(16レッグ先取)
決勝ベストオブ31レッグズ(16レッグ先取)

賞金:
優勝=125,000ポンド
準優勝=65,000ポンド
ベスト4=40,000ポンド
ベスト8=20,000ポンド
ベスト16=10,000ポンド
グループトップボーナス=3,500ポンド
グループ3位=7,500ポンド
グループ4位=4,000ポンド
総額=550,000ポンド

ピーター・ライトとグレン・ダランがBoyleSportsグランドスラムオブダーツ準々決勝でそれぞれデーブ・チズナルとマイケル・スミスを下し、金曜の準決勝で対戦することとなった。

この両者が対戦するのは2017年グランドスラム準々決勝以来となり、当時はライトが16ー10で勝利している。

この夜の第1試合はデーブ・チズナル対ライト戦で第7レッグまで優劣のつかないキープ合戦となった。ここでライトが残り65を20ダブルであがりリードした。

このアドバンテージは長くは続かず、チズナルはすぐさま72フィニッシュで取り戻し4-4のレベルとした。さらに続くレッグをキープしブレークを加えて6-4リードとなった。

ライトは2度目のインターバルの後新しいフライトに替えたが直ぐには効力を発揮し幸運をもたらすとは思われず、チズナルが8-5とリードを拡げた。

ここでこのスコットランド人はギアを入れ替えると、素晴らしい20ダブルを2本使った131チェックアウトなどを含め8レッグを連取し5レッグリードと逆転した。

チズナルも反撃しこの元UKオープンチャンピオンに1レッグ差まで迫った。しかしチズナルによる10個の180得点や頑強な抵抗にもかかわらずライトは16-12で勝利し準決勝進出を決めた。

「また自信が湧いてきた。いい試合でデーブのような偉大なプレーヤーを破ることができて嬉しい。」とライト。彼はアベレージ101.25で試合を終えた。

「昨晩はフライトで混乱したので今晩は入れ替えた。あれが正しくないと判断するには時間はかからなかった。だから古い方にした。」

「明日一日休みとなるので女房にダーツを隠すよう頼んだ。だからダーツをいじることは出来ない。」

ウォルバーハンプトンでのこの夜の準々決勝第2試合はダランがワールドチャンピオンシップ準優勝のスミスを16-12で破りワールドマッチプレーでの敗退にリベンジして、2019年3度目のテレビ放映PDCイベント準決勝へ進出を決めた。

スミスは序盤を優位に進め第2レッグをブレークし2-0としたが、すぐにダランにブレークバックされ優位は消え失せた。

2度目の広告休憩ではスミスが6-4リードで安堵のうちに休憩を取った。

この休憩はしかしレイクサイドチャンピオンに有益となったようで、ここから彼は6レッグを連取しリードを4レッグ差とした。

ダランは試合全体を通じスローに堅実さを守って大事な場面でも7レッグの先攻を全てキープし勝利につなげた。

第17レッグでダランはマッチとなるダブルをミスしたが次のレッグで決め初めてグランドスラム準決勝進出を果たした。

「今夜準決勝進出が決まりただ嬉しい。1つ上へ行くだけでも素晴らしいのに今回は2つ上を望みたい。」とダラン。

「PDCで劣勢から挽回するショーを見せ続けている。僕は普通先行ぶっちぎりのタイプだったので、今は僕の違った面を見せている。」と勝利後のダラン。

この48歳はダブル率55%で特に16ダブルが良く、ここの練習が成功の鍵だという。

「一晩で何千本もの16ダブルと8ダブルを練習した。これが真実で絶対だった。どんな若手も練習が実際の試合で効果のあることが判る筈で大きな差が出る。」とダラン。

「僕がPDCへ移籍以来ピーターは一番歓待してくれた一人で、日曜午後に彼と準決勝を戦えるのは本当に嬉しい限りだ。」

準決勝の顔ぶれは土曜夜のマイケル・バン・ガーウェン対エイドリアン・ルイス戦、垂涎の2018年決勝の再現となる現チャンピオン、ガーウィン・プライス対ギャリー・アンダーソン戦で決まる。

第8日も試合の模様は英国ではスカイスポーツ、全世界へはDAZNとRTL7を含むPDCの全世界放映網およびpdctv-HDでライブ放映される。

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