【270日目】
さて、なんと久しぶりにセッティングを変えたわけでありますが(というか戻しただけですが)
これが、新しい発見があったわけです。
やはりダーツはストレートがいいことには変わりないですが、それが自分のイメージ通りに飛ばせるかどうかは別です。
重さや形状の微妙な違いでそのイメージとはかけ離れたスローになってしまうし、それをより理想に近づけるために練習するのですが
、そうしたいと努力するほどそうならない現実もあるわけです。
僕の場合はその努力に関しては無駄なことはないと思っています。ただ、今回セッティングを変えてより理想に近いスローがいつもより簡単にできることに気づきました。
これは単に一過性のものかもしれませんが、この感覚が非常に大切です。
いままで難しかったことが、若干ではあるものの簡単にできるという事実がモチベーションを高め、いままでのことを肯定してくれます。
以前使用していたセッティングは無駄じゃないか、それで練習を積んだ時間は無駄ではないかと思うかもしれませんが、僕はそうは思いません。
その時間があったからこそ、簡単に思えます。
その練習があったからこそ、変化できたのです。
そこで苦しんだからこそ、小さなことで喜べるのです。
パソコンを開いてFacebookを確認すると2年前に愛媛DOでシングルス優勝をしていました。
ということは真剣にスティールを始めて2年ということになります。
優勝した次の日から今でこそ言葉は根付きましたが「裏抜き」を自分のものにしたいと、自分のスローを捨てて、新たな自分のスローを構築すべく研究し始めました。
それは今でも続いていますし、その時の僕を知る人にはみんなに「なんで変えたの?」と言われましたし、リーグでも負け続けていました。
ですがいまでは「戦えるレベル」までは作ることができたと思います。
あくまで「戦えるレベル」ですが。
これを「勝てるレベル」まで上げていくことが今の段階ですので練習などにもいろいろ変化をつけています。
もちろん動画もいろいろ見るし、研究は大切です。
なんだかんだダーツは大好きなので。
そして、今日変えたセッティングはその時のもの。
いろいろ試して回りに回って原点に帰ってくるとは、なんとも面白いものですね。
余談ですが、この日の一回戦目はダブルスシングルス共に平賀さんでした。
最も尊敬するプレイヤーの一人です。
ダブルスは負けてしまったものの、シングルスは勝ちました。
その後で言われたことは
「これからはお前らが作っていかなきゃいけねぇんだよ」
とぶっきらぼうに。
そんな平賀さんが今回の愛媛DOで優勝なんだから、ほんとダーツはいつでもワクワクさせてくれます。
それでは