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7月25日ワールドマッチプレー第9日、決勝

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2016.07.25 Mon.

必見バンガーウェン、全編アレンジから素晴らしいフィニッシュ

http://www.pdc.tv/news/articl…

BetVictorワールドマッチプレー
7月24日(日)
<決勝結果>
マイケル・バンガーウェン  18-10 フィル・テーラー

決勝:  ベストオブ35レッグ

マイケル・バンガーウェンが日曜夜のブラックプール、ウィンターガーデンズでのBetVictorワールドマッチプレー決勝で、過去15度優勝のフィル・テーラーによるチャンピオンへの返り咲きを阻止し素晴らしいダーツで18-10で勝利、タイトルを防衛した。

テーラーに2年前にウィンターガーデンズのステージで敗北して以降、バンガーウェンは2015年にジェームス・ウェードに勝利した流れを受け継ぎ12個の180得点、2/3本のダブル確率など素晴らしい出来栄えで過去15度のチャンピオンを下した。

この優勝でバンガーウェンはテーラー、ロッド・ハリントンに続く栄誉あるワールドマッチプレータイトルを防衛した3番目のプレーヤーとなった。彼はトロフィーと10万ポンド(1,400万円)の優勝賞金を手にした。これは彼の今年12個目のトーナメント優勝となった。

「このトーナメントに再び優勝できめちゃ嬉しい。」とバンガーウェン。「トーナメント全体に僕は調子が良かったし決勝も支配した。フィルとの対戦ではいつももう少しいいダーツをする必要があり、今回僕はできた。」

「フィルを倒すことはいつも快感だ。彼は伝説だし凄く尊敬しているからね。彼もそれを判ってるし、だからこそ彼を倒してこのトロフィーを得ることに意味があるんだ。」

「フィルがチャンスをくれた。彼は僕にチャンスを渡したら取れられてしまうと判ってた。僕の確信はそこだった。彼はワールドマッチプレーの決勝でへまはしないので相手は凄いプレーを要求される。僕はそれができた。」

「このタイトルはかなり楽に勝てたけど、実はどの試合も必要な時に必要なショットが出来ていたし、ミスも多かった。調子はベストだけどステージで発揮できるかが問題だ。特にこんな決勝の場ではね。」

「このタイトルを防衛できてほんと幸せものだ。この意味は凄くでかい。」

オープニングレッグではテーラーは180得点からレッグ確保、バンガーウェンは70を上がりイーブンへ、第3レッグはテーラー先攻だが、この偉大なストークがダブルを3本ミスする中、77を上がりブレークした。続くレッグも2つの180得点から11ダーツとし、オランダ人が3-1リードとした。

第5レッグはテーラーが70をブルフィニッシュし続く4レッグは分け合い5-4となる。この後バンガーウェンは93を2本でチェックアウト、65、110、20ダブル、63、76をそれぞれ上がり6レッグで爆発、あっという間に11-4となった。

テーラーもバンガーウェンのミスに襲い掛かり、次の3レッグの2レッグを奪い、また11ダーツ、12ダーツで13-8と引き戻したが、このオランダ人も180得点+177得点から13ダーツで第22レッグを、112チェックアウトで第23レッグを奪い返し、テーラーの反撃を食い止めた。

第24レッグではテーラーは130をチェックアウトし第25レッグも12ダーツで15-10で生き残りを図ったが、スムーズな18ダブル、8ダブルがバンガーウェンを勝利に向わせ、最後は16ダブルで優勝を完結した。

ワールドマッチプレー決勝での敗北はテーラーにとって初めてで、このストークの伝説は、「完全にへたばった。どうしてか判らないが全く十分でなかった。完全崩壊だ。」

「彼に殺された。彼にいじめられた。ダーツが変った。こんな偉大な奴と対戦できてラッキーだけだ。僕の知ってる限りこんな偉大な奴はいない。」

「こいつは以前の僕のように君臨する奴だ。彼は僕達ができない事を今何でも正しくやってしまう。僕もこれから大きく変える。明日から変える。」

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