エリシャンって読むの?(笑) Target ELYSIAN2
これはもはや工芸品!
昨年9月に発売されたターゲット社のコンセプトモデル、ELYSIAN。
それから1年を経て、ELYSIAN2が発売になりました。
価格が6.8万円ということで、なかなかポチッとしにくいバレルですが「全世界200セット限定」という謳い文句に、限定商品に弱い日本人の性の悲しさで、買ってしまったワケです。
前作のELYSIANで採用された、これまでに無い斬新なカット「プリズムカット」は、その後RISING SUNへと受け継がれ、更にDAYTONA FIREシリーズへと昇華されてきました。
今年の新作はどんなカットが採用されているのか!
ーーーいや、もうこれはなんていうカットなのか、表現のしようがないですね。
これまでのカットは金属を削り、その凹んだ部分の引っ掛かりでグリップ力を得ていたわけですが、これは真逆で、ドット状の出っ張り(凸)により抵抗を発生させているんですね。
手に持った時の不思議な感覚は、これまで経験したことのない触感です。
基本的には丸い点の突起ですから鋭角では無いので、強い掛りを求めるユーザーには心許ないでしょう。
逆に手離れ重視のソフトな掛りが好みなユーザーには、新しい地平が拡がります。
たまたまだけど、初投げでハット出た。(笑)
普段使いのバレルにしたいけど…さすがに高価すぎる!(泣)
化粧箱には引き出しがあって、シャフトとフライトガードが入ってます。
(ポツポツと点のように見えるヤツがフライトガードです)
フライトガード、懐かしいですね。
最近コレ使ってる人は少ないですよね~。
日本では成型フライトが主流になってるから「紙フライトの開き角を90度に保つ」とかって考えなくてもいいもんなぁ。
革ケースも付属してます。
正直なところ、こうした付属品無しで、もう少し手頃なお値段にしてもらいたいところですが…。(笑)
まあ、通常のバレルだとNC旋盤で5~10分程度で削り終わるところ、コヤツは1時間かかってやっと出来るらしいですから、高値はやむを得ないのでしょうね~。