これオモロイ「CALIBURN EVO」
これまでも何度かスティールバレルの「ソフト化」について
投稿してきましたが、今回は久しぶりに新しいアイディアの
グッズを知ったのでご紹介します。
商品自体はずっと前から販売されているようなので、
知らなかった我が身の不勉強を恥じるばかりです。
さて、件のグッズはCaliburn Dartsさんの「CALIBURN EVO」システムです。ひらたく言えば、ターゲットさんのスイスポイントにソフトチップが使えるような感じですかね。
一般的な普通のスティールバレルが、システマチックなバレルに変身するところが大きな魅力ですね。
まずは、治具等がセットになっている、こちらのスターターキットが必要です。
内容物は、こちら。
リポイントツールで圧入する時に使用する治具です。
穴径の微妙な差に対応するため、デフォで3種類のパーツ
「スピゴット」が入っています。
こちらの大中小でカバーできない場合は、
更に対応幅の広いパーツが単体販売されているとのこと。
この「スピゴット」、めちゃくちゃ小さいので慎重に扱わないと、落としたりしたら、もうどこに落ちたか発見が難しい。
十分に対策してから作業に取り掛かることをお勧めします。
ちょっと文字で伝えるの難しいので、こちらのアドレスから、メーカーさんの説明動画を見てもらうのが早そう。
https://x.com/i/status/178877…
そして、この動画には出てこないけど、交換できるのはスティールポイントだけじゃなくて専用のソフトチップも使えるんですね。
ふむふむ、過去から存在した4BA化用のコンバージョンポイントが、小さくなって穴の中に収まっているイメージだな。
今回はこの実験のためにWINMAUのSNIPERというバレルを買ってきました。
先細なバレルなので、従来の4BAポイントではネジ部の径が太くなって、スマートさに欠けた野暮なシルエットになってしまうんです。
手持ちのリポイントツールでスピゴットを圧入します。
こんな感じで圧入は完了です。
では、専用のソフトチップを取り付けます。
スターターキットに、FIT POINTPLUSみたいな増し締めするためのツールが入ってますので、これを使ってしっかりとチップを捻じ込んでいきます。
これで完成です。
うむ、無粋な出っ張りなど無い、スマートな仕上がりです。
まだ使い込んでいないのですが、数投試した感じでは特に違和感などは無かったですね。
ただ圧入されているスピゴットの、バレルとの接触面積が従来のポイントより大幅に小さく、セグメントから抜く時に掛かる負荷に長期間耐えられるかなど、その辺はしばらく使ってみての判断になりますね。