【66日目】
栗鼠(リス)
思い描く理想
いきなりそんなこと言われてもという感じかもしれません。
どんなに小さなことでも、きっとみなさんは持っていると思います。
自分のこと、業界のこと、様々な理想を持ち日々練習をしていたり、業界について議論を交わしていることでしょう。
なぜ、こんな事を言うのかといいますと最近のダーツ業界での流れがなにかを批判をすることになっているのでなはいかと感じているからです。
もちろん批判される側にも原因があることは確かであるし、現にこうやって僕が書いていることも一種の批判であるでしょう。
ただ、いろいろな批判を目にする中で具体的な対策や、有効的な提言がなされているものはどれだけあるでしょうか。
ダメなところをただ言っているだけで何かを変えることは難しいと思います。
いままでそうやってきたから、皆がそうしているから。
そういった考えを捨て置き、今しなければいけないこと、この先の為にしなければいけないことの二つを考え、議論することが大切だとつくづく思います。
もちろん、プロ選手は練習をし成績を残すこと、所属団体を普及させることが一つの仕事の形かと思いますので異はありません。
関係者の中にはきっと、もう諦めてしまった方もいることでしょう。
ただ、PDCという団体もBDOという団体に不満を持った選手や関係者が集まり発足させました。
それはマナーや態度、アルコールといった面でスポンサーが減ってしまうことを選手や関係者が憂慮していたからです。
今の日本ダーツ界も同じようなものではないでしょうか。
もし、今の形に納得をしていないのであれば批判をするよりも先に、考え、行動することが大切なのです。
SNSの投稿で批判するだけというのは、一種の行動ではありません。
それは風や流れに乗っているだけです。
SNSというプライベート空間である以上、何を書こうが何を批判しようが僕は全く気にしませんし、業界に与えるダメージも大きくはないでしょう。
ただその行動を少しべクトルを変えるだけでもしかすると大きな変革をもたらすことができるのかも知れません。
じゃぁお前は何をするんだといわれるかも知れませんが、それは僕にもわかりません。
なにが言いたいか、それはPDCとBDOが一緒に試合しているのをSKYSPORTSで見れたりPDCの試合をBBCで見れたりすることって背景考えるとすごいことだなと感じるし、また団体設立時にはSNSというものがなかったのにも関わらずこれだけクリエイティブなことをしてきた人がいるんだねってことです。
いまはとりあえず、ダーツをうまくなる。
そしてたまにぼーっとする。
それだけかな。
ここで一首...
木枯らしに、音を吐く栗鼠の集いかな
身を寄せ合っても、一時の暖
えいきっちゃん心のイギリス短歌
それでは。