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【追記あり】BDOでもワールドチャンピオンシップが行われます

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2016.12.16 Fri.

歴史あるワールドチャンピオンシップ

こんにちは。

1月2日にPDCのワールドチャンピオンシップが閉幕しますが、その後の1月7日より、今度はBDOのワールドチャンピオンシップが行われます。

1978年から行われている歴史ある大会で、優勝者にはEric BristowやJohn Loweをはじめ、現在PDCで有名なPhil TaylorやRaymond van Barneveldも名を連ねます。PDCのワールドチャンピオンシップと同様に価値のある大会と認められており、優勝者はユニフォームに星が入ります。Phil Taylorの「16度のワールドチャンピオン」はBDOでの優勝回数を含めた数字です。

現在の通称はスポンサーである「Lakeside」が使われることが多いです。(2003年まではEmbassyでしたので「昔のEmbassy」と言ってた方もいました)また「World Pro」と省略されることもあるようです。あくまで正式名称は「Lakeside World Professional Darts Championship」なので、もともとProfessionalのPDCとはちょっと違うようです。

優勝賞金は100000ポンドです。PDCは350000ポンドなのでここだけ見ると差は大きいですが、それでも価値ある大会として今まで続けられています。

なお、PDCとBDOのワールドチャンピオンシップは同じ年に両方出場することができません。もともとPDCはBDOから分離してできた団体でありまして、その辺りの負の遺産はこういう形で未だに残っています。

アジアからは浅田斉吾選手が出場します

日本からはアジア枠として2014年から出場しています。2014年は清水浩明選手(Mr. Miyagi)が出場し、2015年からは浅田斉吾選手(THE NINJA)が出場しています。7月の予選の結果、2017年も浅田斉吾選手が出場します。浅田斉吾選手はプレリミナリーからの出場になり、一つ勝ち上がってベスト32になります。

試合時程表を上げておきます。浅田斉吾選手は現地時間7日19時、日本時間で8日午前4時からのゲームとなります。
皆様ぜひ応援して頂きたいのですが、見る方法は今のところわかりませんのでそこはすみません。

PDC、BDOともにワールドチャンピオンシップが開催され、ダーツファンとしては楽しみな年末年始になります。PDCの知野選手とともに、ぜひ応援しましょう。

それではまた。

【追記】
時程表を見ていただければわかりますが、BDOのワールドチャンピオンシップは女子とユースが併催されています。
女子はBDOランクとワールドマスターズ前日の予選から選ばれた選手が出場し、ユースは予選から選ばれた決勝戦のみ行われます。
近い将来このカテゴリーでも日本選手が活躍する機会が来るでしょう。ワールドマスターズを見ても女子はベスト8(2015年)、ユースはベスト16(2016年)まで来ています。ここで優勝者が出れば、間違い無く日本のダーツ環境は変わります。そんな世界を夢見て応援していきましょう。

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