5月20日 プレミアリーグ準決勝、決勝
マスターズ、UKオープンに続きメジャー独占!
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マイケル・バンガーウェンが木曜の夜、2度目となるBetwayプレミアリーグでの優勝を飾った。彼はロンドンO2でのプレーオフを輝かしいプロセスで、偉大なライバルのフィル・テーラーを決勝で下した。
この世界No.1は、2013年に一度優勝しており、まず準決勝でエイドリアン・ルイスを10-4で退け、決勝ではテーラーを下して200、000ポンド(3,200万円)の優勝賞金を手にした。
バンガーウェンは16試合のレギュラーシーズンをトップ抜けしたボーナスとして既に25,000ポンド(400万円)を入手している。彼は決勝でベストダーツを見せ、1-2のダウンから5レッグを連取、6-2のリードとし、さらに残り100を2本の20ダブルでフィニッシュし見せ場を作ってテーラーの反撃を石のように止めてしまった。
このチェックアウトで火が付き、更に5レッグを連取このオランダ人はタイトルと同時にダーツ界で最も権威あるトロフィーの一つを手にした。
「僕にとってもびっくりするようなシーズンだった。このタイトルを再び獲得できて誇りに思っている。」とバンガーウェン。「ワールドチャンピオンシップを除くと、たぶんこれが一番大きなトーナメントだと思う。今年はこのトロフィーを勝ち取ることが僕の一つの目標だった。」
「過去2年決勝で負けており、これは全く特別な感激だ。過去2年も勝てた試合だったけど自滅していた。今年は今まで存在したことのない偉大なプレーヤー、フィルに勝てただけでもこれ以上の嬉しいことはない。
「今夜は本当にしっかりした試合ができ、そんなにミスをしなかった。必要な時に必要なショットができた。この結果に本当に満足している。」
「今晩だけではなく、ここ16週間全てに関わっている。大変な努力を費やし、いい試合をしようとし、このトロフィーを獲得して報われる。」
テーラーは準決勝ではギャリー・アンダーソンを10-7で下し、アンダーソンのタイトル防衛の夢を潰えた。このスコットランド人は一時は4-8のダウンとなったが3レッグを取り返しわずか1レッグ差に迫った。しかしテーラーはキーとなるレッグの残り79をフィニッシュし勝利を決めた。
しかし、このストークの伝説の7度目のプレミアリーグ優勝の夢は、決勝でバンガーウェンに敗北して潰えた。この決勝の対戦は2013年と同じ状況だ。
「決勝まで残れて光栄だ。」とテーラー。彼の直近のプレミアリーグ優勝は2012年だ。「マイケルは僕を打ち負かし、プレッシャーをかけ、僕のダブルミスを誘った。」
「彼は並外れたプレーをし、僕もベストを尽くした。しかし僕は十分に反撃できなかった。彼の得点力は優れている上フィニッシュは並外れている。これが相手にダメージを与える。」
ルイスはリーグシーズン中ベルファーストで9ダーツを達成しており、さらに初めてのリーグタイトル獲得に夢をつないだが、準決勝でバンガーウェンに破れ脱線した。
「僕にとっては代わり映えのしない夜となってしまった。」とルイス。「いいダーツを投げている感触だったのにダーツは違ったところへ刺さった。でもマイケルの方が一枚上手だったし勝って当然と思う。」
「こんな激烈な戦いの中でプレーオフに到達できて光栄だ。でもこれから数ヶ月も戦いに参加するし猛練習を続ける。」
世界チャンピオンのアンダーソンは3度目のリーグタイトルを狙っていたが、「本当にがっかりした。余りにもダブルミスが多すぎた。追いつきそうだったが追いつけなかった。また戻ってくる。」
「シーズンが始まった時はプレーオフに入ればいい程度に思っていたけど、ここに来ると優勝したいと思う。でも時すでに遅しで今夜はうまくなかった。」
Betwayプレミアリーグプレーオフ
5月19日(木) ロンドン、O2
<準決勝結果>
マイケル・バンガーウェン 10-4 エイドリアン・ルイス
フィル・テーラー 10-7 ギャリー・アンダーソン
<決勝結果>
マイケル・バンガーウェン 11-3 フィル・テーラー