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コミュニケーションのとりやすい空間

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大規模な大会と、小規模な大会。ともに満員御礼の場合、興行として収益をあげるのは大規模な方だと思うのですが、“どちらが楽しい大会なのか”という観点だと、参加者の目的によって異なってくると思います。

参加者がダーツ自体を楽しみたいというスポーツ感覚の場合、自分の実力がどこまで通用するのか、そして優勝する事が最終目的となるので、大勢の参加者の中で頂点に立つ方が満足度は高いですよね。

でも、ダーツを通じて人との繋がりを楽しみたい人には、ハウストーナメントの方が満足度は高いかもしれません。そして小規模な方が一体感も生まれやすいかと思います。ただ、逆にダーツ自体を楽しみたい方には、その一体感が面倒だったりもします。

では、プロの大会が同時開催されていない、会場を借りて行われる地方の大会。マシン台数でいうと30台程度の大会だとどうなのか?そんな事を考えている時に、最近ご縁のあった方が主催をしている『徳川家康公杯』が、今回はその規模だということを知り、いてもたってもいられなくなり静岡まで行ってきました。(^^)

結局からいうと、とても良い空間でしたね。コミュニケーションがとりやすい距離感で、ストレスにならない程度の参加人数。さらに地方なので誰かが誰かの知り合いの事が多く、すぐ仲良くなれるんですよね。だから初めて行った私でも、なんだか暖かい人達ばかりだったなーっという印象で。今後いろいろなイベントをおこなっていくうえで、とても参考になりました。

大会の空間づくりは、主催者側の目的次第で、テーブルの配置の仕方や数cmの間隔などで、かなり変わってくると思います。PDCの会場なんかはよく考えられていますよね。逆に新しいダーツ店舗とかで「そりゃ客こないよ」って言いたくなるレイアウトもまれにみかけます(笑)

こと、『徳川家康公杯』に関していえば、収益目的というよりも、いかに参加者に楽しんでもらうか、そしてダーツを広めていきたいという想いを強く感じる空間で、10年間続く理由も少しだけ分かった気がしました。

その土地にあったダーツ普及活動。これはやはりその土地で頑張っている方がキーマンとなります。その為に、私自身、何かしらのヒントを提供できればとSMAG.でコラムを発信していますが、実際はSMAG.きっかけでヒントを貰う事の方が多く、皆様には感謝しかありません。

つまり。3月は本当に忙しくSMAG.をさぼりがちでしたが、少し落ち着いてきたので、今後はぼちぼち更新していきたいと思います(笑)

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