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2021年英国Qスクールファイナルステージ最終日

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2021.02.19 Fri.

僕は僕であり続けたいだけ。でも今日は涙が。

https://www.pdc.tv/news/2021/…

Qスクールファイナルステージ4
ミルトンキーンズ
2月17日(水)
<四回戦結果> ベスト32
サム・クランケット<80.3> 6-4 デービッド・ラドリー
エディ・ラブリー<93.0> 6-4 ダレン・ジョンソン
ケビン・マクダイン<92.1> 6-2 ジェイソン・アスキュー
ピーター・ハドソン<88.2> 6-4 スコット・ウィリアムズ
シェーン・マクガーク<93.2> 6-2 ブレット・クレイドン
ライアム・ミーク<91.8> 6-3 ジェイコブ・セルビー・リバス
ダニエル・バギッシュ<89.3> 6-3 デレック・コールソン
マット・ジャクソン<99.5> 6-4 ジョン・イムリー
スコット・ミッチェル<99.5> 6-1 グラハム・ウッシャー
ショーン・マクドナルド<90.6> 6-2 リース・ロビンソン
ジム・ウィリアムズ<87.8> 6-5 リチャード・ノース
カール・ウィルキンソン<93.1> 6-5 ジム・マクイーワン
アンドリュー・ギルディング<90.2> 6-3 エイドリアン・グレイ
ジェイミー・クラーク<83.5> 6-3 マシュー・デナント
マーク・ダッドブリッジ<95.1> 6-1 ジョン・ウォースリー
ケビン・ガルシア<91.4> 6-4 サイモン・スティーブンソン

<四回戦結果> ベスト16
エディ・ラブリー<88.3> 6-2 サム・クランケット
ピーター・ハドソン<88.3> 6-5 ケビン・マクダイン
シェーン・マクガーク<92.0> 6-5 ライアム・ミーク
ダニエル・バギッシュ<92.5> 6-2 マット・ジャクソン
スコット・ミッチェル<100.8> 6-2 ショーン・マクドナルド
カール・ウィルキンソン<88.5> 6-4 ジム・ウィリアムズ
アンドリュー・ギルディング<96.2> 6-2 ジェイミー・クラーク
マーク・ダッドブリッジ<84.3> 6-4 ケビン・ガルシア

<準々決勝結果>
ピーター・ハドソン<86.7> 6-3 エディ・ラブリー
ダニエル・バギッシュ<92.4> 6-5 シェーン・マクガーク
スコット・ミッチェル<87.3> 6-3 カール・ウィルキンソン
アンドリュー・ギルディング<91.8> 6-3 マーク・ダッドブリッジ

<準決勝結果>
ダニエル・バギッシュ<94.6> 6-2 ピーター・ハドソン
スコット・ミッチェル<82.2> 6-4 アンドリュー・ギルディング

<決勝戦結果>
スコット・ミッチェル<96.0> 6-2 ダニエル・バギッシュ

英国Qスクールポイントランキング<最終>
1.9ポイント ジャック・メイン
2.9ポイント アンドリュー・ギルディング
3.8ポイント マーティン・ルークマン
4.8ポイント ルイス・ウィリアムズ
5.8ポイント エディ・ラブリー
6.7ポイント アラン・ソーター
7.6ポイント ジョー・マーナン
8.6ポイント ゴードン・メーザーズ
9.6ポイント ピーター・ハドソン
10.6ポイント ジョナサン・ウォースリー
11.5ポイント ブレット・クレイドン
12.5ポイント ジョン・ブラウン
13.5ポイント ダニー・バギッシュ
ーーーーーー
14.5ポイント チャス・バーストゥ
15.5ポイント ガビン・カーリン
16.5ポイント マーティン・トーマス
23.4ポイント ロバート・ソーントン
66.1ポイント ケビン・ペインター
0ポイント:ファロン・シャーロック

ボリス・コルツォフとスコット・ミッチェルが2021年PDC Qスクール最終日を優勝しツアーカードを自動取得、レイモンド・バン・バーナベルトも復帰を確保しプロサーキットへ戻ってくる。

コルツォフはダーツ界で活躍し始めたと同時に2014年以来ワールドチャンピオンシップで予選通過者となっており、またワールドカップオブダーツにも5度出場している。

この32歳は2021年PDC Qスクール最終戦を優勝、自動取得でツアーカードを獲得しこれからフルタイムでPDCプロツアーへ参戦する

コルツォフは既に水曜にはツアーカードに手が届いていたが、この日もマイケル・ラズドビッツ、マイケル・ウンターバハナー、アダム・ゴーラスに勝って決勝へ進出した。

決勝では彼はニールズ・ゾンネベルトを6-4で下し、素晴らしいダーツでプロサーキットへと参入することとなった。

「この日までとても緊張が続いた。今はすごい感触だ。」とコルツォフ。彼はこの成功を昨年11月に亡くなった父親に捧げたいという。

「ポイントも見ていたけど未だ確定じゃなかったし最後までちゃんと投げようと思った。序盤から1,2試合を終え全く緊張もなくなった。これが優勝につながったきっかけだと思う。」

オランダのゾンネベルト、ドイツのウンターバハナー、チェコ共和国のエースで元ワールドユースチャンピオンシップ準優勝のゴーラスもニーデルンハウゼンのポイントランキング上位8名に入りツアーカードを獲得した。

5度のワールドチャンピオン、バン・バーナベルトは一昨年引退宣言をしたものの、水曜の準々決勝進出が糧となりPDCサーキットへ戻ってくる。

「とても嬉しい。」とこの53歳。彼は2019年12月に引退していた。「きょうは何がなんでもいい結果を出さなくてはいけなかった。昨日一回戦敗退とひどかったからね。」

「きょうは本当に緊張した。でもベニト・バン・デ・パスとの二回戦を過ぎ1ポイントを加えたので少しほっとした。」

「Qスクールを達成し気分も一新、ツアーに戻れて本当に嬉しい。出来れば来週からレイモンド・バン・バーナベルトが出来るんだと世界に再び見て貰いたい。」

マーティン・シンドラーがバン・バーナベルトとの四回戦<ベスト16>で9ダーツを達成、2020年末失効のツアーカードもポイントランキングで再取得確実となっていた。

オーストリアのゾラン・レイクバッハー、ギリシャのジョン・ミッチェル、ドイツのロバート・マリアノビックも欧州でツアーカードを獲得した。オーストリアのジョンとジェイクのロドリゲス兄弟は水曜に準々決勝まで進出したものの惜しくも届かなかった。

英国Qスクールでのレースは毎日の優勝者に加えポイントランキングから13名がプロフェッショナルの地位を獲得できる。ダニー・バギッシュはこの日の優勝者、スコット・ミッチェルと並び、すんでのところで劇的にプロツアー参入へ滑り込んだ。

バギッシュは初日から3日目までポイントなしのまま最終日へ入ったが、緊張の中、ファーストステージでも見せたように、得意のミラクルを繰り返してツアーカードに手が届いた。

彼は決勝のミッチェル戦であと1レッグ必要だった。そうすれば1-1のレベルとなる筈だったが相手の元レイクサイドチャンピオンは一機に引き離し6-2で勝利PDCサーキット行き切符を手に入れた。

元レイクサイドチャンピオンのミッチェルも1ポイントのみで最終日をスタート、しかしアラン・ノリス、ギャリー・ブッチャー、グラハム・ウッシャー、ショーン・マクドナルド、カール・ウィルキンソン、アンドリュー・ギルディングを倒し決勝へ進んだ。

「正直デカかった。」と50歳のミッチェル。「僕はニューフォレストの小さな村からやってきた農夫の子だ。こんなことは普通じゃない。」

「僕はスコットランドのトラクター運転手だってのはみんあ知ってるし、ずっと僕であり続けようとするだけだ。それで嬉しい。きょうのことには涙が出た。」

バッギシュは2019年ラスベガスでノースアメリカンチャンピオンシップを優勝、ワールドチャンピオンシップにその後2度続けて出場している。このフロリダ出身のエースもプロフェッショナルサーキットへいよいよ参入だ。

このフロリダのエースは決勝戦が終わって初めてツアーカードを獲得出来たと知り、「無茶苦茶緊張してた。優勝しかないと思っていた。」

「感傷jで肩が震えてしまう。信じられない。夢が現実になった。僕はプロフェッショナルダーツプレーヤーになった。僕はいつもいいプレーが出来るんだといつも思い続けた。僕はチェックのダブルすら入れられれば誰とでも試合になるjと思っている。」

「自分に自信がついたしこれはただのスタートポイントだ。第一段階は完了した。ベストな状況で試合したいしそうなるのが待ち遠しい。」

元UKオープン準優勝のギルディングとピーター・ハドソンも水曜にベスト4入りしツアーカードを獲得した。一方、エディ・ラブリーはベスト8入りで十分PDCプロツアー参加を可能にした。

オーストラリアのゴードン・メーザーズはワールドチャンピオンシップ出場のため昨年11月に英国入り、初のツアーカード獲得で長期滞在にりっぱな価値を付与した。

ブリストル出身のジョン・ブラウンも父親のスティーブ・ブラウンに次いでランキング12位でツアーカードを獲得。一方、ブレット・クレイドン、ジョナサン・ウォースリー、ジョー・マーナン、アラン・ソーターも水曜にツアーカードを獲得していた。

ジャック・メイン、マーティン・ルークマン、ルイス・ウィリアムズは優勝者として既にミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ第3日までにツアーカードを得ていた。

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