【VISIONはあるか】
やるからにはずっと
僕は11か月という短期ではあるがもちろんその期間で終わるという気持ちはない。
向こうにいる間も様々な方法でイギリスに滞在できるように模索するし、そのためには将来の仕事を見つけたりスポンサー様の協力もお願いしなければならない。
もちろんQスクールを通過して、ツアーカードを取得しランキングを保持し続ければ、おそらくその間はイギリスに滞在することができる。
今ほんとうに行きたいのか
僕は誰よりもダーツが好き。
そして誰よりも挑戦したい。
僕は世間から見れば25歳フリーター。
バイトも都合がつくし、家庭も持っていないプー太郎だから失うものは何もない。
僕はよく学生のプレイヤーに言うことがある
「学生の本業は『勉強』だしそれがおろそかになるならダーツとの付き合い方を考えたほうがいいんじゃない?」と
なぜなら僕自身、ダーツでやると決めて大学を中退している。
それがいいとか悪いとかではないが、勉強はしておいたほうがいい。
学校というのは専門知識を学ぶという場所であるかもしれないが、物事の考え方の引き出しを増やしてくれる場所でもある気がする。
何かに行き詰ったときにいろいろな考え方ができたほうが解決策を見つけるのは早いし、きっとそこには合理性がある。
僕は大学までバスケットの推薦で進学した脳内筋肉野郎なので、スポ根論しかわからない。
練習、ジム、練習、ジム、練習、、、
そればかりの生活で、妥協はしたくない。
ただ練習や技術に行き詰まったときも良くなるまで投げ込むことしか知らず、論理的思考が働かない。
そんなとき勉強しておけばもしかしたらと悔やむ。
学校での勉強は必ずスポーツに生きる。
僕はダーツ人生で決断をするとき悩み、たくさんの人に相談した。いろいろな言葉をもらい本当に助かりその時々で最良の選択をしてきたつもりだ。
今回の渡英も費用的なことタイミング的なことでいろいろと悩み、自分の気持ちと天秤にかけた。
それでも一番重かったのは
『本場でやってみたい』
という気持ちだった。
費用
もちろん行きたいという気持ちだけでは何ともならない。
そこには『お金』という現実が待っている。
イギリス留学の費用ということで少し調べたが↓
語学学校:年間約¥1,260,000
生活費:年間約¥1,143,800
普通に留学して大体これぐらい。
そこに、試合の遠征やパブでの支払いなど様々な要素が加わっても、、、
年間で300万円ほどはみておいたほうがいい。
仕事しないでこれなので、準備は大切だ。
行ってただパブでダーツして帰国?
もし、観光ビザや短期留学で1カ月から6カ月ほど行くつもりであればその間に出場できる試合も探さなければならない。
ただ行ってパブで向こうの人と投げて帰国するというぐらいなら日本でJAPANなりPERFECTなりスティールの大会なりと月に2回ぐらいは出れる試合もあるのでそちらを勧める。
向こうに行く前にしっかりと目標を定めVisionを明確にして限られた期間をしっかりとダーツに取り組めるようにしなければもったいない。
そのうえでPDC関連の試合やBDOの試合を調べて、行く時期も考えることが大切だろう。
近道になればと思うけれど…
こういった情報を発信させてもらう機会をもらえ、エスダーツ様のほうからも海外に向けたお話しをと依頼されているが一つ感じることは、、、
『心の底から行きたいと思ってる奴はもう動いている』
ほんとに行きたい人の中にはいろいろな事情で行けないということもある、ただそういった話ではない。
まずは自分でなんとかするように努めることが大切であって
自分で考えて調べ、足を運んで聞きに行き、メモを取って記録する。
今の時代ネットでちょろっと検索して調べたつもりになってしまいがちだが、調べる方法はもっとある。
僕自身このために東京にも行き、名古屋でも毎月エージェントに会う。
そのために時間を作るし、その時間でたくさんの情報を得たいから事前に聞きたいことも考えていく。
当たり前のこと、本気だから。
なにか偉そうに書いてしまって申し訳ないが。
僕自身、自分で調べて、そのうえでわからないことを聞いている。
それ故、僕は僕がイギリスで滞在する方法しか探していない。
質問される皆さんの期待する答えを持っていないことのほうが多いだろう。
ただ、僕が調べてわかったことや、イギリスに行って感じた事などはすべて伝えるので聞いてもらえれば僕としてもコラムを書いている意義がある。
今回はこの辺で。
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