【アレンジ上級】ブルを使うアレンジ
46ダーツはブルということで
こんにちは。
長嶋さんの記事によるとこれで46本目ということのようです。
46本目といえばミドル、すなわちブルなので、ブルについて書こうと思ったら結構悩んでしまいました。
悩んだ割にはあまり長くないしとりとめも無いですが、頑張って書いたので読んでやってください。
なお、PERFECTルールでも大いに役に立つと思っています。
なぜならば、ソフトボードのブルはブリッスルボードのブルよりアウターの割合が大きいので、25を取りやすいからです。
まずは82のアレンジから(2桁を中心に)
ブルを使うアレンジで一番有名なのは82でしょう。3本残りであれば50-32 または 25-17-40で良いダブルを狙うことができます。
(2本残りであれば42-40が妥当でしょう。50より42のほうが大きいですので)
アウターに入ってもシングル-シングルでダブルが取れるのは大きいです。
25という+5のシングルであることを利用すれば81から85までの数字は3本残りであればブルからアレンジしていいということでもあります。
同じ考えであれば91から95も3本残りであればブルからアレンジしていくという方法もあります。アウターであればシングル-シングルでインナートライができます。
インナーに期待するのであれば90からのブル、66からのブルという考え方もできますし、トリプルより広いアウターを使うのであれば65からのアウター、61からのアウターという考え方もできます。残り2本で75からのアウターもこの考えです。
特にアウターが広いPERFECTルールでやるのであればアウターからのアレンジは手元に持っておいてもいいでしょう。
ブルを使ってテンパイを出す
残り1本において192と195の残りは、ブルを使ってテンパイを出すことができます。192は167残りに、195は170残りになります。
231から235の残りにおいては、この考え方を使ってシングルだけでテンパイを引き込むことが可能です。
231 20-19-25
232 20-20-25
233 20-18-25
234 20-19-25
235 20-20-25
ついでに271から275まではトリプル-シングルで引き込めます。
271 57-19-25
272 60-20-25
273 60-18-25
274 60-19-25
275 60-20-25
同じ考えで312と315はトリプル-トリプルでテンパイを引き込めます。
わざわざブルを使ってテンパイを出すのか、または60を取って点を取りに行くのかはプレーヤーの考え方によると思いますので、それだけが得策ではないでしょうが、知っているだけでプレーの幅は広がるでしょう。
その末尾5は切るべきか
たまに末尾の5を切るべくブルに投げる選手を見ます。例えば115レフトの時に、その5を切ることに意味はあるでしょうか。
私の考えはNOです。この場合25に入れても90残り。次に打たされるのは54です。25-54-36の流れが一方向に流れるので、それを見越したものでなければ無理にブルを使わなくても19-60-36で十分です。(いつも使っている60でアレンジできるということです。)
逆に145などの「十の位が偶数」の残りでは早めにブルに入れると流れが良くなります。
例えば、残り1本で145からブルに入れると120になる。これは20だけでアレンジできるやりやすい数字です。
なので165や185など「十の位が偶数」の数字では早めにブルを入れておくことで見通しが良くなることが多いです。
実はこれは「十の位が偶数」の末尾1においても言えることです。161や141や121はたまにブルに入れてみるといいかもしれません。136や116や96になって20狙いからのアレンジが見通せるようになります。
ちなみに同じことは末尾9に対する19シングルにも言えます。「十の位が奇数」のときにのみ末尾切りは効果を発揮します。199などの9は早めに切っておいて損はないですが、189などの9は89になるまで放っておいても支障はありません。奇数を嫌うのであれば19に3本投げましょう。132になってぐっと見通しが良くなります。
インナー-アウター-インナーの種明かし(3桁のアレンジ)
3桁でブルを投げる定番は132と135でしょう。
132 25-57-50
135 25-60-50
ともに3本持ちでインナートライを前提としたアレンジになります。急がなければ135は19に入れておくと116になり見通しが立ちやすいです。
もう一つは125が定番です。アレンジ表を見ると50-25-50と書いてあることが多く、できるかよ、と思うのですが、基本は25-60-40です。3本残りでなくても一度25に入れておいた方がいい数字ではあると思います。
50に入った場合には75残りになり、ここで2本残りになるので25-50が最適ということで50-25-50のアレンジになるのです。当然残り2本でなければ51-24で十分です。
というわけで、今日のトップ画像は部活で唯一飛び出した125アウトの画像でした。やってみるとできるものですね。ちなみに画像は横を向いてしまいました。
それではまた。