5月15日 ヨーロピアンダーツマッチプレー 二回戦
MVGヨーロッパツアーで負けなしの四連勝へ発進!
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マイケル・バンガーウェンが土曜のHappyBetヨーロピアンダーツマッチプレーの二回戦でオランダのレムコ・バン・エイデンに勝利し、2016年のヨーロッパツアーでの4連続優勝に向けチャレンジを開始した。
オランダのスター、バンガーウェンは今年既にベンレイ、ミュンヘン、ジブラルタルでのヨーロピアンツアーイベントで優勝しており、この木曜にはプレミアリーグのリーグテーブルでトップ抜けも確定した。彼は売り切れ満員のハンブルクの観客の前でも素晴らしいダーツを続けた。
このトップシードは序盤を14ダーツ、12ダーツ、14ダーツで取り3-0とリード、一方のオランダ人予選通過者のエイデンも続く3レッグのうち2レッグを取ったが、バンガーウェンは強すぎて12ダーツで決着をつけた。
バンガーウェンは日曜午後の三回戦でダッチダーツマスターズ決勝の再現となるダリル・ガーニーと対戦する。この北アイルランドのエースは170チェックアウト、5つの180得点などでマービン・キングに6-3で勝利、アベレージも104.25に達した。
世界チャンピオンのギャリー・アンダーソンはオーストリアのワールドカップ代表、マイク・ランゲンドルフに2-3で負けていたが続く4レッグを連取し勝利した。
アンダーソンは次にジェームス・ウェードと対戦する。ウェードはジョニー・クレイトンのしぶとい挑戦を受け、序盤はこのウェールズ人が3-2とリードしたが結果、6-4でウェードがものにした。
ピーター・ライトはダレン・ウェブスターに大ピンチから生き残りベスト16入りした。このノーウィッチのプレーヤーは5-2とリードしたが、この世界No.5が大反撃に転じ勝利してしまった。
ウェブスターのダブル確立は83%に達したがライトを退けるには不十分だった。ライトもこの試合4つの180得点で対抗した。
ライトは次にジャーミー・ケイブンと対戦する。ケイブンはサイモン・ウィットロックの立ち上がりの悪さを捉え6-3で勝利した。
このダービーのエースは2つの13ダーツ、2つの12ダーツなどで序盤に5-0とリード、その後マッチとなるダーツを5本外す神経質な場面もあったが、結果、三回戦進出を果たした。
ドイツの観客が期待するマックス・ホップはイアン・ホワイトに6-2で勝利し満員のハンブルクの観客を喜ばせた。この世界ユースチャンピオンは1-1から5-1へリードし、最後は80をチェックアウトしてベスト16へ進出した。
ホップは三回戦でテリー・ジェンキンスと対戦する。この9度のメジャートーナメント準優勝者はマグナス・カリスに1レッグをダウンした状況から127チェックアウトのブルフィニッシュや50%のダブル率などで6レッグを連取して勝利した。
ベニト・バン・デ・パスはこの日の最高アベレージ107.35をマークし、170チェックアウトなどを繰り出すアラン・ノリスに、1-3の劣勢から5レッグを連取して素晴らしいダーツで勝利した。
バン・デ・パスは三回戦で同じオランダのビンセント・バン・デ・ブートと対戦する。この元オーストリアオープンの覇者はキム・ハイブレクトに6-2で勝利した。
マイケル・スミスは完全に試合を支配し、ダブル率46%、後半の5レッグを連取してジョン・ロドリゲスを6-1で破った。彼は三回戦でメンサー・スルホビックと対戦する。
オーストリアのエース、スルホビックはマイク・デ・デッカーとの対戦を130チェックアウトで開幕、しっかりとしたダーツでこのベルギーの若手を6-0でホワイトウォッシュした。
イェル・クラーセンはクリス・ドービーのマッチとなるダーツのミスにかろうじて生き残ることができ、ハンブルクでの三回戦へ進出した。
スコアは4-4となり、ドービーはクラーセン先攻のスローをブレークするとマッチとなるダブルがやってきた。しかし彼はこれを痛恨のミス、この機にオランダ人がブレークバックし最終レッグを集中して勝利した。
クラーセンは三回戦でエイドリアン・ルイスと対戦する。ルイスはレーネ・エイダムスと彼を応援するドイツの大観衆に打ち勝ち、ベスト16へ進出した。
ルイスは第3レッグで10本のダブルをミスし、エイダムスと観客に希望を与えた。しかしこの2度の世界チャンピオンは3つの180得点などで6-4で勝利した。
デーブ・チズナルは6つの180得点などでオランダの左利きロン・ミューレンカンプを6-2で打ち負かした。彼は次にジョン・ヘンダーソンと対戦する。ヘンダーソンはスコットランド人同士のロバート・ソーントンとの対戦でキーとなる場面で160チェックアウトし6-4の勝利を収めた。
HappyBetヨーロピアンダーツマッチプレーは日曜午後に三回戦、夕刻に準々決勝、準決勝、決勝を行い完結する。
<5月14日(土) 二回戦組合せ>
午後セッション
テリー・ジェンキンス(10) 6-1 マグナス・カリス
ベニト・バン・デ・パス(12) 6-3 アラン・ノリス
ジャーミー・ケイブン 6-3 サイモン・ウィットロック(15)
マックス・ホップ 6-2 イアン・ホワイト(7)
ジョン・ヘンダーソン 6-4 ロバート・ソーントン(11)
メンサー・スルホビック(14) 6-0 マイク・デ・デッカー
イェル・クラーセン(9) 6-5 クリス・ドービー
ダリル・ガーニー 6-3 マービン・キング(16)
夕刻セッション
デーブ・チズナル(6) 6-2 ロン・ミューレンカンプ
ビンセント・バン・デ・ブート 6-2 キム・ハイブレクト(5)
マイケル・スミス(3) 6-1 ジョン・ロドリゲス
エイドリアン・ルイス(8) 6-4 レーネ・エイダムス
ピーター・ライト(2) 6-5 ダレン・ウェブスター
ジェームス・ウェード(4) 6-4 ジョニー・クレイトン
ギャリー・アンダーソン(13) 6-3 マイク・ランゲンドルフ
マイケル・バンガーウェン(1) 6-2 レムコ・バン・エイデン
<5月15日(日) 三回戦組合せ>
マイケル・スミス vs メンサー・スルホビック
デーブ・チズナル vs ジョン・ヘンダーソン
マックス・ホップ vs テリー・ジェンキンス
ピーター・ライト vs ジャーミー・ケイブン
ジェームス・ウェード vs ギャリー・アンダーソン
ビンセント・バン・デ・ブート vs ベニト・バン・デ・パス
エイドリアン・ルイス vs イェル・クラーセン
マイケル・バンガーウェン vs ダリル・ガーニー
<5月15日(日) 準々決勝組合せ>
スミス/スルホビック vs チズナル/ヘンダーソン
ホップ/ジェンキンス vs ライト/ケイブン
ウェード/アンダーソン vs バン・デ・ブート/バン・デ・パス
ルイス/クラーセン vs バンガーウェン/ガーニー