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マシュー・ポーター氏(PDCチーフエグゼクティブ)コメント

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2020.03.30 Mon.

コロナウィルス感染状況を憂慮、更なる延期も

https://www.pdc.tv/news/2020/…

現状おかれた状況から次週以降のPDCトーナメントカレンダーも更に延期を与儀なくされる可能性が強いとPDCチーフエグゼクティブのマーシュー・ポーター氏は心配している。

Covid-19(新コロナウィルス)パンデミックによる全世界的な規制行動は3月19日以降のPDCイベントにも延期せざるを得ない影響を与えており、4月の全Unibetプレミアリーグおよびその他イベントも全て延期された。

ダーツショーポッドキャストへ伝えたところによると、ポーターは5月に予定されるプレミアリーグも延期される可能性を示唆した。延期後でも最終戦は10月1日のニューキャッスルが決まっている。

彼は、「4月末までのプレミアリーグは全て延期と公表済だが、5月のプレミアリーグもほぼ延期となる公算が大きい。しかし我々はそれでも全てを完遂する努力を続けておりベストな方法を検討している。おそらく2020年後半になると思う。」

「今のところ、幸運なことに全てを木曜で調整することに成功している。木曜のプレミアリーグ設定を軸にする関連各位には良い事だと思う。年後半の実施となってもこれを守ることが出来ると思う。」

「それでも年後半にはクリスマスまで大きなイベントが続くので、我々はこれらをあまり後半へは持ち越したくないと考えている。できれば夏場と秋にかけ出来るだけ実施していきたい。」

「調整はとても難しくその鍵を握るのはべニューの空き状況だ。地理的考慮も必要となる。2か所同時に開催するわけにはいかない。時間でイベントを組み再び調整が必要だ。我々はファン、放送局、スポンサーその他全ての関係者に完遂を明らかに約束している。」

「我々は全体を見通して調整を続けている。運よく早めに検討を始めており3,4週間前から多くのべニューと対応策を調整してきた。従いおそらく他のプロモーターより長く代替日を確保できた。」

「今年はいくつかの上位イベントを下げなければならないかも知れない。我々の注視するところだが、一年のうちの週末は絶対的に限られているからだ。それでも出来る限り実施できるようにしたい。」

「前例のないことだ。頑張り時だ。我々の為だけでなくダーツ界だけのためでなく全世界のために。」

「全体を見渡す感覚が重要だ。開催し運営を続けることが最重要であるよう対応し全精力をつぎ込むことも重要と位置付ける。」

人気のプレミアリーグの夜に加え、PDCはヨーロピアンツアーやpるえーやーずチャンピオンイベントも出来る限り早く再開しプレーヤーに賞金を提供したいと思っている。

「現在のところ、長期間待たせようとは思っていない。」とポーター。「新たな段階だ。事態は変化しており我々は6週間で続くのか6か月続くのか見通せない。」

「ここから3か月のほとんどを止めたほうが良いと言えるかも知れない。そこで開催を試みるのは難しくなる。」

「規制が将来のある時点で緩和され我々のイベントが可能となるかどうか、プレーヤーのためにツアーイベントが管理された環境で極端に制限された人数で明確な健康安全基準の下で実施されるかどうか。全ては推測の域を出ない。」

「誰も判らないけど我々はダーツプレーヤーが自営業であり、環境的には彼等は現在無収入の状況である事実に関心を寄せている。」

「何人かは幸運にもスポンサーがついており何らかの収入を得ているだろう。しかし賞金とエギジビションを収入の拠り所とするプレーヤーは苦しいだろう。」

「我々はPDPAと連携しこの点で脱落のないよう注視している。プレーヤー自身この点で難しい局面があれば是非連絡をしてきてほしい。この難しい時期に彼等に手を差し伸べよう手立てを尽くしたい。」

ポーターは移動の規制が解除された時管理された環境でのイベント開催の可能性についても話していた。

「理論的には、ダーツは2プレーヤーで締め切ったドアの向こうでプレーでき誰かがスコアをつけることができる。」

「それは可能だ。我々は政府のアドバイスと規制に従わなければならない。べニューがオープンした場合、その環境がどのようなものであるかだ。」

「不可能ではない。でも当分何か起きるとは思わない。」

現在ランキングイベントは開催されておらず、PDCとPDPAはPDC賞金ランキングシステムについて検討を開始、ポーターは、「ランキングをどうするかしっかり検討を進める。」と付け加えた。

「まだ結論に達したものはない、分裂手前の状況だがPDPAとしっかりワークする。PDPAは公平性について素晴らしく、各階層のメンバーの事情を良く理解している。」

「皆メインツアーのツアーカードを保有しているものの、皆が同じ船に乗っている訳ではない。あるプレーヤーは極端に心地いいし、その他はそれ程嬉しくなく、あるものは2年前から守ろうとしている。その他はそれ程でもない。」

「従い、この変化をはっきりさせなければならない。我々が完全に透明性があり誰にでも公平となれればよいのだが。でも可能なら出来るだけのステージの機会を与えプレーヤーにランキング上昇のチャンスとしてもらいたい。」

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