Hyper electra 第一弾「a'll」
「自己主張し過ぎない存在感」
北海道発のバレルメーカー「Hyper electra」から第一弾となる星野理絵選手モデル「a'll（エイル）」が発売になったので、試してみました。
あ、精確に言えば発売日は7/25なので、まだ発売前ですね。なんか予約特典というか、バレル予約した人にはちょっぴり早く届いたらしいです。
あと、こちらのメーカーさんは自社HPサイト販売のみとのことなので、気になった方はご自分でネット検索してみて下さい。
では、投げてみます。
一番印象深い特徴は、俗に言う「手離れ」の良さ。
今年初めに発売されたKTM.デザインによる他社バレルにも共通していますが、カットは“掛かる”というより“保持される”という表現が似合う優しい感触。
デザイナーの近年におけるテーマと言っても過言でない「意識せずとも自然に指からすべり離れていく」という、例のアレですね。
そういった性格なので、バレルが飛ぶラインをイメージして、そのラインへバレルを乗せていくタイプのプレーヤーに適しているんじゃないかな。投げる本人の意志・意図に従順な飛び具合になっている感じがしますね。
昨今よく言われる、ぶっ飛び系の“じゃじゃ馬“的でなく、命令に忠実な“執事”的なタイプなのかなぁ。
では、最後に歴代の星野理絵モデルを並べてみてみましょ！
まず最初の3本は、JokerDriver。
上から
零 RIE
Platinum RIE Ⅱ
Platinum RIE Ⅲ
えー、一作目だけ零シリーズですが、ご勘弁下さい。（笑）
この3作はいずれも全長38.5mm、最大径7.3mm、重量16.5gと同一で、カットも似てますね。
判りやすい違いはカットの位置とテーパー角です。それぞれの時期のグリップに応じた変化なのでしょう。
続いての3本は、
上から
JokerDriver Platinum RIE Ⅳ
Harrows RHythm
Hyper electra a'll
基本スペックは上から
全長38.5mm、最大径7.6mm、重量16.5g
全長40.0mm、最大径7.4mm、重量17.5g
全長40.0mm、最大径7.35mm、重量17.0g
こちらは3要素すべてに何らかの変更があり、最適値の模索具合が感じられますね。
新たなウェポンを得た“のりえ”選手の、今後の更なる活躍を期待してま〜す！
