初めましてのバレルメーカー 2024初夏
久しぶりにご新規メーカーの紹介です。
今回は『Pro.VISION JAPAN』さん。
ご自身が元プロダーツプレーヤーだった方が
立ち上げた会社で「ダーツをスポーツに」という
思いから発足されたとのことです。
会社は昨年7月に設立し、現在在籍する
所属プレーヤーはPERFECT8名、JAPAN6名で
合わせて14名いらっしゃるみたいですね。
そして、今回は4種のバレルが発売となっています。
Pro.VISION JAPAN Quetzal(2BA)
全長:41.0mm
最大径:7.6mm
バレル重量:17.5g
門川豪志選手モデル
Pro.VISION JAPAN Stille(2BA)
全長:49.0mm
最大径:6.6mm
バレル重量:18.0g
砂川大選手モデル
Pro.VISION JAPAN Robin(2BA)
全長:42.0mm
最大径:7.6mm
バレル重量:20.2g
一般モデル
Pro.VISION JAPAN Macaw(2BA)
全長:42.0mm
最大径:7.2mm
バレル重量:19.0g
一般モデル
とても面白いのは、ほとんどのバレルメーカーが
上位モデル(プロモデル)にはタングステン90%や
タングステン95%等の比重の重い材を使用して、
下位モデル(一般モデル)には比重の軽い材を
使用することが一般的であるワケですが、こちらの
メーカーさんは逆なんです。
プロモデルがタングステン80%で、一般モデルが
タングステン90%なんですね。
よく聞く話で、90%の材だと重くなり過ぎるため、
シャフト側、チップ側の両サイドを大きく刳り抜いて
重量調整するワケですが、それが過ぎると「芯」が
無くなってしまうという件。
そうなると、バレルの重さを感じられなくなり、
スカスカした感触になってしまう。
それを防ぐために敢えて80%の材を使用して、
刳り抜きを少なくして、「身が詰まっている」
感触を出しているのだそうです。
4モデルを実際に投げてみて、一番自分のフィーリングに
合ったのはQuetzal。
私の好みが「重くなく、カットがきつくないトルピード」
ということで、やはりコイツが違和感無い。
特に「抜き易い」という印象がありました。
まあ、Cフラ爺のインプレなんて、誰の参考にも
なりませんけどね。(笑)
Sダーツさんで扱っていらっしゃるので、
気になる方はご検討下さい。