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ダーツ部の渡邉です

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2015.12.09 Wed.

簡単な自己紹介から

初めまして。渡邉と申します。中高一貫の男子校でスティールダーツを扱うダーツ部の顧問をやっております。ダーツ部に配属されてそろそろ6年になります。職場では数学の教員ですが、そこを離れればダーツの好きなサラリーマンです。現在は1歳になる双子がいるので、子育てに奮闘中です。

本欄では、素人目線ではありますが、PDCについて私が調べたこと、スティールダーツの世界について、その他思いついたことを書いていきます。ソフトダーツのことや技術論、バレル紹介などは長けた方々がたくさんいるのでそちらにお任せします。(ちなみに私はソフトダーツもたくさん投げます)

キーボードをたたきながら緊張してます。どのテンションでいっていいのかわからない状態ですが、優しくおつきあい願えれば幸いです。

なお、写真は2015年ののTokyo Darts Openの写真を使わせていただきました。しばらくはこれをメイン画像にします。

しばらくはPDCについて書こうと思います。

年末にはPDCワールドチャンピオンシップが控えていて、年明けにはQスクールがあります。なので、しばらくはPDCについて書こうと思います。

PDCは世界最大のダーツ団体と考えてよいです。ワールドチャンピオンシップの優勝賞金は300000ポンド。これを書いている時点での相場は1ポンド186円なので、この金額は5000万円を超えます。それだけの賞金を出せるだけの大きな団体なのです。

なお、イギリスには2つの大きなダーツ団体があります。先発は1973年にできたBDO(British Darts Organisation)です。PDCは1992年にできた後発団体ですが、今では賞金総額で大きくBDOを上回っています。
歴史上の理由で、この2つの団体の横断は制限があります。とりあえず、どちらかのTVマッチに出てしまうとその年のもう一つの団体の試合には出られないと思うといいでしょう。

PDCについての情報源

ここに書く記事は、できるだけ1次文献を示すように心がけます。

以前は海外のダーツに関する資料はVTRしかなかったため、様々な憶測が飛び交いましたが、今ではいろいろな資料がネット上で手に入る便利な世の中になりました。

私が使う資料はだいたい以下の3つです。

1.PDC.TV http://www.pdc.tv
PDCのHPです。特にオーダーオブメリットと言われる賞金ランキングのページにあるルールのページにはPDCのシステムが書いてあります。ここからよく引用すると思います。

2.PDPA http://www.pdpa.co.uk/
PDCの大会に出る選手を取りまとめる選手協会です。PDCの試合に出る選手は必ずここに加盟します。
PDPAのページには、まず、PDPA規約(Constitution)があります。また、選手規範(Code of Conduct)があります。
そして、各大会の要項や、たまにPDCのページにないニュースが載っていたりします。
賞金ランキングもPDCのページより少し更新が早いことも多いです。

3.Darts Database http://www.dartsdatabase.co.u…
このページは本当に使えます。いろんな選手の過去の成績をすべて見ることができます。
範囲はPDCやBDOに留まらず、WDF(世界ダーツ連盟)やTHE WORLDの結果も入っています。
使い方は、検索エンジンで「dartsdatabase muramatsu」と入力すると村松治樹選手のデータが見られる、そんな感じです。ちゃんと英語の検索結果も見られるようにしてくださいね。

以上がとりあえず使える資料たちです。英語の資料で私も目を白黒させながらなんとか読みます。
いまだにPDCに関しては間違った情報を散見します。私も間違えることがあるかもしれませんので、もし気になったらこれらの情報にあたってみることをお勧めします。

今週のダーツ暦と次回予告

次の日曜日には城東トーナメントがあります。
今年からJSFDでは関西地域のトーナメントが増えました。今回は男子32名限定のG4となります。

次回はPDCワールドチャンピオンシップに関して書こうと思います。
今年のPDCワールドチャンピオンシップには小野恵太選手が出場しますが、PDCワールドチャンピオンシップへの日本の挑戦の歴史を振り返ってみたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。
それではまた。

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