7月22日ワールドマッチプレー第6日、準々決勝(1/2)
ルイス対ライト激闘、ルイスはやはり天才か?
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BetVictorワールドマッチプレー
7月21日(木)
<準々決勝結果>
ピーター・ライト 14-16 エイドリアン・ルイス
マイケル・バンガーウェン 16-9 デーブ・チズナル
7月22日(金)
<準々決勝組合せ>
マービン・キング vs フィル・テーラー
ギャリー・アンダーソン vs スティーブ・ビートン
7月23日(土)
準決勝
7月24日(日)
決勝
フォーマット
一回戦:ベストオブ19レッグ
二回戦:ベストオブ25レッグ
準々決勝:ベストオブ31レッグ
準決勝: ベストオブ33レッグ
決勝: ベストオブ35レッグ
マイケル・バンガーウェンとエイドリアン・ルイスがブラックプールのウィンターガーデンズでそれぞれデーブ・チズナルとピーター・ライトに勝利し、土曜夜BetVictorワールドマッチプレーの準決勝で対決する。
現ワールドマッチプレーチャンピオンのバンガーウェンはここ4年間で3度目となるこのステージでのデーブ・チズナルとの対戦で貫禄の勝利を収め、2年連続のブラックプールでの優勝を目指して攻勢を続けた。
この世界No.1はチズナルの遅いスタートを攻め2-0、5-1、10-2とリードし、第9シードのチズナルも第13レッグで116をチェックアウトし生き残りをかける。
バンガーウェンも106をチェックアウトするがチズナルはその差を12-7、13-8と縮た。しかしこのオランダ人は130のチェックアウトで勝利まであと2レッグを残すのみとした。
チズナルはここで106をチェックアウトするがバンガーウェンは強すぎ、続く2レッグを72、76で上がりベスト4進出を決めた。
「今夜は僕のベストではなかった。でもゲームに勝つには十分だった。」とバンガーウェン。「デーブは序盤が良くなかったので僕が勝つために必要なところで必要なショットをした。」
「いいダーツは出来なかった。いくつかミスもしたけどゲームには勝ったしこれが大事。」
「気分はいいけど準決勝にはもっと集中力が必要だ。十分的を絞って彼のミスに乗じてプッシュしたい。彼はいつも僕を試しにくるからね。試合が楽しみだ。」
ルイスはこの夜の試合でピーター・ライトに激戦の末16-14で勝利した。このスコットランド人は10ダーツ、12個の180得点などなど素晴らしいダーツを見せたが、一方の2013年の準優勝者も試合中半から驚愕のダーツを見せた。
オープニングは神経質な展開だったが、ルイスが2レッグをリード、2-0、4-2、6-4と進み、ライトもレッグを引き戻し8-7、10-8と進んだ。
しかしルイスはここから5レッグで爆発14ダーツ、11ダーツ、12ダーツでゲームを動かし13-10リードとした。
ルイスは2度マッチポイントを逃しライトは15-14へ迫ったが、ストークのスターは9個目の180得点から13ダブルを決め12ダーツでようやく勝利をもぎ取った。
「あれは殴り合いだった。」とルイス。「ゆっくりスタートしたものの最後は恐ろしい戦いだった。終盤の第10レッグから第15レッグに僕は本当にいいダーツができた。あれをやらなきゃいけない。」
「試合の前半は二人とも点は取れないわフィニッシュできないわだったけど、後半は素晴らしく誰かが二人のスイッチを入れたようだった。最終レッグは最高で僕にとって最高の12ダブルだった。」
「このトーナメントの優勝が主目的なので、準決勝では全レッグとも全力で行く。そうしないと勝てない。準決勝はリラックスして楽むこともできるので期待したい。」
準決勝は金曜に残りの2試合で決着する。15度のワールドマッチプレーチャンピオン、フィル・テーラーがマービン・キングと対戦、世界チャンピオンのギャリー・アンダーソンはスティーブ・ビートンと対戦する。
準々決勝の勝利で、スポンサーのBetVictorでのバンガーウェンが日曜夕刻に10万ポンドタイトルを手にするオッズは4/5から4/7へさらに人気化した。
ルイスの準々決勝を終えてからのオッズは14/1から8/1へ人気化、アンダーソンは3/1で二番人気、テーラーは5/1、予想外のビートンとキングは66/1となっている。