ユニークなPDCメジャーがいよいよ今日スタート
ワールドグランプリ プレビュー
http://www.pdc.tv/news/articl…
日曜夜にダブリンのシティウェストホテルにて４００，０００ポンドの掛かったダブルスタートのUnibetワールドグランプリが始まり、ロバート･ソーントンはタイトル防衛を開始する。
スコットランドのエース、ソーントンは１２ヶ月前の決勝で世界No.１のマイケル・バンガーウェンを激戦の末５－４で下した。
この世界No.７は１００，０００ポンドのタイトル防衛を目指してステファン・バンティングとの対戦を皮切りにスタートする。この３２プレーヤーによるイベントは日曜から始まりスカイスポーツでライブ放映される。
２年前、９ダーツが達成されたが、これはスタートとフィニッシュをダブルに入れなければならないという点からより一層記念すべきものとなった。ソーントンはシティウェストでの思い出が忘れられず、バンティングとの対戦を楽しみにしている。
「昨年の優勝は全てを物語った。僕にとって本当に素晴らしいトーナメントだ。僕の強みはダブルトップだからね。」と付け加える。
「僕は昨年ここで優勝してから余りいい成績を残せていないけど、ダブリンでは別人のように戻ると確信している。ここは居心地がとてもいいからね。」
「僕が調子いい日は誰とでもいい試合ができるし、僕にとっていい展開ができると静かな自信がある。」
日曜のオープニングセッションでは世界チャンピオンのギャリー・アンダーソンがジャーミー・ケイブンと対戦、世界No.３のエイドリアン・ルイスがイェル・クラーセンと、２度のワールゴグランプリチャンピオン、ジェームス・ウェードが２００７年決勝の再現となるテリー・ジェンキンスとの対戦がある。
その他２人の元決勝進出者、マービン・キングとレイモンド・バーナベルトが対戦、一方ガーウィン・プライスはベニト・バン・デ・パスと、イアン・ホワイトはキム・ハイブレクトと、オーストラリアのカイル・アンダーソンは初参加のクリスト・レイズと対戦する。
月曜は一回戦の最後となり残り８試合が行われる。中には１１度のワールドグランプリ優勝を誇るフィル・テーラーがダブリン初出場のスティーブ・ウェストと対戦する。
テーラーは先週カーディフでのチャンピオンズリーグオブダーツで優勝しており、「このトーナメントが楽しみだった。先週来自信が高まっており、いい準備ができている。」
世界No.１のバンガーウェンは、スポンサーのUnibetでは一番人気だが、月曜に３回目のワールドグランプリタイトルを目指してスティーブ・ビートンと対戦する。
「このタイトルを保有していなのが嫌だ。奪回したい。」とこのオランダ人。「僕にとって特別なタイトルでPDCで初めて優勝したのもここだった。」
「ロバート・ソーントンは去年僕より良かったけど、僕も良くなることを待ってた。今僕は調子がいいし、優勝しか考えていない。優勝だけが目標でそれ以外はただがっかりするだけだ。」
世界No.５のピーター・ライトは北アイルランドのブレンダン・ドランと対戦する。彼は２０１１年の準優勝者で、この水曜にパートナーのテレサと結婚式を挙げたばかりでテンションも高い。
「今人生の全ての興奮の中にいるので、プレッシャーを感じない状況だ。だからリラックスして試合ができる。」とドラン。
「ここ１～２ヶ月、ダーツは二の次で結婚式のことばかりだった。でもどんなイベントでも僕のベストショットを出してきたしこれからもそうして行く。」
２０１３年の準優勝者、デーブ・チズナルは月曜の初戦で初出場のロビー・グリーンと対戦する。オーストリアのメンサー・スルホビックは昨年のベスト４だったが北アイルランドのダリル・ガーニーと対戦、ジョー・カレンはサイモンン・ウィットロックと、マイケル・スミスはアラン・ノリスと対戦する。
２０１６Unibetワールドグランプリ （カッコ内はランキング）
１０月２日（日）
＜一回戦組合せ＞
カイル・アンダーソン（３０） ｖｓ クリスト・レイズ（３７）
イアン・ホワイト（１１） ｖｓ キム・ハイブレクト（１３）
ジェームス・ウェード（６） ｖｓ テリー・ジェンキンス（１６）
ガーウィン・プライス（２２） ｖｓ ベニト・バン・デ・パス（１７）
エイドリアン・ルイス（３） ｖｓ イェル・クラーセン（１０）
ロバート・ソーントン（７） ｖｓ ステファン・バンティング（１５）
ギャリー・アンダーソン（２） ｖｓ ジャーミー・ケイブン（２６）
マービン・キング（１９） ｖｓ レイモンド・バーナベルト（１２）
１０月３日（月）
＜一回戦組合せ＞
デーブ・チズナル（９） ｖｓ ロビー・グリーン（４８）
ミック・マクゴーワン（９６） ｖｓ ジェームス・ウィルソン（５０）
メンサー・スルホビック（１４） ｖｓ ダリル・ガーニー（２８）
マイケル・スミス（８） ｖｓ アラン・ノリス（２７）
ジョー・カレン（３３） ｖｓ サイモン・ウィットロック（２０）
フィル・テーラー（４） ｖｓ スティーブ・ウェスト（６１）
マイケル・バンガーウェン（１） ｖｓ スティーブ・ビートン（２５）
ピーター・ライト（５） ｖｓ ブレンダン・ドラン（２１）
１０月４日（火）
＜二回戦組合せ＞
ウェード/ジェンキンス ｖｓ プライス/バン・デ・パス
ソーントン/バンティング ｖｓ ホワイト/ハイブレクト
Gアンダーソン/ケイブン ｖｓ Kアンダーソン/レイズ
ルイス/クラーセン ｖｓ キング/バーナベルト
１０月５日（水）
＜二回戦組合せ＞
スミス/ノリス ｖｓ カレン/ウィットロック
ライト/ドラン ｖｓ チズナル/グリーン
テーラー/ウェスト ｖｓ スルホビック/ガーニー
バンガーウェン/ビートン ｖｓ マクゴーワン/ウィルソン
１０月６日（木）
準々決勝
１０月７日（金）
準決勝
１０月８日（土）
決勝
フォーマット
一回戦＝ベストオブ３セット
二回戦＝ベストオブ５セット
準々決勝＝ベストオブ５セット
準決勝＝ベストオブ７セット
決勝＝ベストオブ９セット
一セット＝ベストオブ５レッグ
ビギンダブル、エンドダブル
