MVG、今年14個目のトーナメント優勝!
TABtouchパースダーツマスターズ最終日
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TABtouchパースダーツマスターズ
8月27日(土)
デーブ・チズナル 11-8 レイモンド・バーナベルト
マイケル・バンガーウェン 11-5 ピーター・ライト
ベストオブ21レッグ
<決勝結果>
マイケル・バンガーウェン 11-4 デーブ・チズナル
ベストオブ21レッグ
マイケル・バンガーウェンが土曜、ザ・PCECで行われたTABtouchパースダーツマスターズ決勝でデーブ・チズナルを11-4で支配し、結局オーストラリア本土での優勝を味わった。
バンガーウェンはPDCワールドシリーズオブダーツが3年前に開設されて以来、以前は2度のシドニーダーツマスターズ決勝と2014年のパースダーツマスターズ決勝で敗れていたが、チズナルのテレビ放映での初優勝も阻止して今回ようやく優勝を果した。
チズナルは金曜の世界チャンピオン、ギャリー・アンダーソンとの準々決勝を10-7で勝った素晴らしいダーツの余勢をかって、パースでの準決勝でもレイモンド・バーナベルトをほれぼれするディスプレーで下した。
しかし、彼はまたもやバンガーウェンに彼の夢を断たれた。この世界No.1は先週シドニーでフィル・テーラーに敗北を喫し大反撃に転じてきたのだ。彼はチズナルとの対戦では9回連続勝利し、2016年では14個目のトーナメント優勝となった。
このオランダ人はこの日の準決勝でピーター・ライトに対し序盤で5レッグを連取し優勢を保ち一度もリードされることなく11-5で一掃、決勝でのチズナルに対しても4-1とリードしてから優勝へまっしぐらだった。
チズナルも5-3と取り戻すと、このオランダ人は11ダーツを含め3レッグを連取、優勝を目前とすると相手のイギリス人の反撃もあったもののそれ以上が続かずバンガーウェンが最後を決めた。
「これはワールドシリーズで僕の初めてのオーストラリアでの優勝で、素晴らしい勝利だ。」とバンガーウェン。「デーブは凄くいいプレーヤーで、ベストゲームをしなければ勝てない相手だ。僕は彼との優位な対戦成績があり自信をもって臨むことができた。」
「難しい試合で、僕も本調子じゃなかったけど、このトロフィーに勝つためにうまく試合を運んだと思う。達成できてとても嬉しい。」
「今夜はピーター・ライトとの試合はいい試合ができた。僕は彼に一度もチャンスを与えなかったし、デーブには必要な時に必要なショットを出せた。トーナメントでの優勝にはこうでなければならない。」
チズナルはワールドシリーズサーキットでの5回の出場で初めて準決勝まで残った。彼はバーナベルトとの対戦で8個の180得点とほぼ105のアベレージを達成した。
しかし、彼は今年ライブ放映でのバンガーウェンとの決勝対戦で2度目の敗北だ。前は1月のUnibetマスターズでも敗北している、「マイケルはどうして世界No.1なのかを見せた。彼は偉大なプレーヤーだ。」
「僕はマイケルとは幾度も対戦しており、彼はやるべきことを達成している。今夜はベストではなさそうだったけどそれでも優勝した。彼は必要な時に必要なショットのできるプレーヤーだ。」
「僕は全力を出したけどそれでも十分ではなかった。僕はいつもやるようにこれからも一生懸命練習する。素晴らしい週末を過ごせたし嬉しい。今週の成果から一杯自信がついた。」
バーナベルトは2016年のワールドシリーズサーキットで2度目の準決勝敗退となった。彼は今週末のパースではサイモン・ウィットロックとエイドリアン・ルイスに勝った。
一方、ライトはバンガーウェンとの準決勝で敗北するのは2度目となり悔いの残したが、金曜の準々決勝でのコーリー・カドビー戦では今までで一番の好内容の試合だった。だからこそオランダ人との対戦でダブルミスを演じたことが悔やまれる。
バンガーウェンの優勝は彼が11月のLadbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルでNo.1シードとなり、ワールドシリーズランキングでアンダーソンを越えた。
Ladbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルは11月5日、6日にグラスゴーのブレアヘッドを会場として開催される。