7月16日テーラーがいい事言っている
ワールドマッチプレーきょう開幕
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2016年BetVictorワールドマッチプレーが土曜に開幕する。ブラックプールのウィンターガーデンズで栄誉ある45万ポンドの大会が始まり、現チャンピオンのマイケル・バンガーウェンは初戦でジャーミー・ケイブンと対戦する。
この世界No.1は2014年決勝でフィル・テーラーに敗れて以降、12ヶ月前にジェームス・ウェードを18-12で下しようやくワールドマッチプレーのタイトルをものにしていた。
2016年には既に11の優勝を果たしており、このオランダ人は9日あるウィンターガーデンズでの戦いの初日にケイブンを相手にタイトル防衛を開始する。スポンサーのBetVictorの試合前オッズでは11/10でほぼ勝ち、スカイスポーツでライブ放映される。
「去年ワールドマッチプレーで優勝したことは素晴らしかった。こんなに大きな大会で勝ったのは物凄く栄誉なことだった。でもまた今年は新たな試合だし、ちゃんと準備できているか確認しなきゃ。」とバンガーウェン。彼は2012年のワールドマッチプレーで9ダーツを達成している。
「ジャーミーは実際すごくいいプレーヤーで最近でも僕と接戦をした。だから厳しい試合になることも判っている。でも僕のゲームが出来れば勝てると信じている。」
「うっとり魅了されてしまうイベントでみんなが待ち望んでいる。ダーツをするには恐ろしく素晴らしいベニューだし、早く行きたい。」
土曜の初日には現ワールドグランプリチャンピオンのロバート・ソーントンが過去6回のワールドマッチプレー出場で一度も勝利していないという不名誉な記録を塗り替えるために、第8シードとして初出場のジョシュ・ペインと対戦する。
世界No.9のデーブ・チズナルはオランダのエース、ベニト・バン・デ・パスと対戦する。オープニング試合では第16シードのビンセント・バン・デ・ブートがオーストラリアのカイル・アンダーソンと対戦、カイルは2年連続のウィンターガーデンズ出場となる。
日曜はダブルセッションで一回戦が継続され、世界チャンピオンのギャリー・アンダーソンがアラン・ノリスとの対戦で挑戦を開始。ここのところのワールドシリーズ3勝という余勢をかって、PDCで2番目に古い伝統あるメジャー大会優勝を目指す。
「何だか判らないけど、今までブラックプールでいい結果が出た記憶がない。」とアンダーソン。「どんなトーナメントでも優勝すると凄く高まる。今年は日本で優勝してからワールドマッチプレー入りしておりフィーリングはいい。」
「素晴らしい組合せがいくつかあり、何が起きるか判らない。でも僕はベストショットで臨むつもりだ。多くのレベルの高いプレーヤーがおり、いくつかどんでん返しがあるだろう。」
2007年のチャンピオン、ジェームス・ウェードはここ10年で5度の決勝を経験しているが、日曜夜の第一試合でマービン・キングと対戦、「僕の大好きなトーナメントで大好きなフォーマットだ。」
「観客もベニューも素晴らしい。このイベントに出場できることすら素晴らしいことだ。試合に出場する選手は皆、試合に勝てる実力の持ち主だし、いい結果を得るにはベストでいなければならない。」
元準優勝者のエイドリアン・ルイスは第4シードだが、日曜夕刻での好取組みとしてマーク・ウェブスターと対戦する。一方、世界No.5のピーター・ライトは12ヶ月前のベスト4だったが、復活した若手、ジョー・カレンと対戦する。
日曜午後セッションでは2度の準優勝者、テリー・ジェンキンスがジャスティン・パイプとぶつかり合う。2015年のベスト8、メンサー・スルホビックとガーウィン・プライスはそれぞれステファン・バンティング、キム・ハイブレクトと対戦、イアン・ホワイトは初出場のダリル・ガーニーと対戦する。
一回戦は月曜の夕刻の4試合で完了するが、この日は15度のワールドマッチプレーチャンピオンのフィル・テーラーがマーシーサイドのロビー・グリーンと対戦する。彼は今月初旬のトーナメントでようやく出場資格を得た最後のプレーヤーだ。
テーラーは1994創設以来、ブラックプールに出場を続ける唯一のプレーヤーで、「僕の好きなトーナメントで好きなベニューだ。」
「僕はどの他のトーナメントよりワールドマッチプレーが楽しめる。リラックスでき、ちょっと行って曲がったところに自宅を買ったしあの辺りが大好きだ。」
「ウィンターガーデンズが大好きだ。集中できて一生懸命になれる。ここのダーツファンはダーツを良く知ってるし、何が起きるか正確に良く知っている。だからここでは一生懸命やろうという意欲が沸く。」
第7シードのマイケル・スミスは2度ベスト4のサイモン・ウィットロックと対戦、2010年の準優勝者、レイモンド・バーナベルトはブレンダン・ドランと対戦、オランダのエース、イェル・クラーセンは元レイクサイドチャンピオンのスティーブ・ビートンと対戦する。
二回戦は組合せ順の上位半分が火曜の試合、下位が水曜の試合となり、準々決勝は木曜と金曜に別れ、トーナメントの佳境はその週末となる。
BetVictorワールドマッチプレー
7月16日(土)
<一回戦組合せ>
ビンセント・バン・デ・ブート vs カイル・アンダーソン
ロバート・ソーントン vs ジョシュ・ペイン
マイケル・バンガーウェン vs ジャーミー・ケイブン
デーブ・チズナル vs ベニト・バン・デ・パス
7月17日(日)
<一回戦組合せ>
ステファン・バンティング vs メンサー・スルホビック
キム・ハイブレクト vs ガーウィン・プライス
テリー・ジェンキンス vs ジャスティン・パイプ
イアン・ホワイト vs ダリル・ガーニー
ジェームス・ウェード vs マービン・キング
エイドリアン・ルイス vs マーク・ウェブスター
ギャリー・アンダーソン vs アラン・ノリス
ピーター・ライト vs ジョー・カレン
7月18日(月)
<一回戦組合せ>
イェル・クラーセン vs スティーブ・ビートン
レイモンド・バーナベルト vs ブレンダン・ドラン
フィル・テーラー vs ロビー・グリーン
マイケル・スミス vs サイモン・ウィットロック
7月19日(火)
<二回戦組合せ>
ソーントン/ペイン vs チズナル/バン・デ・パス
ライト/カレン vs ホワイト/ガーニー
バンガーウェン/ケイブン vs バン・デ・ブート/K.アンダーソン
ルイス/ウェブスター vs ハイブレクト/プライス
7月20日(水)
<二回戦組合せ>
ウェード/キング vs バーナベルト/ドラン
スミス/ウィットロック vs クラーセン/ビートン
テーラー/グリーン vs バンティング/スルホビック
G.アンダーソン/ノリス vs ジェンキンス/パイプ
7月21日(木)
<準々決勝組合せ>
ライト/カレン/ホワイト/ガーニー vs ルイス/ウェブスター/ハイブレクト/プライス
バンガーウェン/ケイブン/バン・デ・ブート/K.アンダーソン vs ソーントン/ペイン/チズナル/バン・デ・パス
7月22日(金)
<準々決勝組合せ>
ウェード/キング/バーナベルト/ドラン vs テーラー/グリーン/バンティング/スルホビック
G.アンダーソン/ノリス/ジェンキンス/パイプ vs スミス/ウィットロック/クラーセン/ビートン
7月23日(土)
準決勝
7月24日(日)
決勝
フォーマット
一回戦:ベストオブ19レッグ
二回戦:ベストオブ25レッグ
準々決勝:ベストオブ31レッグ
準決勝: ベストオブ33レッグ
決勝: ベストオブ35レッグ