愛おしき海外バレルメーカー
圧倒的な存在感を示す「EVOLUTION」
みなさん、ドイツの「EVOLUTION」というバレルメーカーをご存じですか?
以前は日本にも輸入代理店があって、多少流通していたようですが(朧な記憶では渋谷「Darts Collection」にも扱いがあったような気がしますが…)今となっては国内で店舗購入することはほぼできないでしょうね。
国内でどれくらい話題になったことがあるのか気になって、関連の日本語HPをググりましたら、1件だけヒット。もじゃりーぬが2012年にアップしたブログが出てきました。(笑)1件だけとは、なかなかのマイナーっぷりです。
実際私も国内の販売店をくまなくチェックしましたが、どこにも在庫が存在しないため、5年程前に気の遠くなるような手間暇を掛けて個人輸入しましたよ。
で、入手したのがコレです。
「F7」というモデル。
今でこそバレルには色んな形の「カット」がありますが、まだ5年前ってほとんど「リング」「シャーク」「ウイング」しか無い時代。Samuraiシリーズにほんの少しの縦カットとドットが入っていたのが凄く格好良くて、憧れていた時代ですよ。
そんな時代に、これだけブッ飛んだモデルを市販してたんですから頭が下がります。
ドイツの職人魂「孤高の匠」
それともうひとつ、こちらは「TWIST」。
見た目そのまんまなんですがね。(苦笑)
さっきも書きましたけど、国内メーカーで「スパイラル」カットがまだ非常に少なかった時代から存在するバレルです。
まあ、GadgetのGシリーズとかは、例外的にありましたけどね。
ポピュラーなバレルに登場したのはGRRMのNUSA DUAあたりからでしょうかね?
しかも表面をこすっただけみたいな貧相なカットじゃないんですよ。
こんなにエグいスパイラルカットは見た事無かったワケです。
カットのエグさで言えば、現時点でもダントツのNo.1じゃないですかねぇ。
でも、やっぱり…ぶっちゃけ「見た目・インパクト重視」じゃないですか。(笑)
製品ラインアップはほぼ全てストレート形状ですし、少なくとも日本市場でバカ売れするタイプじゃありませんよね~。
シャレで買える価格帯じゃないプレミアムバレルですから、購買層にも自ずと限りが出てきます。国内代理店が撤退したのも致し方ないでしょう。
にも関わらず、首尾一貫して媚びないバレル造りに邁進する姿は、まさにゲルマン魂!
現時点の私の中では、コークの時にバレルを抜いた対戦相手に「なんじゃ!このバレルは〜」とビックリされることを期待しての「コーク専用」バレルという位置付けですが、いつかコヤツらを使いこなしてみたいです。