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9月10日クラーセンがAve111、ハイブレクト106、ライト101

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2016.09.11 Sun.

ヨーロピアンダーツトロフィー第2日

http://www.pdc.tv/news/articl…

HappyBetヨーロピアンダーツトロフィー
9月10日(土)
<二回戦結果>
ロバート・ソーントン     6-5  マーティン・シンドラー
テリー・ジェンキンス     6-5  ゾラン・レークバッハ
ガーウィン・プライス     6-2  ジャーメイン・ワッティメナ
メンサー・スルホビック   6-0  ビンセント・カンフュイス
ジェームス・ウェード     6-5  ジャスティン・パイプ
アンディ・ジェンキンス    6-5  アラン・ノリス
マイケル・スミス       6-0  ディミトリ・バン・デン・バーグ
イアン・ホワイト       6-5 デボン・ピーターセン

ジョー・カレン         6-4  ステファン・バンティング
キム・ハイブレクト      6-0 カイル・アンダーソン
デーブ・チズナル      6-5  ジャーミー・ケイブン
ピーター・ライト       6-0  アンディ・スミス
イェル・クラーセン      6-1  ビンセント・バン・デ・ブート
マイケル・バンガーウェン  6-2  キーガン・ブラウン
ベニト・バン・デ・パス    6-1 ジョシュ・ペイン
サイモン・ウィットロック   6-5  リッキー・エバンス

9月11日(日)
<三回戦組合せ>
TBC (To Be Confirmed)

イェル・クラーセンがドイツ、ミュールハイムのRWEアリーナで開催されたHappyBetヨーロピアンダーツトロフィー二回戦で一番のパーフォーマンスを見せた。

このオランダ人は驚くべき111のアベレージで同胞のビンセント・バン・デ・ブートを素晴らしい6-1のスコアで吹き飛ばした。

オープニング2レッグで彼の好きな18ダブルを決めるとバン・デ・ブートも素晴らしい101チェックアウトを見せた。

この40歳はそこまでで、クラーセンの容赦ない高スコアリングが続き、残る4レッグをあっさり平らげ、たった10分19秒で衝撃的勝利を納めた。

この夕刻一番のゲームは最後にやってきた。サイモン・ウィットロックはリッキー・エバンスの根性ある大反撃をかわし三回戦へ進んだ。

ウィットロックは4-1リードとし、容易にトーナメント最終日へ進むものと思われた。しかしエバンスは恐ろしいほどの100超えのフィニッシュを並べ、力強い大反撃を見せた。

この26歳は126チェックアウトでギャップを4-2とするが、ウィットロックも78を上がり5-2とし、勝利まであと一歩とした。

エバンスはここで74、110と素晴らしい130のブルフィニッシュの連続を見せ5-5のイーブンに戻してしまい最終レッグにもつれこんだ。この若手はしかしマッチとなる20ダブルを外しウィットロックは25をチェックアウトして勝利した。

キム・ハイブレクトは強烈なダーツでカイル・アンダーソンをホワイトウォッシュした。

調子の上がっているベルギー人は先週インターナショナルダーツオープンで決勝まで行っていたが、今回も火を噴き106アベレージ、ダブル率も6/10と絶好調でアンダーソンを軽くあしらった。

そのすぐ後にもピーター・ライトはアンディ・スミスを同じくホワイトウォッシュで下し、アベレージも101超えで相手方に1度もダブルを打たせなかった。

マイケル・バンガーウェンは12回のヨーロピアンツアーイベントにその名を刻んできたが、元世界ユースチャンピオンのキーガン・ブラウンを難なく退け、スタートを切った。

先週の足首の故障から戻り、この27歳は順調に3-0とリード、キーガン・ブラウンも2連続で戻し足元を固めた。しかしバンガーウェンはすかさずブレークバックし再びアドバンテージを取ると6-2勝利へまっしぐらとなった。

ジョー・カレンは素晴らしいダーツを維持し、元レイクサイドチャンピオンのステファン・バンティングに6-4で勝利した。オープニングレッグこそ失ったが、カレンは攻勢を掛け130チェックアウトなどで4-1とリードした。

バンティングもその差を縮めたがカレンはアドバンテージを離さず三回戦進出へ突き進んだ。

その他では、デーブ・チズナルがいい反撃でジャーミー・ケイブンを6-5で破った。両者は信じられない合計12個の180得点をみせた。ケイブンが火を噴き8個を叩き出したが彼はダブルが入らず敗因となった。

5-3とリードし、ケイブンはマッチとなるダブルを外すとチズナルはリズムを取り戻しダービーのスターに爪をかけて引き摺り下ろし次のラウンドへと進んだ。

ベニト・バン・デ・パスもグレートなダーツを見せ、ジョシュ・ペインを6-1と簡単に下して最終日へ進出した。

この日早々にマイケル・スミスはタイトル防衛に向けて完璧なスタートを切り、ディミトリ・バン・デン・バーグをホワイトウォッシュした。

第2レッグで相手先攻をブレークし、スミスは14ダーツ、12ダーツでリードを4-0とした。

この25歳はダブルで真価を発揮した。ヒット率は54.55%でおよそ11分で6-0での勝利を飾った。

午後セッションでは8試合のうち5試合が最終レッグにもつれ込んでいた。接戦の末、シード選手としてはアラン・ノリスがアンディ・ジェンキンスに破れトーナメントから退出した。

ジェンキンスは信じられないほど積極的で2-0とリード、ノリスも連続で3レッグを奪取するがジェンキンスが3-3のイーブンに戻す。

3度のメジャー大会ベスト4経験者のジェンキンスはさらにブレークを重ねリードするとノリスも2レッグを取り逆に5-4としマッチレッグの先攻となった。

45歳のジェンキンスは14ダーツで取り再び5-5のイーブンとし、最終レッグでノリスがマッチとなるダブルを外したのに対しジェンキンスが仕留めて三回戦へ進出した。

メンサー・スルホビックは先週リエサでのインターナショナルダーツオープン優勝を含めて6試合不敗となった。彼はビンセント・カンフュイスに6-0のホワイトウォッシュで勝利した。

オープニングレッグでの96チェックアウトが流れを作り、カンフュイスがリズムに苦しむ一方、スルホビックはコンスタントさを維持、ダブル率は46%と高いまま勝利になだれ込んだ。

本当に奇妙な事態となった試合は、デボン・ピーターセンはイアン・ホワイトとの対戦でマッチとなるダブルを大きく錯覚した。残り32となった場面で、この南アフリカ人は16残りと勘違いし、8ダブルをインサイド、シングル4から2ダブルを成功し、彼は5-3からの大反撃で勝利したと喜んだ。

オーチの廻りでは混乱が起こり、ホワイトが1ダブルを決めて6-5で勝利してしまった。

その他、テリー・ジェンキンスがオーストリアのゾラン・レークバッハを6-5で破り、ロバート・ソーントンが最後に残ったドイツ人プレーヤーのマーティン・シンドラーを同じ6-5で破り帰宅させた。

ジャステイン・パイプの確実なダブル率(55.56%)にもかかわらず、彼はチャンスを生かせず、最終レッグまでもつれ込んだものの7度のメジャー大会優勝のジェームス・ウェードに勝ちを譲ってしまった。

ガーウィン・プライスはジャーメイン・ワッティメナに6-2で勝利し三回戦進出を果した。5-0とリードしホワイトウォッシュを目前としたものの、このオランダ人はいっとき2レッグを連取し敗着を免れた。しかしプライスは2本で86をチェックアウトし三回戦進出を果した。

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