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星野光正モデルの系譜

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2016.07.31 Sun.

今回はターゲットからPYRO3が発売されましたので、「炎の皇帝」、星野光正モデルの系譜を見たいと思います。
ブルズスターの初代モデルから数えて10モデル、その変遷や如何に!?

(左から)
Bull's Star
Hoshino-Model  40.0mm 7.4mm 16.0g
Hoshino NoGroove 40.0mm 7.4mm 16.0g

Green Room
Star Light1  40.0mm 7.2mm 15.5g
Star Light2  40.0mm 7.2mm 15.5g
Star Light1.1  40.0mm 7.2mm 15.5g
Star Light3  40.0mm 7.2mm 16.0g
Star Light4  39.0mm 7.4mm 15.5g

Target
Pyro1   39.0mm 7.8mm 16.0g
Pyro2  39.0mm 7.8mm 16.0g
Pyro3  39.0mm 7.8mm 17.0g

まず、基本的に星野モデルの概要を考えると
 ・スリムなトルピード
 ・スムーズリリース重視のカット
 ・軽量
そんなイメージですよね。

モデル毎にグリップポイント変更に伴うカット領域の増減がもっとも顕著な変更点。
ブルズスター期、GRRM期は概ねそういう理解でいいのかな。
それがターゲット期になって随分変わってきましたね。

ターゲット独自のピクセルカット、VEXグリップが採用されたのはともかく、グリップポイントのバレル径がだんだん太くなってきたこと。
最大径は不変ながら、バレル後方までのテーパーがなだらかになったことで重量が増してきたこと。
これが大きい。

PYRO2を発売以来メインバレルにしてきた私としては、あくまで個人的な印象ですけど、最新作の変更点はこれまでPYROを選んできた理由が失われてしまった感が強い。
即ち軽量で、カットに頼らないテーパー由来のスムーズな手離れ感が薄れてるんですよねぇ。

でも、おそらく大多数のユーザーにとっては、今回の変更は歓迎される変更点なんでしょうね。勢いのあるターゲットがマーケット的にその辺を間違える筈無いもん。(笑)
某バレルデザイナーもPYRO3を初めて投げた時、絶賛してたもんなぁ。

とまあ、個人的な思い入れが強すぎて変な感じになっちゃいましたけど、これまでの流れを考えずに客観的に見たら、これが時流に乗ったバレルなんでしょうね。
個人としては、PYRO4は「優しいバレル」が見たい。それが率直な想いです。

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