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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第5日(一回戦、二回戦)

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2019.12.18 Wed.

ファロン、鈴木未来に刺激を受け女性初のアリパリ勝利で歴史的快挙

https://www.pdc.tv/news/2019/…

William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング、予選通過先)

12月17日(火)午後セッション
<一回戦結果>
ライアン・サール(52)<87.0> 3-2 ロビー・キング(-)<80.5>
クリスト・レイズ(44)<85.62> 3-2 ローレンス・イラガン(-)<84.36>
ノエル・マリクデム(-)<85.07> 3-0 ジョン・ロドリゲス(93)<81.34>
<二回戦結果>
クリストフ・ラタイスキー(20)<91.35> 3-1 ゾラン・レイクバッハー(71)<92.3>

12月17日(火)夕刻セッション
<一回戦結果>
リッチー・エドハウス(88)<87.83> 3-1 ボリス・コルツォフ(104)<84.53>
デーモン・ヘタ(-)<93.89> 3-0 ジョセ・デ・スーザ(64)<90.01>
ファロン・シャーロック(-)<93.89> 3-2 テッド・エベッツ(77)<90.01>
<二回戦結果>
ジェフリー・デ・ズワーン(23)<93.47> 3-2 ダリン・ヤング(-)<90.59>

※向こう2日分を掲載

12月18日(水)午後セッション(現地12:30、日本21:30)
<一回戦組合せ>
ロン・ミューレンカンプ(51)(プロツアー37) vs ベン・ロブ(-)(NZ)
ミッキー・マンセル(62)(プロツアー62) vs 浅田斉吾(-)(日本)
ハリー・ワード(76)(プロツアー38) vs メーダーズ・ラズマ(91)(PDCノルディック)
<二回戦組合せ>
スティーブン・バンティング(17) vs ホセ・ジャスティシア(92)

12月18日(水)夕刻セッション(現地19:00、日本翌日04:00)
<一回戦組合せ>
ジェームス・ウィルソン(36)(プロツアー57) vs ニコ・クルツ(183)(ドイツ)
ジョシュ・ペイン(45)(プロツアー51) vs ディオゴ・ポルテラ(136)(南アメリカ)
ガブレル・クレメンズ(プロツアー33) vs ベニト・バン・デ・パス(PDPA)
<二回戦組合せ>
ジェームス・ウェード(8) vs リッチー・エドハウス(88)

12月19日(木)午後セッション(現地12:30、日本21:30)
<一回戦組合せ>
ジャスティン・パイプ(56)(プロツアー33) vs ベンジャミン・プラトネメーア(-)(東欧州)
ライアン・ジョイス(43)(プロツアー46) vs イアン・デッカー(57)(西欧州)
<二回戦組合せ>
ジョン・ヘンダーソン(29) vs ジェームス・リチャードソン(61)
スティーブ・ビートン(25) vs カイル・アンダーソン(38)

12月19日(木)夕刻セッション(現地19:00、日本翌日04:00)
<二回戦組合せ>
クリス・ドービー(22) vs ミューレンカンプ/ロブ
ダニー・ノッパート(31) vs カラン・ライズ(125)
デーブ・チズナル(10) vs ビンセント・バン・デ・ブート(33)
ガーウィン・プライス(3) vs ウィリアム・オコーナー(37)

フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(タイブレークなし)
二回戦=ベストオブ5セット
三回戦=ベストオブ7セット
四回戦=ベストオブ7セット
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
※二回戦からはタイブレーク適用、最終セットは2レッグクリアのこと、第11レッグはサドンデス

賞金:
優勝=500,000ポンド
準優勝=200,000ポンド
ベスト4=100,000ポンド
ベスト8=50,000ポンド
四回戦負け=35,000ポンド
三回戦負け=25,000ポンド
二回戦負け=15,000ポンド
一回戦負け=7,500ポンド

ファロン・シャーロックが火曜のアレキサンドラパレスでの歴史的夜にWilliam Hillワールドチャンピオンシップで勝利した初の女性となった。

この元レイクサイドチャンピオンシップ女性準優勝者は素晴らしいパーフォーマンスでテッド・エベッツを3-2で破り二回戦へ進出した。

25歳の才能あるシャーロックは6個の180得点を叩き出しダブル率も41%に達するなど目覚ましいディスプレーで2019年PDC Unicornデベロプメントツアー優勝者のエベッツを退けた。

「私が歴史を作ったなんて信じられない。」とシャーロック。彼女は日曜に鈴木未来がジェームス・ウィルソンに殆ど勝利しそうな場面をじかに見ていた。

「私は未来にとても刺激された。もし彼女があそこまで素晴らしいパーフォーマンスをしなかったら私の心の中にも自信が芽生えなかったと思う。」

「本当に天にも昇る気持ちだ。私はいつもこのステージに立ちたいと夢見ていたしここで勝てることも夢の一つだった。でも絶対できないと思っていた。」

「試合のことは多くは覚えていないけどここの雰囲気は驚愕だった。終わりたくなかったけど私が歴史を作った形で終えられたのは嬉しい。」

シャーロックはますこの試合、第1セットの第2レッグで106チェックアウトを見せ強さのシグナルを送ったがこのセットは3-1で奪われてしまった。

第2セットは2つのレッグの最初から180得点するなど180得点の嵐が吹きこのセットを奪ったが、第3セットは彼女がセットとなる4本のダブルをミスする中エベッツがコントロールを取り戻し68フィニッシュで奪った。

第4セットはシャーロックが凄いプレッシャーの中、素晴らしい13ダーツで3-2とし、最終セットは3-1で奪って勝利した。

この瞬間、アリパリの会場は大声援で沸き立ち、このダーツスポーツ界の歴史的瞬間は世界中に拡散された。

ジェフリー・デ・ズワーンはダリン・ヤングがこのトーナメントで2度目の大物食いを目指すのを阻止し反撃で勝利した。

アメリカのエース、ヤングは一回戦でレイモンド・バン・バーナベルトを打ち破り、この試合もセットカウント2-1とリードしたが、23歳のオランダ人は強い反撃で勝利を奪った。

「終わって何よりほっとした。」とデ・ズワーン。彼は三回戦でデーブ・チズナルとビンセント・バン・デ・ブートの勝者と対戦する。

「ダリンは本当にいいプレーをしていたけどこれは想定内だった。ただ僕のスタートが良くなかった。でも逆転勝利できて本当に嬉しい。」

クリストフ・ラタイスキーもゾラン・レイクバッハーを下しアレキサンドラパレスで初勝利をあげ、三回戦へ進出した。

このポーランドのエースは6つのPDCランキングタイトルを優勝しており、第1セットを落としたものの結果3-1で勝利した。

「肩の荷が降りリラックスできる。」とラタイスキー。彼は今年9月にもジブラルタルダーツトロフィを優勝している。

「過去2年間、ここへ出場したけど敗れていたのでとても嬉しい。」

「僕は今年初旬にステージで優勝しておりあれがとても役に立っていると思う。これは僕にとってとても重要な勝利だ。」

オーストラリアのデーモン・ヘタはワールドチャンピオンデビューだがポルトガルのスター、ジョセ・デ・スーザをストレートセットで吹き飛ばした。

8月のブリスベンダーツマスターズ優勝のヘタはデ・スーザを軽くかわした。スーザは2019年2つのPDCランキングタイトルを優勝している。

リッチー・エドハウスもデビュー戦でロシアのボリス・コルツォフに軽々と勝利した。

ロンドン生まれのエドハウスは第1セットを106チェックアウトで奪いさらに第2セットも取った。彼は反撃で1セットを失ったものの3-1で勝利した。

ライアン・サールは激戦の末オーストラリアのロビー・キングに勝利した。キングはサドンデスレッグでマッチとなるダブルを外していた。

デボンのプレーヤー、サールはトーナメントで2つ目となる170チェックアウトを見せたものの全体にフィニッシュに相当苦悩し、試合を通じ37本のダブルをミスしていた。しかし最後は20ダブルをきっちり決めた。

スペインのスター、クリスト・レイズはローレンス・イラガンに大逆転で勝ち星を拾った。この試合も最終セットまでもつれ込んでいた。

PDCアジアンツアーの賞金王、イラガンは序盤から2セットを奪いほぼ順調に勝利へまっしぐらかに見えたがレイズが猛反撃、5レッグ連取で勝利へなだれ込んだ。二回戦はエイドリアン・ルイスと対戦する。

イラガンのワールドカップのチームメイトは絶不調のジョン・ロドリゲスにストレートセットで勝利した。

マリクデムは104チェックアウトやマッチとなった107チェックアウトで強さを見せつけ2年連続の二回戦進出を果たしピーター・ライトと対戦する。

William Hillワールドダーツチャンピオンシップは第6日へ続き、2セッションで一回戦と二回戦が行われる。各二回戦にはジェームス・ウェードとスティーブン・バンティングが出場する。

第6日も英国ではNOW TVでのスカイスポーツダーツチャンネル、全世界へはDAZNとRTL7を含むPDCの全世界放映網、pdctv-HDでライブ放映される。

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