チャンピオンズリーグオブダーツ最終日
創設メジャーに相応しく、テーラーが優勝
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Unibetチャンピオンズリーグオブダーツ
9月25日(日)
<グループ試合(最終)結果>
グループB ジェームス・ウェード 10-5 マイケル・スミス
グループB ギャリー・アンダーソン 10-5 エイドリアン・ルイス
グループA フィル・テーラー 10-2 ロバート・ソーントン
グループA マイケル・バンガーウェン 10-5 ピーター・ライト
<準決勝結果>
フィル・テーラー 11-3 ジェームス・ウェード
ギャリー・アンダーソン 5-11 マイケル・バンガーウェン
<決勝結果>
フィル・テーラー 11-5 マイケル・バンガーウェン
フィル・テーラーが日曜にカーディフのモーターポイントアリーナで行われた第一回Unibetチャンピオンズリーグオブダーツの決勝でマイケル・バンガーウェンに素晴らしい11-5のスコアで勝利し栄冠を勝ち取った。
ストークの伝説、この56歳は現在の世界No.1に勝利、悠々とウェールズの週末を堪能し、PDCで初めてのBBC放映イベントで10万ポンドの優勝賞金を手に入れた。
テーラーは土曜にこのイベントのグループステージでこのオランダ人を下しており、その後二人はそれぞれジェームス・ウェードとギャリー・アンダーソンを準決勝で打ち負かして決勝で対戦、16度の世界チャンピオンは再び決勝でも素晴らしいダーツを見せ付けた。
テーラーは強烈なスタートを見せ序盤で4-1とリード、ダブルを2本ミスした時にオランダ人も11ダーツ、110フィニッシュで6-3と反撃を見せた。
テーラーはしかし第10レッグで7本のパーフェクトなダーツであわや9ダーツと楽しませたが結局11ダーツで7-3とリード、第12レッグもバンガーウェンのミスにリードを6レッグに拡げた。
バンガーウェンはここから20ダブルを仕留め70をチェックアウトし食い下がった。しかし第15レッグは決定的な場面となり、この27歳が180得点、171得点と続けるも、テーラーはインブルで81を上がり、さらに最終レッグでは114をチェックアウトし優勝となった。
「素晴らしい」とテーラー。「これは天にも昇る気持ちだ。決勝へ進出するだけでも大変なのに、世界のトップ8プレーヤーだ厳しかった。」
「決勝は体力がもつかちょっと心配だった。必要な時にパワーが入り、必要なショットができてマイケルにプレッシャーを与えることが出来た。」
「マイケルは凄いよ。簡単に3つか4つのトーナメントで優勝するし、決勝でもそれが出てたらね。」 「カーディフの観客には大変感謝している。彼等は素晴らしかった。」
バンガーウェンは準優勝賞金5万ポンドを手に入れたが、ここ2,3週間で4つのトーナメントに優勝しており、「たぶん燃料切れだったと思う。もっといいダーツが投げれる筈だけどね。」
「今週はフィルが全部勝ち、彼の方がいいプレーヤーだった。毎回勝つことは無理だけど、次のトーナメントではもっといい仕事が出来ると期待している。」
「感触は良かったけど、このトーナメントでは自滅してしまった。ちょっと自分にがっかりしてる。休憩が必要かもしれない。」
世界チャンピオンのギャリー・アンダーソンはマイケル・スミス、エイドリアン・ルイス、ジェームス・ウェードとのグループBのトップとなったが、準決勝でバンガーウェンが4-2ダウンから立ち直り、力で11-5と押し切られてしまった。
ウェードもグループBの二位で抜けたが準決勝でテーラーにあっさり11-3で敗れた。三位入賞者は25,000ポンドの賞金を受け取った。