9月9日ヨーロピアンダーツトロフィー第1日
今週はMVG、ウェードが参戦
http://www.pdc.tv/news/articl…
HappyBetヨーロピアンダーツトロフィー
9月9日(金)
<一回戦結果>
ゾラン・レークバッハ 6-2 ジョー・マーナン
ビンセント・カンフュイス 6-5 ロニー・ハイブレクト
マーティン・シンドラー 6-3 ヤノス・ベグゾ
ジョシュ・ペイン 6-4 クリスト・レイズ
アンディ・スミス 6-1 ロビー・グリーン
キーガン・ブラウン 6-1 ジャスティン・ウェーバーズ
ディミトリ・バン・デン・バーグ 6-3 マービン・キング
ジャスティン・パイプ 6-1 リッチー・エドハウス
ジャーメイン・ワッティメナ 6-4 サイモン・スティーブンソン
リッキー・エバンス 6-1 イアン・アータット
アンディ・ジェンキンス 6-3 スティーブ・ウェスト
カイル・アンダーソン 6-0 ダレン・ウェブスター
ジャーミー・ケイブン 6-5 ケビン・マンチ
デボン・ピーターセン 6-5 マシュー・デナント
ビンセント・バン・デ・ブート 6-1 マックス・ホップ
ジョー・カレン 6-5 ジャーミー・ルイス
9月10日(土)
<二回戦組合せ>
ロバート・ソーントン vs マーティン・シンドラー
テリー・ジェンキンス vs ゾラン・レークバッハ
ガーウィン・プライス vs ジャーメイン・ワッティメナ
メンサー・スルホビック vs ビンセント・カンフュイス
ジェームス・ウェード vs ジャスティン・パイプ
アラン・ノリス vs アンディ・ジェンキンス
マイケル・スミス vs ディミトリ・バン・デン・バーグ
イアン・ホワイト vs デボン・ピーターセン
ステファン・バンティング vs ジョー・カレン
キム・ハイブレクト vs カイル・アンダーソン
デーブ・チズナル vs ジャーミー・ケイブン
ピーター・ライト vs アンディ・スミス
イェル・クラーセン vs ビンセント・バン・デ・ブート
マイケル・バンガーウェン vs キーガン・ブラウン
ベニト・バン・デ・パス vs ジョシュ・ペイン
サイモン・ウィットロック vs リッキー・エバンス
カイル・アンダーソンがミュールハイムのRWEアリーナで開催されたHappyBetヨーロピアンダーツトロフィーの一回戦でダレン・ウェブスターに目の醒めるダーツを見せホワイトウォッシュで勝利した。
このオーストラリア人は勝利に至る過程で54%のダブル成功率をみせ、ワールドシリーズオブダーツからのきらめく好調さを持続している。
オープニングレッグで手堅く16ダーツで上がると、この28歳はどんどん調子も尻上がりとなり15ダーツ、14ダーツを重ね4-0リードとした。
ウェブスターは巻き戻しを狙ったが全ゲームを通じ2本しかダブルトライが許されなかった。一方、アンダーソンは残る2レッグを瞬時に取り6-0の勝利としてしまった。
この日3試合が最終レッグまでもつれ込んだ。最後のゲームではジョー・カレンがジャーミー・ルイスとの接戦を征した。これは今日一番の試合と言える。
「ロックスター」のニックネームのカレンは5-2リードから容易に二回戦進出と思えた。しかし娘の誕生日を迎えたルイスは凄い反撃を開始し5-5とイーブンに戻してしまう。
カレンはしかし集中して85をチェックアウトし勝利をもぎ取って二回戦進出を決めた。
ジャーミー・ケイブンは同じ接戦の末ドイツ人のケビン・マンチを下し、ドイツの観客をがっかりさせた。オープニングから8レッグを分け合うとケイブンは絶好のタイミングで相手先攻をブレークし5-4とリードした。
マンチはしかしここで堂々と100をチェックアウトし5-5のイーブンに戻した。しかし最終レッグでマッチとなるダーツを外すとケイブンが95を上がり勝利した。
デボン・ピーターセンも素晴らしい反撃からマシュー・デナントを6-5で破った。
5-3とリードした後、デナントは勝利がちらつきこの南アフリカ人を試合からはじき出すものと思われた。しかしピーターセンは素晴らしい反撃で3レッグを連取し勝利をものにした。
アンディ・ジェンキンスも今年一番と思われる素晴らしいダーツを繰り出し、スティーブ・ウェストを6-3で退けた。この45歳は107チェックアウトを2つも出し、ダブルは11本のうち6本を決めて二回戦へ進出した。
夕刻セッションのオープニング試合では、ジャーメイン・ワッティメナが素晴らしいタイミングでブレークしサイモン・スティーブンソンを下した。両者はオープニングから8レッグを分け合ったがワッティメナが素晴らしいタイミングでブレークし自身のレッグを維持して6-4で勝利した。
その他ではビンセント・バン・デ・ブートがホスト国応援のマックス・ホップを6-1で粉砕し、リッキー・エバンスがホップのワールドカップでのパートナー、イアン・アータットを同じスコアで退けた。
この日早々、アンディ・スミスが素晴らしいダーツでロビー・グリーンを6-1で下し、ヨーロピアンツアー復帰を飾った。この49歳は一年以上前にもツアーで戦ったが久しぶりの参戦で素晴らしい98.66アベレージという一回戦最高のアベレージとなった。
オープニングレッグでスミスは狭い85をチェックアウトし進撃のランプが点灯した。グリーンは1レッグを戻し、いい得点力も見せたもののスミスに追いつけず終始アドバンテージを取られ続けた。
第4レッグはスミスが12ダーツでブレークしアドバンテージを取ると第5レッグも14ダーツで自身先攻をキープした。
グリーンはダブルで苦悩を見せた一方(14.29%)、「パイマン」は素晴らしい(54.55%)で第6レッグでも20ダブルを決め二回戦進出がちらついた。最後に自身先攻をキープして勝利をものにした。
ゾラン・レークバッハはオープニングゲームでジョー・マーナンを6-2で下した。
オープニングの4レッグを分け合うとレークバッハは第6レッグをブレークし2レッグリードとした。
そこからこのオーストリア人を止めることができず、残る2レッグもさらっと平らげると彼は二回戦へ進出した。
午後のゲームではヨーロピアンツアー参戦2度目となるビンセント・カンフュイスがベルギーのロニー・ハイブレクトを下した。
この巨大なオランダ人はトーナメントトップとなる156チェックアウトでハイブレクトを6-5で下した。
若手ジョシュ・ペインは素晴らしい反撃でクリスト・レイズを下し二回戦進出を果した。
彼は4-2ダウンから相手方の不幸なダーツの落下を受け、ペインは4レッグを連取二回戦へなだれ込んだ。
ハンガリー人のヤノス・ベグゾには不幸なデビュー戦となった。彼はホスト国応援のマーティン・シンドラーに6-3で敗退した。
若手のドイツ人は2-0のダウンからリズムを取り戻し4-2リードとした。
ベグゾはようやく49チェックアウトで反撃し4-3としたが、ダブルミスから相手の20歳、シュリンダーが残りレッグを取り初めてのヨーロピアンツアー勝利を飾った。
44歳のジャスティン・パイプはようこそお帰りとなった。ここまでの3つのヨーロピアンツアーで一回戦負けだったものの、彼は早々とリッチー・エドハウスを6-1で下し二回戦進出を決めた。
その他ではキーガン・ブラウンが二回戦進出を果し次に世界No.1のマイケル・バンガーウェンとの対戦となる。彼はホスト国予選通過のジャスティン・ウェーバーに6-1で勝利した。