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プレミアリーグの季節です

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2016.02.02 Tue.

Unibet Mastersの結果から

こんにちは。先週は更新をサボりました。その間に1月30日と31日にUnibet Mastersが行われました。

結果はMichael van Gerwen選手の連覇となりました。決勝の相手は1回戦でRobert Thornton選手に対して0-8の状態からまさかの大まくりを決めたDave Chisnall選手。しかし、昨年のワールドチャンピオンシップ以外のすべてのプレミアイベントの決勝に上がった1位選手にはかないませんでした。
Phil Taylor選手はMichael van Gerwen選手に対して準決勝でフルレッグ。敗退はしたものの100超えのアベレージで健在をアピールしました。

本題です

2016年のプレミアリーグの賞金額です。今年から1位でプレーオフを迎えた選手にボーナスが付きました。PDC.TVより

今日の本題もPDCです。

2月から5月にかけて、PDCで行われるプレミアイベントは2つしかありません。
一つは前回書いたUnibet Masters、そして3月にファイナルが行われるCoral UK Openです。

そのかわり、2月から5月にかけて、PDCでは大規模な巡業が行われます。
プレミアイベントではないけれども、PDCで一番人気がある大会、それがプレミアリーグです。
プレミアリーグは毎週木曜日、イギリスを中心とした各地を巡りながら行われます。期間が長い分賞金も破格です。2015年のデータになりますが、優勝賞金は200000ポンド、賞金総額は700000ポンドに達します。ワールドチャンピオンシップに次ぐ優勝賞金額になります。

プレミアリーグについて

2016年のプレミアリーグのメンバーです。PDC.TVより

プレミアリーグは選抜された10名によるリーグ戦です。
メンバーはOoM(オーダーオブメリット)上位4名と、ワイルドカードとしてPDCとSky Sportsによる選抜メンバー6名で構成されます。今年は結果的にOoM上位10名によるメンバー構成になりました。
この10名によって総当たりのリーグ戦を行います。1試合はベストオブ12で行われるのでドローも発生します。
勝ち2点、ドロー1点、負け0点のポイントが与えられ、そのポイントで順位が決定します。
総当たり戦が一周した9戦目は「ジャッジメントナイト」と呼ばれ、その時点で下位2名は次回から出場できません。
そして、残りの8人によるもう一周の総当たり戦が行われたあとの最終週はロンドンO2アリーナで上位4名によるプレーオフが行われます。

1試合の予想だけでもドローが追加されて3択になります。また、最後に誰が勝つのかだけでなく、ジャッジメントナイトで誰が落ちるのか、今日はナインダーツは出るのか、ハイフィニッシュ、180の数…予想の種類が幅広いです。
会場は毎回多くの人が入ります。プレミアイベント以外でPDCの試合がUKで行われるのはプレミアリーグしかないので、自分の町にPDCがやってきたらたくさんの人が見に来るわけです。スコットランドやオランダでの試合はホームの選手に大歓声。相手選手にはブーイング。そんなプレミアリーグの雰囲気をどこかで見て頂ければと思います。

今週末から日本のスティールダーツトーナメントが各地で開かれます

Tokyo Darts Openのポスターです。このポスターけっこう好きです。手タレは誰?

日本でもスティールダーツのトーナメントが続いています。

1月31日は福岡でDOJOがありました。2月7日は京都DOと旭川ダーツ選手権(第34回!)、2月14日は東京でTokyo Darts Openがあります。
スティールダーツのススメ的なものは後日書きますが、ぜひお近くのトーナメントに行ってみることをお勧めします。
TDOではユース大会も併催されますので、私もここに参加します。年2回だけのユーストーナメントなので選手達も気合いを入れています。ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

それではまた。

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