【最終章】バレル磨きを極める!
さすがに4回目ともなると、みなさん飽きてますよね。(笑)
これが最後です。m(_ _)m
この一ヶ月ほど、ほぼ毎日バレルを磨き続け「どんな磨き方が最も効率的か」をテーマに200セットほど試行錯誤を繰り返してきました。
今回は総決算として、今私が辿り着いた「バレル磨きの境地」をご紹介します。
準備した物のは下記の4点
1.ステインリムーバー
2.電動ドライバー
3.金属ブラシ
4.キッチンペーパー
汚れのレベルによっては、研磨剤が必要となるケースもありますが、ほとんどの場合においてそこまでは不要かと思います。
今回用意したのは喫煙環境に6年近く晒されたバレルです。
まずは、バレルを電動ドライバーに装着。
前回ご紹介したKingsJapan特製の2BAアタッチメントビットでバレルとドライバーを直結させてます。
バレルをステインリムーバーに浸します。
ドライバーを回転させながら、金属ブラシを当てて磨きます。
ブラシを当てる場所を動かしながら30秒ほど廻せば、だいたいOKです。
いちど汚れを拭き取り、状況を確認します。
一回目の洗浄が終わったバレルをアップでみてみます。
だいぶくすみは無くなったものの、廻しながらのブラッシングだと、縦溝内部はほとんど残ったままです。
バレル外面にもまだ少し磨き残しがありますね。
一度、ドライバーを止めて、溝に沿って手動で溝内部の汚れを掻き取っていきます。
再度ステインリムーバーに浸します。
そして仕上げのブラッシング。
一回目で残っていたくすみ・汚れの部分を重点的にブラシします。
最後に超音波洗浄機で水洗い、水分をよく拭き取って完了です。
はい、真ん中が磨いた後ですね。
縦溝の中も、汚れはほとんど取り除かれています。
残りの2本も作業して完成。
だいたい一本5分くらいで、合計15分くらいの所要時間でした。
汚れの程度によっては二度目のブラッシングが不要な場合、そもそもブラッシングが不要な場合もありますので、1セット5〜15分とお考え頂ければ間違いないでしょう。
<おまけ>
ここに写っているのは部屋の中に5年くらい置かれていたJoker Driver、Hybridのバレルです。
上2段が磨き終わったバレルで、下2段がまだ磨いていないバレルです。
(三段目の真ん中あたりにひとつブラックコーティングバレルがあります)
反射率の違いが一目瞭然ですね。部屋が明るくなるってもんです。