僕の中のアレンジって
いまから香港オープンのために関空から飛び立ちますがちょっとその前に前にも話したかなぁと思うのですが、たぶん内容が違うアレンジのお話。
僕はアレンジとは次のラウンドに気持ちよく投げられるかの準備でもあると思います。
以前、「アレンジって保険だよ」とも話しましたがそれはいまでも思っています。
合わせて、準備のお話。
僕はテンパイ圏内の170以下の数字には見ただけで「上がれるぞ!」って思える数字と「んー、この数字かぁ…」と思う数字があります。ダブルが出ればどこでも入る自信はあるので問題ないですが、そこまでの道筋に気持ち良さや悪さを感じるのです。
そこで大切なのがテンパイ圏外からのアレンジ。
よく上がり目が出るまで60打てばいいんだよと聞きますが、それも間違いではありません。
60を使ったアレンジの一つでしょう。ただ、これを知っておけば案外便利かもよということがあります。
それは20-17までのマーク数に応じての点数を把握しておくこと。
ブルを使うアレンジも大切なのですがそれはまた別の機会に。
下記が僕が大切にしている数字。
左がナンバー、右が点数。
4本の点数
20-80
19-76
18-72
17-68
5本の点数
20-100
19-95
18-90
17-85
6本の点数
20-120
19-114
18-108
17-102
7本の点数
20-140
19-133
18-126
17-119
これを頭に入れておくだけでテンパイ圏外はともかく100以上のハイフィニッシュの時も格段に余裕が生まれます。
とにかくこの数字を覚えてみてください。
いざ練習や試合で262や303などが残った時、どうすればテンパイが残るかがわかりやすくなります。
180出せばいいじゃんというのも正解。でも僕は9本より7本でテンパイが出た方が楽だし、7本より5本で出た方が楽に投げられます。
例えば262
20に3本使ってしまったら7本の140を打たなければなりません。
しかし18を使えば20-18-54の92点で170が残るのです。5本で済みます。
303では20を打てば180が必須。
しかし19を打てば133の7本でいいのです。
僕はこの4.5.6.7のマーク数の数字を覚えることによって幅が広がりました。もちろん慣れているというのもありますが、同じリズムでフィニッシュまで投げられることができればフィニッシュの本数も変わって来るはずです。
アレンジは上がりやすくするためというよりは気持ちよく投げるためという捉え方もあるんだよというお話でした。
さ、準備して松本グリコ康寿氏と合流しよっと。