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ワールドチャンピオンシップ挑戦の歴史

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2015.12.16 Wed.

今日はPDCワールドチャンピオンシップの話です

画像はPDC.TVより拝借です。

こんにちは。今年のPDCワールドチャンピオンシップの日本代表は小野恵太選手になりましたね。

JDA(日本ダーツ協会)が今年からPDJに参戦することとなり、推薦選手を事実上のオープン大会の優勝者にすることにしました。そこで勝ち上がったのが小野選手であり、PDJファイナル当日も見事に勝ち上がりPDCワールドチャンピオンシップ出場を決めました。
今までの代表は村松治樹選手と橋本守容選手だけでした。PDJが送り込む3人目の選手となります。10月に行われたWINMAU WORLD MASTERSではに日本人最高位であるベスト64に食い込んでいます。期待したいですね。私があのとき渡したお守り、まだ効果はあるかな…

なお、小野選手は同年でPDCとBDOの試合に出場する珍しい形となりますが、過去に(年度は越えますが)PDCとBDOの両方のTVマッチに出場した日本選手がいます。2014 WORLD TROPHYと2015JAPAN DARTS MASTERSに出場した饗場克也選手です。プロライセンスは持ちませんが、L-styleとDMCのサポートを受けている選手です。非常にいい選手なので覚えておきましょう。テストに出ます。

当初はなかなか勝てなかった

今日はPDCワールドチャンピオンシップに出場した日本人の奇跡を追っていきましょう。講師はWikipediaさんです。日本語のWikiでは調べられませんが、イギリスのものには細かい結果が記載されています。試しに次のリンクを踏んでみてください。2015年のPDCワールドチャンピオンシップの結果が見られます。
https://en.wikipedia.org/wiki…

PDCワールドチャンピオンシップに日本人の名前が刻まれるのは2004年からです。プレリミナリーの結果とスタッツをご覧ください。なお、スタッツは3本ごとのアベレージになっています。
2004 佐野徹 (66.15)0-3(87.93) Wayne Atwood
2005 松永保彦 (72.74)0-3(81.44) Jason Clark
2006 松永保彦 (74.55)0-3(81.98) Wes Newton
2007 和田哲也 (73.29)0-3(85.08) Wes Newton
2008 永川明広 (68.85)2-5(69.83) Anthony Forde(Barbados)
2009 永川明広 (54.34)3-5(54.95) Warren French(NZ)
ここまで、日本人選手は全く勝つことができませんでした。

PDJの登場で歴史が変わる

PDJのHPより

この翌年に株式会社PDJが立ち上がります。観客が見ている前でのワンデートーナメントによって勝った選手が代表権を得るという、非常にクリアな選考方法に変わりました。
この年に勝ち上がったのは村松治樹選手。村松選手がプレリミナリー突破を果たし、歴史が変わります。2010年以降の日本人の成績を見てみましょう。
2010
村松治樹 (75.98)4-2(76.28) Krzysztof Kciuk(Poland)
村松治樹 (83.84)0-3(94.93) Ronnie Baxter(England)
2011
橋本守容 (87.30)4-2(83.10) Matt Padgett(England)
橋本守容 (87.44)0-3(103.26) Gary Anderson(Scotland)
2012
村松治樹 (85.22)4-2(77.20) Dennis Nilsson(Sweden)
村松治樹 (90.26)0-3(99.98) Phil Taylor(England)
2013
村松治樹 (87.13)4-0(59.36) Dave Harrington (NZ)
村松治樹 (84.75)0-3(95.50) Simon Whitlock (Australia)
2014
橋本守容 (84.26)4-2(75.26) Paul Lim(Singapore)
橋本守容 (76.50)1-3(79.69) Michael Smith (England)
2015
村松治樹 (75.69)2-4(79.27) Boris Koltsov (Russia)
2015年の大会で久々にプレリミナリーで敗退してしまった村松選手は、直後のQスクールでツアーカードを獲得し、面目躍如となります。
さて、2016年の成績はいかに?この大会からプレリミナリーもセットマッチとなります。相手はフィリピンのAlex Tagarao選手。香港オープンで赤松選手に勝って優勝しているイラガン選手を倒した選手なので気は抜けません。みんなで応援しましょう!

女子のワールドチャンピオンシップも行われていた

Stacy Bromberg選手。L-styleのHPより画像を拝借しています。

なお、2010年にはWomen'sのワールドチャンピオンシップが行われています。その結果も付記しておきます。
Women’s
2010 中川 一美 0-4 Stacy Bromberg(America)

相手であるStacy Bromberg選手はこの大会を優勝しています。2014年のJAPAN OPENで来日していましたね。L-Styleのフライトを買った方も多いと思いますが、現在乳がんと闘病中です。頑張ってほしいです。

PDCでは現在女子限定の大会は行われていません。女子のトッププレイヤーはBDOの大会に集まります。
先日のWINMAU WORLD MASTERSで大内麻由美選手と大城明香利選手がベスト8に入りTVマッチをしたのが記憶に新しいですね。

今週からワールドチャンピオンシップは始まります!

いよいよ現地時間の17日からPDCワールドチャンピオンシップが始まります。日本からだとPDC.LIVEで見る形しかないでしょうが、いろんな情報を見ながら応援していきたいです。
小野恵太選手の試合は日本時間で20日の午前4時。日曜日の未明になります。勝ったらフィルテイラーとの対戦が待っています!

年が明けるとPDCではQスクールが行われます。ツアーカードを争う予選会です。もうすでに複数名の日本人選手が参加を表明しています。
しかし、そもそもツアーカードって何?プロツアーって何?このあたりの私も持っていた疑問を何週かに分けて解説しようと思います。

それではまた。

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