6月12日残り173をバースト、など
オーストリアンダーツオープン二回戦、オーストリア勢敗退
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マイケル・バンガーウェンがジョニー・クレイトンと対戦、完璧な立ち上がりから素晴らしい勝利でオーストリアンダーツオープンの防衛に乗り出した。二回戦はウィーン、シュベヒャートのマルチバーサムで土曜に全て終結した。
この27歳はトーナメントで最高となる109.98のアベレージで4つの180得点でウェールズのクレイトンをホワイトウォッシュした。
このオランダ人の意思を現したように、彼はオープニングレッグで6本の完璧なダーツから10ダーツで相手先攻をブレークした。
その後、彼は試合を支配し続け第5レッグで11ダーツから簡単に勝利した。彼は9本のダブルトライで6本を決めていた。
しかし、この日はオーストリア同郷にはまさかのがっかりする日となった。
残る3人のオーストリアプレーヤーがこのイベントで全て敗退してしまったのだ。
この日のオープニング試合で2016年の世界選手権ベスト8のアラン・ノリスが元世界ユース選手権準優勝のジョン・ロドリゲスを6-1で完璧に封じ込めてしまった。
ホスト国予選からのゾラン・レークバッヒャーも次にイェル・クラーセンの素晴らしい6-0の攻勢にあい撃沈。
さらにもっとオーストリアにとっての落胆は第9シードのメンサー・スルホビックがオーストラリアのカイル・アンダーソンに苦悩の末5-6で滑り落ちたことだ。
この二人はずっとキープを続けたが、アンダーソンは途中第3レッグで10ダーツ、40%のダブル率など観客が消沈してしまう素晴らしいダーツを見せた。
フィル・テーラーはスティーブ・ウェストを相手に6-1と強いダーツで勝利、嬉しいヨーロッパツアー復帰を果たした。
デーブ・チズナルは直前の2つのヨーロッパツアーを含め6回のヨーロッパツアー準優勝を果たしているが、元オーストリアダーツオープン準優勝者、ジャーミー・ケイブンと対戦し6-2での勝利で進軍を開始した。
同様に第2シードのピーター・ライトは印象的なダーツでジャーメイン・ワッティメナを6-2で下した。一方22歳のベニト・バン・デ・パスは超美技でジョシュ・ペインを6-1で下した。第3シードのマイケル・スミスはマーク・フロストに終始押され気味だったが、ようやく6-5で勝利し三回戦へ滑り込んだ。
この日早々にロバート・ソーントン、サイモン・ウィットロック、ガーウィン・プライスなどシード選手の敗退も散見された。
ソーントンがマッチとなるダブル20をミスするとナイジェル・ヘイドンは3-5のダウンからトーナメント一番となる164のチェックアウトなどで6-5で勝利してしまった。
ウィットロックは引き続き絶好調のロン・ミューレンカンプに6-3で引き摺り下ろされてしまった。この左利きのオランダ人は初めてヨーロピアンツアーイベントでベスト16に到達した。
そしてきわめつきの瞬間として、一時スティーブ・ビートンに3-2でリードしていたプライスは残り173を177得点でバースト!その後復調せず、52歳のビートンが残り4レッグを立て続けに取り6-3の勝利としてしまった。
ベルギーのキム・ハイブレクトはBetwayワールドカップオブダーツからの好調さを維持し、若手クリス・ドービーを6-1で破壊した。
その他、ステファン・バンティングはジェームス・リチャードソンに6-3で勝利、テリー・ジェンキンスは10ダーツで火を噴きベルギーのディミトリ・バン・デン・バーグに6-4で勝利、イアン・ホワイトはサイモン・スティーブンソンに同様の6-3で勝利、プリマスでの予選通過者スティーブンソンのヨーロピアンツアー、デビュー戦に終止符を打った。
115,000ポンドのヨーロピアンツアーイベントは日曜に三回戦、準々決勝、準決勝、決勝と続き、終結する。
6月11日(土)
<二回戦結果>
午後セッション
アラン・ノリス 6-1 ジョン・ロドリゲス
ステファン・バンティング 6-3 ジェームス・リチャードソン
テリー・ジェンキンス 6-4 ディミトリ・バン・デン・バーグ
ナイジェル・ヘイドン 6-5 ロバート・ソーントン
イアン・ホワイト 6-4 サイモン・スティーブンソン
ロン・ミューレンカンプ 6-3 サイモン・ウィットロック
スティーブ・ビートン 6-3 ガーウィン・プライス
キム・ハイブレクト 6-1 クリス・ドービー
夕刻セッション
デーブ・チズナル 6-2 ジャーミー・ケイブン
イェル・クラーセン 6-0 ゾラン・レークバッハ
ピーター・ライト 6-1 ジャーメイン・ワッティメナ
マイケル・バンガーウェン 6-0 ジョニー・クレイトン
フィル・テーラー 6-1 スティーブ・ウェスト
カイル・アンダーソン 6-5 メンサー・スルホビック
ベニト・バン・デ・パス 6-1 ジョシュ・ペイン
マイケル・スミス 6-5 マーク・フロスト
6月12日(日)
午後セッション
<三回戦組合せ>
マイケル・バンガーウェン vs スティーブ・ビートン
イェル・クラーセン vs カイル・アンダーソン
キム・ハイブレクト vs フィル・テーラー
デーブ・チズナル vs ステファン・バンティング
ピーター・ライト vs アラン・ノリス
ベニト・バン・デ・パス vs テリー・ジェンキンス
イアン・ホワイト vs ナイジェル・ヘイドン
マイケル・スミス vs ロン・ミューレンカンプ
夕刻セッション
<準々決勝組合せ>
バンガーウェン/ビートン vs クラーセン/アンダーソン
ハイブレクト/テーラー vs チズナル/バンティング
ライト/ノリス vs バン・デ・パス/ジェンキンス
ホワイト/ヘイドン vs スミス/ミューレンカンプ
<準決勝>
<決勝>
全ゲーム ベストオブ11レッグ