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<メジャー>グランドスラムオブダーツ最終日(準決勝~)

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2019.11.18 Mon.

ガーウィン・プライス、優勝に相応しい準決勝と決勝

https://www.pdc.tv/news/2019/…

2019BoyleSportsグランドスラムオブダーツ
ウォルバーハンプトン、アルダースリーレジャービレッジ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
<カッコ内はアベレージ>
11月17日(日)午後セッション
<準決勝結果>
ピーター・ライト(7)<97.34> 16-11 グレン・ダラン(BDO)<94.28>
ガーウィン・プライス(5)<100.73> 16-12 マイケル・バン・ガーウェン(1)<101.91>

11月17日(日)夕刻セッション
<決勝結果>
ガーウィン・プライス(5)<107.86> 16-6 ピーター・ライト(7)<96.28>

 フォーマット:
準決勝:ベストオブ31レッグズ(16レッグ先取)
決勝ベストオブ31レッグズ(16レッグ先取)

賞金:
優勝=125,000ポンド
準優勝=65,000ポンド
ベスト4=40,000ポンド
ベスト8=20,000ポンド
ベスト16=10,000ポンド
グループトップボーナス=3,500ポンド
グループ3位=7,500ポンド
グループ4位=4,000ポンド
総額=550,000ポンド

ガーウィン・プライスが日曜のBoyleSportsグランドスラムオブダーツ決勝で信じられない出来栄えを見せてピーター・ライトを16-6で下し、自身の経歴に輝くタイトル防衛を果たした。

このウェールズ人は日曜午後の準決勝でマイケル・バン・ガーウェンに輝かしい初勝利をあげ、留まるとこをを見せないディスプレーで再びウォルバーハンプトンでエリック・ブリストゥ杯を掲げ上げた。

プライスはこれまでバン・ガーウェンと18回の対戦で負け続けてきたが準決勝で16-12で勝利を実現、アルダースリーレジャービレッジでの対突防衛に望みをつないだ。

彼はその後容赦なくライトを排斥し2連続のグランドスラムの栄冠を獲得、その名を記録した。彼の素晴らしいディスプレーでアベレージは107.86、11個の180得点を叩き出していた。

「嬉しい。」と感激のプライス。彼はこの非の打ちどころのない週に125,000ポンドの優勝賞金とグループトップ抜け3,500ポンドを受け取った。

「試合中盤で僕は本当に凄いプレーをしていると感づいた。トリプルを打つのが楽しくてピーターにプレッシャーを掛け続けると彼は自分のプレーが出来なくなっていた。」

「僕のベストのゲームだったのでずっと最高の気分だった。こんなプレーが出来て本当に嬉しい。ピーターもワールドクラスのプレーヤーだし16-6で勝てるなんて特別だ。」

12か月前、議論の起こった決勝でギャリー・アンダーソンを破り、プライスはこの9日に渡り素晴らしいフォームでエリック・ブリストゥ杯を防衛する間、ヤジを声援に替えてきた。

「今週は観客は僕にとても良くしてくれた。」とプライス。「試合に勝ってその結果を観客に喜んで貰えることは去年よりよっぽどいい。」

「まだ不慣れだけど観客は確かに応援してくれていたし有難かった。」

プライスはオープニングレッグを100フィニッシュでブレークし13ダーツで差を2倍にすると第3レッグはライトが71フィニッシュで一つ戻した。

プライスは111チェックアウト、84フィニッシュ、88フィニッシュで7-3リードと進むと2017年ウォルバーハンプトン準優勝のライトも2レッグ連取で差を半分とした。

プライスはここで11ダーツで流れを止め、インブルで130チェックアウト、12ダーツなどで8レッグを連取15-5と大きくリードした。

ここでプライスは3本のマッチとなるダーツをミス、ライトがかすかな望みをつなぎ6レッグ目としたが休息は短く、プライスが5ダブルをあがって2年連続でタイトルを獲得した。

この優勝でプライスはPDC賞金ランキング3位へ浮上、「いいプレーが出来ている、世界3位まで上昇したし3位に相応しいと思う。2位かも知れない。」

「ここ18か月の間いい時間を過ごせている。でもいつもこうとは行かない。いいプレーを続ける限り自信も出てきてここ6か月トーナメントで自信を持ち続けている。再びのこの勝利に感謝したい。」

「十分な自信があり来週もこのまま行ければ嬉しい。次はプレーヤーズチャンピオンシップでそこでもいいところまで行けるようにしたい。」

プライスの準決勝での勝利はワールドチャンピオンのバン・ガーウェンに対して序盤から4-1リードとしこのオランダ人も9-9のレベルへ追いついたもののこのマーカムのエースは再び差を拡げ記念すべき勝利を完了した。

ライトは準決勝でレイクサイドチャンピオンのグレン・ダランを16-11で退け3年間で2度目のウォルバーハンプトン準決勝へ進出した。ダランは2019年で3度目のPDCテレビタイトル準決勝敗退となった。

スコットランドのエース、ライトはテレビ放映のランキングタイトルでは2017年のUKオープンでプライスに勝っただけで、今回は「何も回答できない」と告白。

「マイケルを倒しあのプレーをされては。彼は決勝で記録的アベレージを狙っていたのではと思った。」

「僕は終始彼を追いかける展開となった。彼がミスし僕が100点以上とれたらラッキーだとしか思わなかった。彼は終始素晴らしいプレーをしていた。」

ライトはイベント直前にストークの伝説、フィル・テーラーが引退前に使っていたと同様のダーツを使うようになった。これで決勝まで行けたと満足げだった。

「このダーツに替えこれで決勝まで行けると自分に言い聞かせた。それで決勝へ出られた。」「飛び石のようなものだ。」

バン・ガーウェンは4度目のグランドスラムタイトルを狙ってきたがプライスにノックアウトされ、彼の焦点は既に来週のプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズに向けられた。

「ガーウィンは優勝に相応しい。」とバン・ガーウェン。「僕は多過ぎるミスをしてしまい多過ぎるチャンスを彼に与えてしまった。それで彼はアドバンテージを取り上手くいかれてしまった。」

「トロフィを持ち帰れないのはつらい。でも明日から次のトーナメントの準備を始める。ちゃんと直そうと思う。」

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