COLUMN

L-style JAPAN OPEN

2
0
2016.06.19 Sun.

JSFD最大のスティールトーナメント

こんにちは。

今日はL-style JAPAN OPENのお知らせです。

JSFD最大のオープントーナメントであるL-style JAPAN OPENが7月10日(日)に大田区産業プラザPIOにて行われます。

昨年に続き今年もL-styleが冠スポンサーになります。
そちらのほうでもお声掛けしていただいているようなので、あんな選手やこんな選手も参加すると思われます。
海外選手も数人参加予定とのことです。

この大会は賞金が用意されています。優勝賞金男子50万、女子30万はスティールの大会では破格です。また、男女ともにベスト8まで賞金が用意されています。
(ユースとハンディキャップは賞金はありません)
また、優勝者にはワールドマスターズの権利が得られます。ただし、この費用は優勝賞金から出してくださいとのことです。
賞金およびワールドマスターズの権利を得るためにはJSFD登録が必要ですが、この大会に限りスポット登録が可能です。
3000円が高いか安いかは各自の判断にお任せしますが、狙っているけどJSFD登録をしていない方はご検討ください。

JAPANやPERFECTの枠にとらわれず、すべての選手が同じスタートラインからスタートするのがスティールトーナメントの醍醐味であるので、ぜひプロアマ問わず多くの選手の参加を望みます。

参加に関することは以下のページから一番下にあるJapan Open (S1)の右にあるリンクを参照してください。
http://jsfd.or.jp/?page_id=13…

この大会はウェブエントリーが可能です。店を通さなくてもFAXがなくても個人でエントリーできます。
(ただし、フィーは別途お振込みください)

なお、ライトリーグ参加者も賛助団体所属扱いなのでエントリーフィーは1000円安くなりますことをお忘れなきよう。

オールチョーカー制なので、チョーカーの練習もしておいてくださいね。
私はユースにつきますので、チョーカーのヘルプができるかどうかわからないので。

年に2回の大事なユース大会

そしてこの大会はユースにとっても大事な大会になります。

年に2回しかないスティールのユース大会です。
昨年までの実績でいけば、2月のTokyo Darts Openと違い、ロビンスタートで決勝トーナメントのレッグも長いので、より実力が問われる大会になります。

WDF認定のユース大会になりますので、上位者はWDFのランキングに掲載されます。
優勝ポイントは17名以上になれば40ポイント、16名以下ならば30ポイントになります。
アジアパシフィック地域では既にオーストラリアで60ポイント以上に選手が2名、50ポイント以上が3名いるので、上位に入るのは現実的ではないですが、ぜひ世界ランキングに名を残しましょう。

そして、この大会の優勝者はワールドマスターズの権利が与えられるはずです。
ただし、参加費はすべて自費になりますので注意してください。派遣でなく、権利だけです。
(「はず」と言うのは、JSFDへメールで問い合わせたことに対して口約束での返答になってしまっている部分と、JSFDへ要項への記載を要求したのですが、それが果たされていないので、今回は少し弱めの表現にしています。どんでん返しがあっても驚かないでくださいということです。)

前日はBDOのアジア予選がある大事な日

JSFDに登録している選手にとっては、前日の9日(土)は非常に大事な日です。

以下の3つのトーナメントが1日で行われます。

・BDOレイクサイド予選
BDOのワールドチャンピオンシップであるレイクサイドへの出場をかけた予選。
(ただしレイクサイドはPDCワールドチャンピオンシップと重複できない)
・BDOワールドトロフィー予選
BDOワールドトロフィーのアジア代表をかけた予選。
・JAPAN MASTERS
JSFDのマスターズの位置づけではあるが、JSFDでは上位選手は「招待」でJSFD登録選手でトーナメント出場があれば予選から出場可能。優勝選手はBDOワールドマスターズの出場権が得られる。この大会のみ女子の部もある。

なお、レイクサイド予選およびワールドトロフィー予選は原則的に以下の選手しか出られません。
JSFD ランキング(2014-15)32 位タイまでの選手(7/1 時点)
JSFD主催・共催大会・サンクション大会 7 大会以上出場選手
前年度ワールドマスターズ派遣選手
(その他の条件は要項を参照してください。)

つまり、BDOの3つのスペシャルイベントの出場権がこの2日間で決まってしまうんですね。
JSFDに集まる選手はこれらの権利を狙っていると考えてよいと思っています。

なお、これらの大会に参加しない選手用に、同時開催で「International Challenge」が行われています。
優勝賞金5万円の男女混合オープンです。海外選手も参加します。
エントリーフィーも少なめなので、こちらにも参加してみてはいかがでしょうか。

ついでなのでBDOのスペシャルイベントの出場権をおさらい

日本にはBDOのスペシャルイベントの出場権があります。
BDOはイギリスの2大団体の一つであり、これらのトーナメントはテレビ中継がつき、賞金もつきます。
(ワールドマスターズは現地のプレーオフを勝ち抜く必要があります)

BDOのスペシャルイベントに出場するためにはJSFDに登録する必要があります。
JSFDに登録することでWDFに登録されます。

ここで出場権の昨年実績をまとめます。

・レイクサイド
レイクサイド予選優勝
・ワールドトロフィー
ワールドトロフィー予選優勝
・ワールドマスターズ
JAPAN MASTERS優勝(男子は準優勝が繰り上がり)
JAPANOPEN優勝(女子は準優勝が繰り上がり・ユースなし)
年間ランキング上位2名(男子のみ)
WDF地域ランキング1位(ユース)

レイクサイドとワールドトロフィーに関しては条件がクリアなのですが、ワールドマスターズの権利に関しては問題が生じています。
昨年は男子においてJAPAN OPENとJAPAN MASTERSの優勝者が重複したため、誰が繰り上がるのかがわからない状況になってしまいました。
ワールドマスターズについて明記された出場権は「JAPAN OPEN優勝」「JAPAN MASTERS優勝」しかないのです。

多くの選手がJSFDにルール整備をお願いしているのですが、現時点では何も発表がないのが現状です。

選手の皆様には、このようなあいまいな状況であることを理解して試合に臨んでいただきたいと思います。
JSFDにはもっと多くの選手の声も必要と思います。せっかくL-styleのようなスポンサーがついてくれているうちに、選手がもっとクリアにわかるルール作りをしてほしいと思います。

多くの選手がL-style JAPAN OPENに出場して、目いっぱい競い合っていただけることを望みます。
今から楽しみです。

それではまた。

2
0

LATEST COLUMN

HOME

COLUMN

L-style JAPAN OPEN