フィルテーラー、オーストラリアで完全無欠の挑戦続く
TABtouchパースダーツマスターズ組合せ
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フィル・テーラーが木曜のザ・PCECでオーストラリアの射手、コーリー・カドビーを相手に3年連続のTABtouchパースダーツマスターズ優勝への挑戦を開始する。一方ホスト国のヒーロー、カイル・アンダーソンはマイケル・バンガーウェンとの再試合となる。
伝説の16度の世界チャンピオン、テーラーはPDCワールドシリーズオブダーツが設立された2014年以来、パースダーツマスターズの舞台では負けなしを続けている。
この56歳はオーストラリアでの勝利街道を続けており先週もザ・スターでのシドニーダーツマスターズでも4連勝目をあげたところだ。このイベントの一回戦でテーラーはカドビーに6-3で勝利していた。
この21歳のタスマニア出身のエースは今年、国内DPAオーストラリアングランプリサーキットでの7つのイベントに優勝しており、この木曜のザ・PCECで角を突き合わせ、リベンジを望んでいたところだった。
他にも先週のシドニーの再試合となるのがバンガーウェンで、彼は残念ながら決勝でテーラーに敗北を喫していたが、オーストラリアのエースカイル・アンダーソンとの対戦だ。アンダーソンは準々決勝でのバンガーウェンとの試合で、160チェックアウトを2つ叩き出し、第10レッグまではイーブンに持ち込んでいた。その試合後半にオランダ人に蹴散らされてしまった。
世界チャンピオンのギャリー・アンダーソンは2016年既にドバイ、オークランド、東京で優勝しているが、パースでは2年続けて予選通過者のキム・ルイスとの対戦となった。昨年このモラワ出身の54歳はホワイトウォッシュで敗北していた。
第4シードのエイドリアン・ルイスはパース出身のデービッド・プラットと対戦、第5シードのジェームス・ウェードは風邪をおしてニュージーランドのロブ・スザボと対戦する。スザボは2度ワールドチャンピオンシップに出場している。
シドニーダーツマスターズベスト4のデーブ・チズナルとピーター・ライトはそれぞれニュージーランド生まれパース在住で2016年のワールドチャンピオンシップ出場のコーハ・コーキリと、同じくパース在住で2015年パースダーツマスターズにも出場したアダム・ローと対戦する。
5度の世界チャンピオン、レイモンド・バーナベルトはPDC賞金ランキング20位で活躍するオーストラリア人、サイモン・ウィットロックと対戦する。この2人は先週シドニーでの一回戦負けから這い出そうとしている。
TABtouchパースダーツマスターズは金曜にザ・PCECで準々決勝が、土曜に準決勝、決勝が行われ決着する。トーナメントはFOXスポーツでライブ放映される。
8月25日(木)
<一回戦組合せ>
ジェームス・ウェード vs ロブ・スザボ
デーブ・チズナル vs コーハ・コーキリ
ピーター・ライト vs アダム・ロー
エイドリアン・ルイス vs デービッド・プラット
フィル・テーラー vs コーリー・カドビー
ギャリー・アンダーソン vs キム・ルイス
マイケル・バンガーウェン vs カイル・アンダーソン
レイモンド・バーナベルト vs サイモン・ウィットロック
ベストオブ11レッグ
8月26日(金)
<準々決勝>
ベストオブ19レッグ
8月27日(土)
<準決勝、決勝>
ベストオブ21レッグ