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6月17日オークランドダーツマスターズ一回戦

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2016.06.18 Sat.

オージー、キーウィ惜しくも全滅

日本人も親近感がもてる素晴らしいニュージーランド

http://www.pdc.tv/news/articl…

ギャリー・アンダーソンとフィル・テーラーが金曜のトラストアリーナで開催されたTAB &バーガーキング提供オークランドダーツマスターズの一回戦で106を超えるアベレージで好調を示した。8人の太平洋地域からの代表はことごとく一回戦で敗退した。

世界チャンピオンのアンダーソンはニュージーランドのベニー・スミスを6-2で下し、PDCワールドシリーズイベントのオープニングでは一番のアベレージだった。

このスコットランド人は序盤の3レッグを特段の反撃もなく奪うと106、94をチェックアウトし、クリストチャーチ出身の予選通過者を難なく退けた。
スミスは今回がテレビライブへのデビュー戦であった。

「本当に嬉しい。今日のダーツにはとても興奮した」とアンダーソン。「バーニーのプレーは2,3年前見たことがあるがいいダーツができるプレーヤーだと思っている。今日は僕の出来が良すぎて彼にチャンスが回って行かなかった。」

一方、テーラーは9ダーツトライで最後の12ダブルをミスした。彼は容赦のない6-0でウェリントンのロブ・スザボを排除した。スザボは序盤2レッグで4本のダブルをミスし、16度の世界チャンピオンにチャンスを与えていた。

テーラーはアベレージ106でゲームを終え「ロブは事前に彼は神経質になっていないと僕にプレッシャーを掛けてきた。僕は序盤は神経質だったよ。」

「僕はスタートは遅かったけど徐々に良くなってきた。先週もオーストリアで12ダブルをミスしたけど、僕の出来は良くなってきており、ダブルは特に良くなったので明日が待ち遠しい。」

テーラーは土曜の準々決勝では現オークランドダーツマスターズチャンピオンのエイドリアン・ルイスと対戦する。このストークのエースも6-0のホワイトウォッシュで予選通過のスチュワート・リーチを倒している。

ルイスはオープニングレッグで132をブルフィニッシュし勝利の基調を掴んだ。「彼はスコアが凄く良かったけど僕が良すぎてしっかりしたダーツができた。勝てて嬉しい。」

「いい思い出を持ち帰ることができた。また戻って来れたのは素晴らしい。今晩はちょっと怪しかったけど一回戦も通過できた。準々決勝の準備はできている。」

世界No.1のマイケル・バンガーウェンの勝利には真剣なプレーが必要だった。彼は6個の180得点と100超えのアベレージだったが、オーストラリアの予選通過者デーモン・ヘタに6-3で何とか勝ったといえる。

このパースのプレーヤーは先月のDPAオーストラリアンシングルスチャンピオンシップで優勝しオークランド出場の切符を手に入れた。2人はオープニングの6レッグを分けたが、続く3レッグでこのオランダ人が4個の180得点から素晴らしいダーツでライバルの挑戦を退けた。

「彼のスタートは凄く良かったけど僕が良かった。」とバンガーウェン。「彼は僕を困らせいくつかいいショットを見せていた。でも結果的に僕はすべきことが出来た。」

「僕は必要な時にいいダーツをいくつか出したと思う。ゲーム終盤ではいいダーツが戻ってきて自信につながった。」

バンガーウェンは準々決勝でジェームス・ウェードと対戦する。この左利きはオークランド出身の予選通過者ケン・モイルとの対戦でいくつか素晴らしいフィニッシュを見せ6-2で勝利していた。

ウェードは100、102、96とフィニッシュし5本のダブルトライだけで5-2とリード、61歳のシートメタル工のモイルは120、64フィニッシュで応えていた。しかしこの2度のワールドグランプリチャンピオンは第8レッグで3本のダブルミスを克服しダブル5で勝利した。

「難しい試合だった。ローカルのプレーヤーはこのために1ヶ月くらい練習して来ただろうし、彼にとってとても大きな夜だったからね。」とウェード。「勝ったという感触がない。エイドリアン・ルイスとプレーした方がすっきりしそうだ。勝って嬉しいものがない。」

デーブ・チズナルはオーストラリアのクリントン・ブリッジにダウンからの反撃でようやく6-4で勝利しため息をつくことができた。ブリッジは2013年のシドニーダーツマスターズでレイモンンド・バーナベルトに勝利した経験があり、この日もこの世界No.9に4-3とリードしあわや再びと脅かした。

チズナルはしかし第8レッグで素晴らしい14ダーツでイーブンとし、次レッグも18ダブルを決めてリードすると最後は11ダーツで勝利を決め、準々決勝へ進んだ。

「一つ勝てたこれが大事。でも彼はいいプレーをしてた。」とチズナル。「時々こういうゲームがある。勝ったことが単純に嬉しい。練習では凄くよかったけどステージではそう上手くいかなかった。でも土曜はまた違うゲームだ。」

チズナルはレイモンド・バーナベルトと対戦する。彼はDPNZのNo.1でオークランド出身のコーディ・ハリスの挑戦を受け6-2で勝利していた。

この2015年オークランドダーツマスターズの準優勝者は11ダーツなどでオープニングから5レッグを独占しほぼ君臨した状態だった。ハリスも2レッグを取り地元の声援に応えたが、このオランダ人が72をフィニッシュし準々決勝へ進出した。

「僕はこの試合にしっかり照準を合わせていた。ワールドカップでのコーディは素晴らしいプレーをしていたのを見ていたからね。2013年と2014年のシドニーで予選通過者に負けたことから一杯学んだよ。」とバンガーウェン。

「一番いいプレーをしなければいけないと知ってた。それがいいパーフォーマンスになるね。」

ピーター・ライトが最後の一回戦勝者だった。彼は5レッグを連取し熟練のニュージーランド人ワレン・パリーに6-1で勝利した。

「ワレンは過去に多くの一流プレーヤーに勝っていたし、組合せは凄くきついなと思ってた。特に彼の母国だし。でもラッキーだったのは彼は本調子じゃなかったことだ。」とライト。「調整してもっといいダーツを投げるよ。」

「みんなちょっと神経質になってしまう、短い試合の一回戦で負けたくないからね。もうちょっと長いフォーマットならみんなしっかり構えてアベレージも上がるだろうね。」

TAB&バーガーキング主催、オークランドダーツマスターズは土曜に準々決勝、日曜に準決勝、決勝と行い完結する。

オークランドダーツマスターズbyTAB &バーガーキング
6月17日(金)
<一回戦結果>
ジェームス・ウェード   6-2 ケン・モイル
エイドリアン・ルイス   6-0 スチュワート・リーチ
ピーター・ライト     6-1 ワレン・パリー
レイモンド・バーナベルト 6-2 コーディ・ハリス
デーブ・チズナル     6-4 クリントン・ブリッジ
フィル・テーラー     6-0 ロブ・スザボ
マイケル・バンガーウェン 6-3 デーモン・ヘタ
ギャリー・アンダーソン  6-2 バーニー・スミス

6月18日(土)
<準々決勝組合せ>
デーブ・チズナル     vs レイモンド・バーナベルト
ギャリー・アンダーソン  vs ピーター・ライト
フィル・テーラー     vs エイドリアン・ルイス
マイケル・バンガーウェン vs ジェームス・ウェード

ベストオブ19レッグ

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