6月26日上海ダーツマスターズ一回戦
中国人プレーヤーの実力も見どころ
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マイケル・バンガーウェンが土曜の上海ダーツマスターズでポール・リムの素晴らしい反撃をかわし準々決勝へ進んだ。フィル・テーラー、エイドリアン・ルイス、ギャリー・アンダーソンも中国プレーヤーを魅了した。
世界No.1のバンガーウェンはPDCワールドシリーズオブダーツの一回戦でシンガポールのリムと対戦、オープニングから10ダーツを含む4レッグを特段の反撃もなく奪い、難なく勝ち進むと思われた。
しかし、この62歳は反撃し4-3とすると第9レッグもダブル4を決めて戦いは続いた。しかしバンガーウェンは第10レッグを奪い日曜の最終日へ進出を決めた。
「ポールは経験豊富できょうそれを見せていた。彼は素晴らしい出来だったので、僕はちょっと汗をかいた。」とバンガーウェン。「彼は頑張ったけど僕も勝利に向けてちゃんと打てた。」
「気分は上々で上海で勝てて嬉しい。もっといいゲームをするつもりだし、僕は自分の試合を信じてる。」
世界チャンピオンのギャリー・アンダーソンはワールドシリーズオブダーツのタイトルを先月のドバイ、先週のオークランドに続き、3度連続奪取を目指してキックオフした。彼は上海のユンフェイ・ジャンに6-0のホワイトウォッシュで勝利した。
このスコットランド人はほぼアベレージ94で無慈悲にも相手にダブルを1本も打たせないダーツだった。「僕はここ何週かのような好調ではなかったけどとりあえず仕事はできた。相手がどういうプレーヤーか判らないのも怖いね。」
エイドリアン・ルイスは先週オークランドで準優勝だったが、ジャンファ・シェンに1レッグも落とさずホワイトウォッシュで勝利した1人となった。彼は3つの180得点と相手に一度もダブルを打たせなかった。
6度のワールドシリーズオブダーツの優勝者、フィル・テーラーは同日一番のアベレージ、101.76でユアンジュン・リューを6-1で下した。オープニングから11ダーツで始まり、2つの92フィニッシュで3-0とリードした。
リューは3週間前のワールドカップオブダーツでもテーラーと対戦しており、第4レッグを13ダブルで奪ったが16度の世界チャンピオンはしっかりと集中して13ダーツを連続し勝利した。
「彼はタフな相手でいくつかいいダーツを投げていた。僕も神経質になってたので取りあえず勝てて嬉しい。」とテーラー。「調子はいいし明日を楽しみにしている。明日勝てたら素晴らしいな。」
オープニングの試合では、素晴らしい161フィニッシュでレイモンド・バーナベルトはリャオ・ウェンに6-2で勝利し、準々決勝でバンガーウェンと当たることとなった。
この5度の世界チャンピオンはこの試合の中25本のダブルをミスしていたが、それでもこの中国プレーヤーを余裕で退けた。この中国人は1つの180得点を取り、また1つのレッグで95を上がっている。
ピーター・ライトは香港のロイデン・ラムが9本のダブルトライで1本成功させる間にしっかりと6-1で勝利し、準々決勝でテーラーを迎え撃つ。
ライトは神経質なオープニングレッグでラムにブレークされフライトを変えた。この3度のワールドシリーズ準優勝者は飛びを取り戻し、反撃もないまま続く6レッグを奪取した。
ジェームス・ウェードも中国のヤンライ・シーに6-1と心地よく勝利した。オープニングから特段の反撃もなく5レッグを取り勝利、準々決勝ではアンダーソンと対戦する。
香港のスコット・マッケンジーはデーブ・チズナルとオープニングから4レッグを分け合ったが、この世界No.9は12ダーツ、14ダーツなどで続くレッグを連取し6-2で勝利、準々決勝ではルイスと対戦する。
PDCワールドシリーズオブダーツトーナメントは引き続きプルマンホテル、上海南で開催、日曜に準々決勝、準決勝、決勝を行い完結する。
上海ダーツマスターズ
6月25日(土)
<一回戦結果>
レイモンド・バーナベルト 6-2 リャオ・ウェン
ピーター・ライト 6-1 ロイデン・ラム
ジェームス・ウェード 6-1 ヤンライ・シー
デーブ・チズナル 6-2 スコット・マッケンジー
フィル・テーラー 6-1 ユァンジュン・リュー
エイドリアン・ルイス 6-0 ジャンファ・シェン
マイケル・バンガーウェン 6-4 ポール・リム
ギャリー・アンダーソン 6-0 ユンフェイ・ジャン
6月26日(日)
<準々決勝組合せ>
ギャリー・アンダーソン vs ジェームス・ウェード
フィル・テーラー vs ピーター・ライト
マイケル・バンガーウェン vs レイモンド・バーナベルト
エイドリアン・ルイス vs デーブ・チズナル
<準決勝組合せ>
アンダーソン/ウェード vs テーラー/ライト
バンガーウェン/バーナベルト vs ルイス/チズナル