PDC関連2題
2つの大会の出場条件が変わります
こんにちは。今日もPDC関連です。
まずは、本年のPDCプレミアイベントの詳細が発表になり、ヨーロピアンチャンピオンシップとプレイヤーズチャンピオンシップファイナルの出場条件が変更になりました。
本年からプロツアーの中でも「ヨーロピアンツアー」と「プレイヤーズチャンピオンシップ」のそれぞれの大会において、OoM(オーダーオブメリット・賞金順)をとることになりました。
ヨーロピアンツアーOoM上位32名がヨーロピアンチャンピオンシップへ、
プレイヤーズチャンピオンシップOoM上位64名がプレイヤーズチャンピオンシップファイナルへ、
それぞれ出場権が得られます。
また、この2大会の賞金額も変更され、特にヨーロピアンチャンピオンシップは優勝賞金が65000ポンドから一気に100000ポンドまで引き上げられました。
今回の変更で、PDCOoMの恩恵でヨーロピアンチャンピオンシップに出場できなくなったため、上位選手がさらにヨーロピアンツアーに出場してくることが予想されます。個人的にはPhil Taylor選手がどう動くのか注目しています。とりあえず第1戦と第2戦は回避していますが、今後は出場するのでしょうか。
また、ヨーロッパ本土枠とスカンジナビア枠もなくなりました。ヨーロピアンツアーとプレイヤーズチャンピオンシップを独立させることで、プロツアーへの出場を促しているのかもしれませんね。
以上のことはPDCのオーダーオブメリットルールの3章に記載されていますので、ご覧になってみてください。
http://www.pdc.tv/order-of-me…
UKオープンの出場選手が出そろいました
UKオープンの予選が21日にすべて終了し、出場選手が確定しました。アマチュア予選も終了したので、これで128名の出場者がすべてそろったことになります。
まずはPDPA予選の結果はこちらです。
http://www.pdc.tv/news/articl…
そしてアマチュア予選の結果はこちらです。
http://www.pdc.tv/news/articl…
Michael van Gerwen選手が貫録の3勝でトップ。2番手は今年は全戦出場のPhil Taylor選手。前半病欠したGary Anderson選手も1勝してきっちりトップシードを確保しました。
同着に関してはオーダーオブメリットルール3.2によって決まります。
決め方は以下の通りです。
・当該試合(今回はUKオープン予選)の直近4試合の賞金総額で差をつける
・それでも並ぶ場合は当該試合をさらに1試合ずつさかのぼって差をつける
・それでも並ぶ場合はPDCOoM対象試合直近4試合で差をつける(以下同様)
一応、読み間違えている可能性もあるので、原文を付記しておきますね。
3.2 In the case of ties in any Order of Merit, the countback rule will apply; this will be the cumulative money won by a player in the previous four eligible events in the Order of Merit where a tie has occurred. In cases where there is still a tie, this countback will continue one event at a time until there is a separation.
In the event of two or more players not being separated by countback over the entire eligible period of the relevant Order of Merit, the player ranked highest in the main Order of Merit shall be deemed to be highest ranked, with countback continuing indefinitely until a split can be made after the initial four events on the main Order of Merit.
また、1回戦と2回戦のスケジュールも決まっています。3回戦以降はこれらの試合が終わった後にドローが行われるようです。UKオープンOoM上位32名は3回戦からの出場なのでこの表には入ってきません。
http://www.pdc.tv/news/articl…
PDC唯一のオープントーナメント、どんな展開になるのか結果に注目したいですね。
今日はここまで。それではまた。