5月19日プレミアリーグプレーオフ プレビュー
威厳あるプレミアリーグ優勝のゆくえは?今夜決まる
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2016年のBetwayプレミアリーグのチャンピオンが、ロンドンO2で開催される木曜のプレーオフで決定する。この名誉あるタイトルに向け、マイケル・バンガーウェン、フィル・テーラー、ギャリー・アンダーソンそしてエイドリアン・ルイスが対戦する。
15夜にわたるリーグシーズンの結果、リーグテーブルの上位4プレーヤーがこの木曜の準決勝、決勝でぶつかり合う。優勝者には今回破格の20万ポンド(3,200万円)が贈られる。
2月に遡ると10名のプレーヤーがキックオフしたが、この準決勝にはくしくもPDC賞金ランキングの上位4名が名を連ねることとなり、O2での戦いを最後に優勝に輝く。
世界No.1のバンガーウェンは2013年のリーグチャンピオンだが、先週ロッテルダムでフィル・テーラーを下して、4年連続でリーグトップで抜け出し、そのボーナス25,000ポンドを手に入れた。
このオランダ人は2月のオープニングの夜にジェームス・ウェードに敗北した後無敗を続け、準決勝ではエイドリアン・ルイスと対戦する。彼は今年の絶好調を維持して目標をプレミアリーグタイトルの奪還においている。
「先週は大事な夜で大きなプレッシャーがあった。でもうまくこなしたし、それに対して誇りを持てた。でも今週は全く新しい週だ。」とバンガーウェン。
「このタイトルは勝ちたい。O2でプレーすることを本当に楽しみにしている。ここ2年、このタイトルで勝っていないので絶対勝ちたい。」
「ベストのプレーをしなければ。このタイトルを勝たなければ。気分は最高だけどこの木曜にそれを見せなければ。ミスは絶対に許されない。100%タイトルに照準を合わせる。」
2度の世界チャンピオン、ルイスは前回プレーオフに出場したのが2011年だった。その時は決勝でアンダーソンに敗退していた。彼はこの木曜にリーグトロフィーを掲げることを狙っている。
「マイケルとのプレーを楽しみにしている。前回のプレーオフからもう5年も経っており、今回戻って来れて嬉しい。」とルイス。「今度はストレートのノックアウトで違ったボールゲームだ。待ち遠しい。」
「いつも言ってるけど、僕はノックアウトに強いプレーヤーで今回はそれだ。誰も恐れてはいない。」
「確かにここ何週間かはスコアリングがそんなに良くなかったけど、フィニッシュがいい。木曜に両方が噛み合えば、絶対チャンスがある。」
一方の準決勝では6度のプレミアリーグチャンピオンのテーラーが現プレミアリーグチャンピオンで世界チャンピオンのアンダーソンと対戦という待ちに待った好カードとなった。
テーラーは2015年に初めてのプレーオフ脱落という失望から一転、12試合不敗記録も含めて素晴らしいシーズンとなった。
「去年は脱落で傷ついた。本当に傷ついた。プレーオフへ復帰することが重要な目標だった。でも今ここにおり、タイトルを獲得しようと照準を定めている。」とテーラー。
「資格獲得は大変難しいことで通過できたことは素晴らしいことだ。特に今年は過去に比べ最も過酷なシーズンだった。でもそんなところが楽しい。今僕はリラックスできており、木曜の夜を楽しみたいと思う。」
「ちゃんとしたダーツをして楽しみたい。プレーヤーは絶対ミスをしないと思われてる。ダブルミスするとノックアウトされてしまう。木曜の観客もそれを期待してやって来ている。ギャリーとはいい試合になると思う。二人とも調子いいしね。」
一方、アンダーソンは2011年、2015年もリーグテーブルで3位抜けし優勝したが、今回3度目となる熱望するタイトル確保を狙っている。
「ハードな15週間だった。みんないい試合をしてきた。」とアンダーソン。彼はリーズでのオープニングの夜は風邪で不参加、出だしの2試合を負けてスタートした。
「世界でトップ4に入ったので素晴らしい夜になるだろう。みんなこの為に準備しており、誰もがこのタイトルを掲げたい。」
「トップ4に入るためによく頑張ってきた。うまくきたと思う。これで木曜にどうなるか待ち遠しい。優勝までに、まず僕にとってものすごいハードな準決勝が待ち構えている。前の2度とも3位抜けし優勝できたので、言葉通り歴史は繰り返して欲しい。」
木曜はロンドン、O2で準決勝に続いて決勝が行われる。スカイスポーツで7時よりライブ放映される。
<Betwayプレミアリーグ・プレーオフ組合せ>
5月19日(木)、ロンドン、O2
準決勝
マイケル・バンガーウェン vs エイドリアン・ルイス
フィル・テーラー vs ギャリー・アンダーソン
ベストオブ19レッグ
決勝
バンガーウェン/ルイス vs テーラー/アンダーソン
ベストオブ21レッグ